子ブタのカフェにどっぷりハマっている

 

 

いつも、どんな時でも思っていることがある。

 

 

 

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大量の子ブタにまみれたい、と。

 

 

 

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いつだって心が子ブタを求めている。

 

 

 

子ブタと触れ合えるカフェにどっぷりとハマっている。

今はあまり行けてないので、写真を振り返りながら子ブタカフェの思い出に浸りたいと思う。

 

※こちらのカフェにいるのはマイクロブタという種類のブタで大人に近いブタさんもいますが、もう全員ちいさくて愛くるしいので「子ブタ」と総称させていただきます

 

 

 

 

原宿店と目黒店

 

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私の行きつけのmipig cafe(マイピッグカフェ)は東京都内だと原宿と目黒にある。

それぞれ店舗によって部屋の構造や特徴が異なる。

 

 

 

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原宿店は広場のようなスペースに大量の子ブタが放たれている。とにかく賑やかだ。子ブタの部屋に人間がおじゃましているという感じ。

原宿店は追加料金を払うと半個室で子ブタと過ごせるらしい。

 

 

 

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目黒店は2階のリビングか4階の屋根裏で数匹の子ブタと過ごせる。人間の家に子ブタが遊びにきてる感じ。部屋がコンパクトな分、同室のお客さんも2~4組と少人数だ。個人的にはゆっくり過ごせる目黒店のほうが好き。

 

 

 

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目黒店は1階の受付にウェルカムぶたさんがいるので、お店に入った瞬間から子ブタに会えるのも良い。手洗いや入店説明が済んだあとならお触りしても大丈夫だ。

写真は自分の小屋を大破する子ブタ。

 

 

 

 

おやつタイムが楽しい 

 

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目黒店で特に楽しかったのが15時頃のおやつタイム。

子ブタにモテるならおやつが有料だって全然いとわない。
 

 

 

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おやつへの食いつきがシャッタースピードを抜いた瞬間

 

 

 

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嵐のようにやって来て(おやつが手の平にないと分かると)嵐のように去っていく子ブタたち。撫でる隙が一切ない。でもかなり楽しい。なかなか力強い足踏みを太ももにお見舞いされるが、こんな幸せなことってないよ。

 

 

 

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しばらくしておやつタイムとは別にごはんタイムが始まった。

ひとテーブルに子ブタが1匹配置されるので、じっくり様子を見せてもらえる。

 

 

 

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あーーひづめがーーかわいいねーーーー

鼻のてっぺんからひづめの先まで本当にかわいい生き物だ……

 

おやつ&ごはんタイムはかなり良かったのでまた狙っていきたい。 

 

 

  

 

 

子ブタにモテてたい

 

子ブタは抱っこ禁止だが、安心してほしい。子ブタ自ら人間の膝の上に乗ってくるので、私たちはただ待っていればいいのだ。

 

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うまくいくとこうなる。ブタは群れで暮らす習性があるので、1匹が膝の上で落ち着くとどんどん子ブタがやってきて、無事に子ブタたちの下敷きになれる。

追い子ブタが起こるかどうかは運だが、子ブタにモテるには多少コツのようなものがある(気がする)ので、私なりの気づきを書いていきたい。

  

 

 

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まず、子ブタが来ない席には店員さんがおやつを持って子ブタを誘導してくれるので、このチャンスは必ずものにしたい。

子ブタが足の上に乗りやすいよう足を伸ばしておく。膝の上に乗ってきたところでアゴ下と背中に腕をそっと添える(無理やり抱えこまないように)。

あたたかい場所を好む子ブタを体温で包みこむ作戦だ。私を毛布のような人間だと思って好きになってもらいたい。

 

 

 

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毛布役に徹する為、なるべく厚手の服を選んでいる。この日はセーターを着た。おなかや太ももにホッカイロを仕込んでいく時もある。なりふり構っていられない。だって子ブタにモテたいから。子ブタの穏やかな寝顔の裏側ではそういう必死さがある。

 

 

 

 

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子ブタをあたためる以外には、優しくかきかきするのも有効だ。

毛をなでるのではなく、ほんのり指を立てて優しくシャンプーするような手つきでかきかきしてあげると気持ちいいらしい。

店員さんによると耳の後ろ、足の付け根がツボとのことだ。

 

 

 

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子ブタに安住の地をアピールする友だち。

「ここは安心だよ~~あったかくて気持ちいいよ~~ずっといていいよ~~」

必死だ、誰もがなりふり構わず必死に優しくなってしまう。それが子ブタのカフェなのだ。

 

 

 

 

子ブタの性格 

 

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お店が定期的に配信しているインスタライブもチェックしておきたい。かわいい子ブタたちを惜しげもなくスクショさせてくれるのがうれしい。

配信の中でも新しく入った子ブタの名前をみんなで決める回が好きだ。小さくてかわいい者たちがわちゃわちゃしているのを見るのは楽しい。  

 

 

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この日は少し前に配信で見た子ブタたちに生で会えた。イ、インスタライブで見てました……! 実際に見るとけっこう丸々とされているんですね……!

 

 

 

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まだ完全にお客さんに慣れてないらしく店員さんにべったりだった。

 

 

 

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あまりに丸くてかわいいのでずっと見てたら、めちゃくちゃケンカしはじめた。強い。

ブタには群れる習性があるのに、個々で気の合う仲間はなかなか見つけられない性分らしい。すごい。群れているのに全員孤独。なんて気難しい生き物なのか。

 

  

 

 

 かわいいかわいい子ブタさんよ

 

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最後は思いつくままに子ブタの好きなところを箇条書きで上げていこうと思う。

 

 

◎仲間がたくさんいる中でも自分の名前を覚えてとてもかしこい

 

◎トイレを覚えてえらい

 

◎ほとんど無臭ですごい

 

◎満腹中枢が鈍く常におなかが空いてる気がしているらしい

 

◎ごはん中以外に咀嚼しているのは想像上のガムを噛んで空腹をまぎらわせているらしい

 

◎「ギッギッギッ」と歯ぎしりなような声を出す時は、他の子ブタに自分のテリトリーを主張している(でも他の子ブタがめちゃくちゃ来て積み重なっていく)

 

◎爆発音かと思ってびっくりして振り返ったら大人のブタの鳴き声だった

 

 

 

 

 

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私はいつだって子ブタにまみれたい、だからまた行かなくてはいけない。

 

 

mipig cafe(マイピッグカフェ) - マイクロブタのおうち -

 

 

 

おわり

 

 

駅まで徒歩50分の家から引っ越した

 

家と駅が遠すぎる。

自宅から最寄り駅までバスで20分、距離にすると4km。

そのバスも、都内へ出かけて帰ってくる頃にはだいたい最終バスが出てしまっていて、家まで50分歩くことになる。

「最寄り」とは何なのか考えさせられる。だって全然寄ってないから。駅よ、もっとこちらに寄ってきてくれないか。

そんなこと思い続けて十数年、ある日思いついた。

 

引っ越したらよくない?!

 

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近所の森を見て引越しを決意した。もっと駅が近い家に住みたい。

 

 

 

 

 

さよならレオパレス

 

ずっとレオパレスに住んでいた。「なんでレオパレス?」と聞かれることが多かったけど、大した理由はない。なんとなく決めてなんとなく住み続けていた。

 

よく言われる「壁が薄い」という噂はその通りで、隣の住人が蛇口をひねる音などがしっかり聞こえてくる。でも不思議と嫌な気はしなかった。

とはいえ、私自身はなるべく生活音を出さないように気をつけていた。玄関のドアノブを静かに回し、ドアの隙間からぬるりと部屋に入り、慎重にバッグを床に置き、沈みこむように横になる。そして周囲の生活音を聞きながら「人々の生活~」と思いながら過ごした。盗むことを忘れてしまった泥棒のような暮らしだ。慣れるとぜんぜん苦じゃない。

 

レオパレスに住んで一番思い出深いのは、インターホンが故障していたことだ。うちって人が全然こないなぁと思っていたら、ずっとインターホンが鳴っていなかったらしい。

気がついたのは入居して1か月経った頃だ。入居ガイドを読み返したら、設備の不備は入居から1週間以内に申し出ないと自費で修理になると書いてあって「あっじゃあダメだ」と思い、インターホンが壊れたまま12年経過してしまった。私の人生の中で一番熟成した「やればいいのにやらなかったこと」だと思う。

インターホンが使えなくて一番大変だったのは、宅配便の受け取りだ。

荷物を受け取りたい時は、部屋を無音にして配達時間の19時~21時のあいだ静かにして待たないといけない。静まり返る部屋、眠気で意識が飛ばないよう集中する私、こない注文の品。ただインターネットショッピングをしただけなのに悟りを開く勢いだった。

だから、もし今タイムマシーンを使えるなら、12年前に戻ってインターホンを修理したい。

 

 

そういえばインターホンはたぶん関係ないけど、夜中の2時に玄関のドアノブをガチャガチャされたことがあって、それが本当にこわかった。

鍵やドアチェーンがもし何かのはずみで解除されたらと思うと気が気じゃないが、夜中で頭が回らず、ホームアローンのドアノブをアツアツに熱するやつしか対策が思いつかなかった。

 

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ようやく思いついたのがドアノブをつっぱり棒でぐるぐるに固定することだ。最善の策なのかこれは。でも安心して眠れた。

そしたら朝に家を出る時にこれを解除するのに時間がかかって遅刻しそうになった。

ドアノブがちゃがちゃ犯のせいで侵入するのも脱出するのも大変な家になってしまったので、私はヤツを絶対に許さない。

 

 

 

 

引っ越し準備

 

退去にむけて準備を始めた。

 

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じゃんじゃん物を捨てていってるのに、荷作りが進むにつれてなぜか体積が増していく荷物。玄関がゲームオーバー直前のテトリスみたいになって外へ出られなくなった。この家は外に出られなくなることが多い。

 

運び出す段ボールの数はなるべく減らしたいので、一番幅をとる荷物をどうまとめるか考えた。

 

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一番幅をとる荷物、それはかわいいかわいいポムポムプリンのぬいぐるみたちだ。彼らはふわふわで軽いけど、丸くて大きくてとにかく多い。

どうやって段ボールに詰めたかというと、

 

 

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布団圧縮袋にいれて

 

 

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こう!

 

 

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掃除機の吸いが甘かったのか箱の中で膨らんでしまった。
 

 

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せめて隙間を埋めようと思って追加でプリンちゃんを2体詰めた。

プリンちゃんは箱に詰まってるのに箱に詰まってるのを感じさせない余裕の表情なのがいい。本当にかわいい。好きだ。

 

かわいいかわいいとばかり言っていられないので、どんどんプリンちゃんを圧縮していった。

 

 

 

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ああ~

 

 

 

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あ~あ~~

 

 

 

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なんでだろ、可哀想なのにおもしろい。個体が結合してこれから強くなる化け物の感じがあるけどかわいい。どんな形になってもかわいいから面白いのかもしれない。

  

プリンちゃんを含めて全部で段ボール20箱におさまった。荷造りついでに断捨離もできてかなりスッキリした。

 

 

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断捨離があまりにも気持ちよくてノリでマットレスを捨ててしまい、2日間ベッドすのこの上にそのまま寝ることになった。体の背面がすべて終わってしまった。気持ちいいからといってマットレスを断捨離してはいけない。

 

 

 

 

入居先の部屋

 

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新居はかなり独特だった。

レンガ調と木目調の壁紙がふんだんに使われていてすごい。部屋のどこに居ても質感に包囲されている。質感祭りだ。

ここに大量のポムポムプリンを配置したら、たぶん頭がおかしくなってしまうだろう。

壁紙を白いペンキで塗りなおすことにした。

 

 

 

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壁紙を塗りなおすまではプリンちゃんを箱から出すのはお預け。段ボールからのぞくプリンちゃんもまたかわいくて思わず写真を撮ってしまった。

 

 

 

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1か月後、壁紙を塗りなおして、カーペットとカーテンもシンプルなものに替えた。

ようやくプリンちゃんを飾れてうれしい。ベッド脇は特にお気に入りのプリンちゃんを置いてみた。

  

 

 

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ガチャガチャ系の小さなプリンちゃんは、机の脇の棚にまとめて飾った。ああかわいい。

 

 

 

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あとはベッドに寝転がった時に正面に見える壁にもプリンちゃんを配置してみた。

大きなプリンちゃんはつっぱり棒を2本使って浮かせた。ベッドで寝てるとめちゃくちゃ目が合う。

これでいつでもプリンちゃんを見られるし、また私もプリンちゃんに見られている、ということになる。うれしい。

 

 

 

新居で一から部屋をレイアウトするのは楽しかった。重要視したのはプリンちゃんの配置なので、他のインテリアなどにこだわりはない。

 

私の引越しの記録というより、プリンちゃんの引越しの記録みたいになってしまったが満足だ。

 

 

 

 

 

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光るやつは間接照明にしています

 

 

 

 

おわり

 

 

アイドルが私の隣であんみつを食べるのを見せてもらう対談をした

 

取材で上野に来た。死ぬほど緊張している。上野といえばみはしのあんみつ。そうです、みはしのあんみつ関係の取材です。すごく緊張する。

しかも取材といっても、私は取材を受ける側だ。緊張で顔色が油粘土みたいな色になっている。

 

 

取材を受けることになった経緯を説明すると、2週間ほど前にアイドルカルチャー誌の編集のかた(以下、雑誌編集者さん)からご依頼のメールがあったのが始まりだ。

「みはしのあんみつマニアとして、アイドルグループ私立恵比寿中学エビ中)の柏木ひなたさんとあんみつを食べながら対談しませんか?」という内容だった。

 

アイドルのかたと?! あんみつを食べられるんですか?!

 

もっと正確に気持ちを表現すると、

アイドルのかたが初めてみはしのあんみつを食べるところを間近で見せてもらえるんですか?!

こういう感情だ。

 

みはしに人を連れこんでは初みはしの様子をうっとり眺めるのを趣味としている人間にとってこんな夢みたいな話はない。

喜んで取材をお受けしたい……と思ったが、ひとつ大きな問題があった。

 

 

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私は10年近くみはしのあんみつを愛し、同人誌やファングッズを作ったりしてファン活動をしているが、これまでみはしとコンタクトを取ったことがなかったのだ。

ささやかな個人的な活動とはいえ、一度ご挨拶をしないと失礼なのではと思いつつも、ただのファンなのにこういう者ですとしゃしゃり出るのもおこがましい気がして、ずっとモジモジし続けてきた。

 

そんななかで今回の取材である。

当然、みはしには取材内容を説明し、みはしのあんみつマニアと勝手に名乗っているよく分からない人間がお店に行って、みはしのあんみつを語りアイドルがあんみつを食べる様子を眺めても良いかどうかの許可を取らないといけない。

私がみはしだったら「良いわけないだろ」と言ってしまうかもしれない。だって訳が分からないから。

 

私がそういう変な立ち位置なので、今回の取材は無しになる可能性も考えたが、正直に雑誌編集者さんへその旨をメールで伝えることにした。

すると、雑誌編集者さんはすべての事情を汲み取ってくださり、それはもうスマートにみはしに連絡をとって段取りしていただき、無事に取材の許可が降りた。雑誌編集者さんの敏腕っぷりと、みはしの懐の深さに驚きを隠せなかった。

 

さらにもっと驚いたことがある。

みはしの広報のかたは、すでに私の存在を認識していたらしい。同人誌も持っておられるという。腰が砕け散るかと思った。知られていた。やばい。

 

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同人誌にこういうことを書いているので冷や汗が出た。

 

みはしにすべてを知られている。嬉しさと恥ずかしさで頭が爆発しそうだった。

取材前日の夜なんかはワーっとなって頭から冷水をかぶったりベッドでブリッジをした。血流がめちゃくちゃになって気絶するように眠った。


 

 

 

そういう経緯を経て、取材当日を迎えた。

 

私は油粘土の顔色で上野駅近くの控室のドアの前に立っていた。

なかで私立恵比寿中学柏木ひなたさん(以下、柏木さん)がスタンバイしているらしい。本物のアイドルのかたとお会いするのは初めてだ。緊張する。

ノックをするとドアが開いた。

3mほど先に柏木さんがいらして、雑誌編集者さんを通じて挨拶をさせていただいた。

柏木さんは透明だった。とにかく透明感がすごかった。透けそうなほど澄んでいてふんわり柔らかい空気をまとっている。

求肥みたいだと思った。これは私のなかで最上級の賛辞だが何となく口には出さないでおいた。

とにかく生のアイドルのかたはとてつもなくかわいい。

 

 

完全に浮足立った状態でみはし本店の中に入った。みはし広報のかたがいらした。

とにかくお礼を言った。この度はこのような機会を与えていただき、ありがとうございます! 嬉しさと緊張で声のボリュームがバカになってしまった。

 

 

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2階へ上がり、撮影に入る。

対談の内容は雑誌に載っているのでここには書けないが、ずっと楽しかった。

会話のなかで柏木さんが「ギュウヒってなんですか? 牛の脂……?」と言っていたので、さっき初対面で柏木さんを求肥に例えなくて良かったとほっとした。

 

 

 

撮影を終えて後片付けをしていると、お年を召した男性がこちらにいらっしゃった。

関係者のかただろうかと不思議に思いながら、差し出された名刺を見ると、「有限会社みはし」「代表取締役の字が目に入った。

 

 

 

 

目の前に神様が降臨している。私は死ぬのか?

聞いてみたら、なんと神様も私のファン活動を見守ってくださっているらしい。

 

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みはしのあんみつを擬人化したみはし君とかも。いや、あの、あれっていいんですか?! 「空腹の人が見るみはし君の幻影」とかですよ?!

 

神様を目の前にしたらパニックになってしまい、たくさんしゃべったがほとんど記憶がない。撮影で食べたあんみつのカロリーも興奮で瞬時に消え去った。

とにかく、とても好きだということ、いつもおいしいあんみつをありがとうございますとお礼を言えたのは本当によかった。

 

 

神様の前でワーワーしてたら、みはしの店員さんが私の同人誌を持ってきた。

「ファンなのでサインをください」と言う。

え?! 私のほうこそファンなのですが?! みはしのファン活動をしていたらみはしの人にファンだと言われもう何がなんだか分からない。ファンが行ったり来たりしている。

すごく恥ずかしかったけどそれ以上にうれしかったので、照れながらサインをした。

神様も店員さんもみんなニコニコ笑っておられて幸せな空間だった。

 

 

 

みはしのあんみつが好きでほそぼそと愛を綴ってきたけど、まさかこんなことになるなんて夢にも思わなかった。すごい体験だった……。

 

 

 

感情がめちゃくちゃになって気がついたら撮影後に北千住のみはしに駆けこんでいた。

このとき食べたあんみつの味は一生忘れないだろうな。

 

 

 

 

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これの対談が載ってる雑誌が9月30日に発売になりました。

思いっきり顔が出てるので、もし見る時はひと気のないところでこっそりお願いしたい……

 

月刊エンタメ 11月号 | 雑誌紹介 | dマガジン

チーズナンに告白する

 

 

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チーズナンが好きだ

 

 

 

 

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みなさんはどうでしょうか。チーズナンのことをどう思ってますか?

 

 

 

 

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私はねえ、チーズナン大好き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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チーズナンとの初めての出会いは……もういつだったのか忘れてしまった。

 

 

 

 

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はじめはサグカレーとかバターチキンカレーを目当てにインドカレー屋へ行っていた。

それで、ある日なんとなく気まぐれでナンをチーズナンに変更したんだと思う。

 

  

 

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気がついたらチーズナンに目がない人になってしまった。

 

 

 

 

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チーズナンの日はどうしてもカレーが脇役になってしまう。カレーには申し訳なく思っている。

 

 

 

 

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カレーを注文しないでチーズナンだけ頼んだらいいのでは、と思うこともある。でも店員さんに「エッ?」って聞き返されるのが怖いからやったことはない。

  

 

 

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単品で頼みたいほどチーズナンが好き 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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私もしかしたらチーズナンが好きなんじゃ……?

そういう気持ちに気づいてからは、カレー屋で撮る写真が露骨にチーズナン中心になっていった。

 

   

 

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接写も増えた。チーズナンの迫力は私の顔面を引きつけて離さない。

 

 

 

 

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今日のチーズナンがどんな質感で、どんな色で、どんな香りなのか記憶に刻みこみたい。

 

 

 

 

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チーズナンの輝きをこの瞳に取りこみたい。

 

  

 

 

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チーズナンの湯気で顔面を保湿したい。

 

 

 

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チーズナンとゼロ距離で見つめ合う。

 

 

 

 

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このままだといつかチーズナンに顔面をつっこんでしまうかもしれない。

でもそれで構わない。

 

 

 

 

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だってチーズナンが好きだから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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チーズナンは好きだけど、特にこだわりがあるわけでもない。

どんな生地やチーズでもすべてを受け入れたいと思っている。

 

 

 

 

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粒感があってほんのり甘いチーズがはみ出すチーズナン

 

 

 

 

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色白の生地ときめ細かいチーズが魅力的な美人のチーズナン

 

 

 

 

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とろけたチーズが表面からもあふれ出し、地獄のように熱々のチーズナン

 

 

 

 

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チーズにまみれてびっしょびしょになってるチーズナン

 

 

 

 

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ゴルゴンゾーラのクセがすごいけど添えてあったハチミツをつけたら震えるほどおいしかったチーズナン

 

 

 

 

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ナンが包める許容量以上のチーズが出てきてウケちゃったチーズナン

 

すべてが愛おしい

  

 

 

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私はすべてのチーズナンを愛しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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子どもの頃に気がついたのだけど、プロセスチーズ(6Pチーズ)が苦手だ。あれを食べると頬から顎にかけてぞわぞわと鳥肌が立つのだ。

この症状はすべてのチーズに出るわけじゃなくて、甘みのあるチーズや熱で溶けたチーズは不思議と平気で、おいしく食べられる。

 

甘みのある、熱でとろけたチーズ。

 

そう、チーズナンだ。

運命だ。チーズナンと私の体質が呼応している。私はチーズナンと出会うために生まれてきたのかもしれない。

 

 

ああ、本当に…… 

 

 

 

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チーズナンが好き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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チーズナンのボリュームは長所であり短所だ。

頻繁に食べたいが、そうすると私の胃腸が壊れてしまうだろう。

 

 

 

 

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今日はチーズナンをいってやるぞ、と奮い立った特別な日に私はチーズナンをいく。
 

 

 

 

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本音をいえば4分の3ぐらいの量にしてほしい。残り4分の1カットが本当に苦しい。でも食べちゃう、おいしいから。

 

 

 

 

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チーズナンを食べてから迎える午後の業務はつらい。多幸感と満腹感にまみれて眠ってしまいそうになる。

チーズナンは私の体のなかで全く消化されないまま夜まで居座り、存在感を主張しつづける。

チーズナンを食べるとつらいことが多い。でもやめられない。

 

 

 

 

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だって好きなんだ、チーズナンが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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午前中からチーズナンの写真を整理したり文章を書くもんじゃない。

 

 

 

 

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頭のなかがチーズナンでいっぱいになってしまった。

 

 

 

 

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もうチーズナン以外のことを何も考えられない。頭がぼーっとする。

 

 

 

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最近、胃の調子が悪いのだけど、それどころではなくなってしまった。 

 

 

 

 

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きっと今日こそ「チーズナンをいってやるぞ」の日なんだろう。 

この思いをチーズナンにぶつけにいこう。 

 

 

 

 

 

 

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ランチにチーズナンを食べに来た。

だって私はおいしくチーズナンを食べるために生まれてきたし、午前中もチーズナンのことを想い続けてきたから。

 

 

それでチーズナンを食べ終わったら、改めて告白したいと思う。

 

 

 

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チーズナンが好きだ 

 


 

 

 

 

君のことがずっと好きだったから会いにいくよ鎌倉に

 

2020年、新年を迎えてすぐに私は鎌倉へ向かった。

どうしても会いたい人がいた。去年はタイミングが合わず会えなくて、今年こそはと新年早々気持ちが奮い立ったのだ。 

 

 

 

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2時間弱、電車に揺られて鎌倉に着いた。

見事な青空に迎えられて私の心も晴れやかだ。

 

 

 

 

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いよいよ会える、鳩兵衛に。

 

鳩兵衛というのは、鳩サブレーでおなじみの豊島屋のマスコットキャラクターだ。

名前の通りハトである。つぶらな瞳、丸々とした胴体、すらりと伸びた足。そして素肌に甲冑。数年前にネットで見かけてすっかり心を射抜かれてしまった。

 

会って抱きつきたいとずっと思っていたが、千葉に住んでいる私にとって鎌倉は遠く、イベント出演などの機会にも恵まれなかった。

今回はヒマを持て余したお正月ということもあって、ありあまる体力で鼻息荒く鎌倉にやってきたというわけだ。

 

 

 

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お昼ごろにここへ鳩兵衛が来るらしい。

豊島屋洋菓子舗はその名の通りケーキなどを扱っている。和菓子のイメージが強い豊島屋の洋菓子は前から気になっていた。いつか来てみたいと思っていたので嬉しい。

 

 

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あと限定ソフトクリームは絶対に食べると決めていた。

鳩サブレーを砕いてソフトクリームに混ぜこんでいるらしい。

 

 

 

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洋菓子店らしいクリーミーなベースに細かいクランチがたっぷり入っている。サブレのやさしいバターの香りがふんわり。鳩サブレーの姿かたちはなくても確かにハトを感じた。おいしい!

 

 

  

ソフトクリームを食べ終わってしばらく店頭で待ってみたが、鳩兵衛はまだ来ないようだ。

1月の気温とソフトクリームの合わせ技で体温が限界まで下がったので、豊島屋洋菓子舗の2階に入っているカフェをのぞいてみることに。 

 

 

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寒さをしのぐ目的で入ったのだけど、案内してもらった席の眺めが素晴らしくて一気に体温が上がった。

ハトがぎゅうぎゅうのデザインのおしぼりもかわいい。

  

 

 

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そして大変すてきなプリンが運ばれてきた。クリームの上にちょこんと乗ったハトのシンボルがたまらない。しかもお皿がハート型ときている。テーブルの上がハトまみれだ。こんなかわいいことってない。

プリンは卵の味がする固めのタイプでおいしかった。生クリームと合う。

 

  

 

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1階のショーケースのケーキも2階のカフェでいただけるらしい。お正月をイメージしたケーキが珍しかった。小顔の鏡餅かわいい。 

 

 

 

 

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糖分を摂取して体がホカホカになった。あとは鳩兵衛に会うだけだ。

鳩兵衛のパネルから顔を出して記念撮影をしたかったけど、鳩兵衛待ちをしているのが私ひとりだけだったので、こそこそと自撮りで顔出しパネルと2ショットを撮った。いつもこんな感じでキャラクターの出待ちは孤独との闘いだ。

 

 

 

 

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参道は混雑しているけど不思議と穏やかな雰囲気だ。

人の流れをぼうっと眺めていると

 

 

 

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え? あれってもしかして

 

 

 

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は……は……

 

 

 

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鳩……!

 

 

 

 

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鳩兵衛だ!!!

 

 

 

 

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鳩兵衛! 鳩兵衛!!

かわいい! 丸い!!

 

 

   

 

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あー! すごい!

足がしゅっとしてる鳩兵衛!! 

 

 

 

 

 

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うわー! 鳩兵衛! 鳩兵衛ええ!!

 

何の前ぶれもなく参道から現れた鳩兵衛に興奮がおさまらず、シャッターを押す指が止まらなかった。

ようやく会えた!

 

 

 

  

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そういえば鳩兵衛に会ったらどうしても確認したいことがあった。

棒のような形状の口ばしだ。なにかの動画に映っていたのだけど、どうやら口ばしが左右にゆらゆらと動くようなのだ。それがすごくかわいかった。

 

私は鳩兵衛と握手をしながらお願いしてみた。

「鳩兵衛、口ばし動かしてみて!」

 

 

 

 

 

そんな感じで動くの?!

なにか顔の内部から、その、弾いているような、そんなような動きを?!

びっくりした。良すぎて。

もうずっと鳩兵衛に張りついていたかったけど、私も鳩兵衛もダメになってしまうので、豊島屋本店に鳩兵衛グッズを見に行くことに。

 

 

 

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こちらは本店の店頭にあった顔出しパネル。鳩兵衛は厚着すると人間そのものになるらしい。

 

  

 

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遠くの鳩兵衛を眺めつつ、買ってきたグッズを開封してみたい。

これはコップのフチにひっかけて愛でるフィギュア。全10種類でどれが出るかは開けてみてのお楽しみ。

 

 

 

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やったー! いねむり鳩兵衛だ! ハトが横になってるのかわいい

 

 

 

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もうひとつは、いこいの鳩兵衛だ! ほほえましい! 平和の象徴!

  

  

 

 

 

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カレンダーも買ってみた。オリンピックを意識してスポーティーな鳩兵衛となっております。

 

  

 

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鳩兵衛が月の数字の形をうまく使ってオリンピック種目に励んでいる。

1月は、やり投げ。

  

 

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2月は体操のあん馬。なるほど、2の形を持ち手に。

 

 

 

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3月はアーチェリー。確かにあの弓ってよく見ると3の形に湾曲してる。

 

 

  

 

では突然ですが、ここで問題です。

7月で鳩兵衛は何の種目に励んでいるでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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正解は飛び込みでした。静寂さが味わい深い。

 

 

イラストの鳩兵衛もすごくかわいいから是非とも来年のカレンダーも欲しい。

 

 

 

 

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鳩兵衛に会えてグッズも買えてすごく興奮して訳がわからなくなってしまい、鎌倉観光もせずに勢いで電車に乗って帰ってしまった。

でもすごく満ち足りた日だった。ああ、よかった。また行きたいよ鎌倉。

 

 

 

 

おわり

 

 

 

【みはしのあんみつ】春先のみはしで起こったとある異変

 

私はいつものようにみはしへ向かっていた。

朝から夕方まで食事を抜き、飢餓状態で。

ほとんど残っていない体内のエネルギーをすべて足の筋肉に送りこみ、早歩きでみはしに入店した。

屋内外の寒暖差でメガネが少し曇っているが、おかまいなしだ。

今の私を誰も止めることはできない。

 

 

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 テーブルにお茶とおしぼりが置かれると同時に注文を唱えた。

「苺クリームあんみつに、さらに苺をトッピングしてください」

今日は苺をダブルでいく、朝から決めていた。

いつもならトッピングをダブルで注文する時は大抵モジモジしてしまうが、今日は堂々と言えた。

飢えた体がビタミンを欲している。とにかく今は胃を満たしたい。恥じらうのは満腹になったあとだ。

 

 

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熱いお茶をひと口飲んだところで、あんみつが運ばれてきた。

早い! こちらに考える隙を与えないのがみはしのやり方だ。

 

よしよしよし。豪快に苺を口に放り込んでやろう。

そう意気込んで手元の苺クリームあんみつを見下ろした瞬間、私は愕然としてしまった。

 

 

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いつもよりあんみつが小さい!

 

苺の数はいつもの2倍。どう考えても、たっぷり大盛りのあんみつが運ばれてくるはず。

でも目の前のあんみつはいつもよりひと周り小さいのだ。

いや、待てよ。これって量が少ないというより器自体が縮んだような……

ここでハッと気がついた。

 

 

メガネだ。

私は強い近視で、いつもコンタクトレンズをつけている。

花粉症の時期はメガネをかけることもあり、今日もたまたまメガネをかけてみはしに来ていた。

近視用のメガネの凹レンズを想像してほしい。

あのレンズを通すと物が小さく見える現象が起こる。そして、目とレンズの距離が離れるほど、その現象は強くあらわれる。

この時、私はテーブルに置かれたあんみつを見下ろすような姿勢、つまりメガネが鼻の付け根から下にずれることによって、目とレンズの距離が離れた状態であんみつと対峙していた。

 

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だからいつものあんみつが小さく見えていたのだ。

思わぬ逆ケントデリカット現象に泣きそうになった。メガネでこんなに悔しい思いをするのは初めてだ。

 

たまにメガネをかけて生活しているが、物が小さく見えて気になったことは一度もなかった。

私は年がら年中みはしのあんみつをうっとり見つめ倒している。だから、脳には実寸のみはしのあんみつがインプットされている。

目に映る小さなあんみつと、脳に残る実寸あんみつの差。気がつかなければ幸せなままだった。これは愛するが故に起こった悲しい事故である。

こんな悲しみは二度と繰り返してはいけない。

みはしへ行く日はコンタクトレンズにすると固く誓った春の日だった。

 

 

 

 

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コロナの影響でみはしの営業時間が短縮している。

仕方のないことだけど、仕事帰りに立ち寄れなくなってしまった。休日も都合がつかず行けていない。悲しい。

もうすぐ苺あんみつ、桜あんみつが終わってしまう……

今はみはしの思い出だけでどうにか生きている。

 

サンリオエキスポでポムポムプリンまみれになった

 

  

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部屋の一角を陣取るポムポムプリンのかたまりの前に立つ。いつ見てもかわいい。でも見とれている場合じゃない。 

今日はとても大切な日だ。この中からプリンちゃんをひとり選んで連れていきたい。

 

 

 

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よし、君だ。一番顔に勢いがある君に決めた

 

 

 

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歌舞伎のプリンちゃんをリュックの脇に入れた。

今日一日、ここから私を見守ってほしい。

 

 

  

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念の為、プリンちゃんのピンバッジも襟元にチラつかせた。

君にも見守ってもらおう。

 

 

   

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プリンちゃんを好きな気持ちが高まって、少しでもプリンちゃんに近づきたいと思うようになった。気がつくと茶色のベレー帽を買っていた。これもかぶっておこう。

 

普段、こうやってプリンちゃんのグッズを身につけることはほとんどないのだけど、なんといっても今日は特別な日だ。十分すぎるぐらい気合いを入れて挑みたい。

 

 

 

目的地に到着すると、すでに会場前に行列ができていた。

受付をすませて入場待ちの列に並ぶ。

  

 

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列に並ぶ誰もがプリンちゃんを身につけていた。列全体がすごく黄色い。

全員他人のはずだが、不思議と一体感に満ちていた。

そう、私たちは全員ポムポムプリン アンバサダー。プリンちゃんを熱く応援するファンのことで、ポムバサダーと呼ばれている。 

 

 

時間になり開場すると、100人近いポムバサダーたちがぞろぞろと会場へ吸いこまれていった。 

 

 

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サンリオ エキスポ2020に来た!! やったー!

 

サンリオエキスポとは、サンリオの新しいプロジェクトや新商品の展示会で、主に報道関係や事業者向けに開催されているらしい。

私はポムバサダーの招待枠に当選して参加できることになった。めちゃくちゃにうれしい。ポムバサダーばんざい!

プリンちゃんを好きな者として存分に見学したいと思う。

 

 

 

 

緊張のグリーティング  

 

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ポムバサダーの目玉特典は、プリンちゃんとのグリーティング。なんてありがたい。

開場してすぐにグリーティング列に並んだ。

  

 

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時間になってプリンちゃん登場!

待ちかねたポムバサダーたちから黄色い歓声が上がるのかと思いきや、会場は意外と静かだった。

ただ、確実に場の重力が変わった。多分みんな地面から足がちょっと浮いていたと思う。静けさの中の興奮。 

基本的にソロ参加の人が多いからだと思う。もちろん私もひとり静かに鼻息だけを荒げ、地面から数mm浮きあがった。

 

 

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ステージに1人ずつ上がってプリンちゃんと1対1でふれあえるらしい。贅沢なグリーティング。

前に並んでいたポムバサダーたちが次々とステージに上がっていく。

プリンちゃんに熱心に話しかける人、プリンちゃんと一緒にダンスする人、ぎゅーっと力強く抱擁する人。

それぞれの愛情表現を披露するポムバサダーたちを見ているうちに、緊張して頭が真っ白になってしまった。

 

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プリンちゃんを目の前にして私どうしたらいいの?!

パニックの末、「いつも……応援してます」と言いながら控えめに握手をした。街頭演説の応援みたいになっちゃった。

もっとこう、全身をなでまわす勢いでスキンシップをしたかったけど無理だった。

 

なでまわすのは諦めて、スタッフさんにカメラを渡してツーショットを撮ってもらう。

ちなみに今回は「耳のせ撮影会」という特殊なグリーティングらしい。

 

 

 

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こうなりました。

うそ、すごいよこれ。でっかいパンのラスクで頭をぱんぱんされてるみたい。軽くてふかふか……

 

 

撮影したあとも、恥ずかしさと照れから素早く隅へはけた。

お礼だけ言って早歩きでステージから降りようとしたところで、スタッフさんが声を上げた。

「プリンちゃんが!」

ステージのほうを振り返ると、

 

 

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うそみたいにキレイなお辞儀を……

 

 

 

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ずっとポップな動きでみんなを楽しませてくれていたプリンちゃんがピッとお辞儀をしてくれた。ほんとうに街頭演説になっちゃった。

ありがとうプリンちゃん。この神対応はずっと忘れない……!

 

 

 

 

キュンときたプリンちゃんの新商品

 

無事にグリーティングを終えて体温が上がりきったところで、展示をじっくり見学することに。

 

 

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今年はオリンピックが控えてるのもあって、和テイスト+オリンピック感を押しだした商品がたくさんあった。

 

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自転車に乗るむっちんむっちんのプリンちゃんが最高で鼻血が出そうになった

 

 

 

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プリンちゃんは服を着ると大御所の体形になるのがおもしろい

 

 

 

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何かに扮してるプリンちゃんが好きなので、こういうやつを見るとキュンとします

 

 

 

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プリンちゃんのハンディ扇風機。これもいいけど…… 

 

 

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こういう変身してるやつが好き。アイスだし扇風機だし贅沢だね 。

  

 

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潔くこれぐらい扇風機に扮してもらうと、かなりありがたい。プリンちゃんの顔面風を顔面で受け止めたいよ。

 

  

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もういっそ概念でもいい。プリンちゃんは概念だけですでにかわいい。なんなんだろうこの気持ち。愛おしい……

 

 

 

 

ポムポムプリンコーナーへ 

 

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大きなプリンちゃんがひと際目を引く大胆なレイアウト! 全部プリンちゃんで埋め尽くされてる。かんわいい~

 

 

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4月発売の当たりくじの実物が展示してあってオギャーとなった。クッションほしすぎる。4月になったら絶対ひきにいこう。

 

 

 

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隣はバスタイムデザインコーナー
 

 

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このシリーズとてもツボだった。かわいさと爽やかさの具合が良い!

 

 

 

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バスルームのディスプレイに何やらボタンが。押してみよう

 

 

 

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え?!?!?!

 

 

 

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えーーー~~?!?! こんな罠あり~?!

すけべ笑いしちゃった

 

 

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興奮して何度もやった。

プリンちゃんって私服が裸なのに、お風呂場でこうされるとちょっと恥ずかしいの不思議だな。

 

 

 

 

ありがとうサンリオエキスポ2020

 

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今回の展示会は「世界中をみんな元気に!」をテーマだったそう。

たしかに見ているだけで元気をもらえる楽しい展示だった。

来年もチャンスがあればまた行かせていただきたい。

ありがとうサンリオ、ありがとうプリンちゃん!

 

 

 

 

 

 

サンリオエキスポの見学を終えたのがまだ早い時間だったので、オモコロライターのたかやさんの個展に立ち寄ってみることに。

入場特典(?)でたかやさんのコスプレポストカードを頂いたのだけど、

 

 

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プリンちゃんをめちゃくちゃ鑑賞してきた後だったからびっくりしちゃった

 

 

おわり