チーズナンに告白する

 

 

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チーズナンが好きだ

 

 

 

 

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みなさんはどうでしょうか。チーズナンのことをどう思ってますか?

 

 

 

 

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私はねえ、チーズナン大好き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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チーズナンとの初めての出会いは……もういつだったのか忘れてしまった。

 

 

 

 

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はじめはサグカレーとかバターチキンカレーを目当てにインドカレー屋へ行っていた。

それで、ある日なんとなく気まぐれでナンをチーズナンに変更したんだと思う。

 

  

 

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気がついたらチーズナンに目がない人になってしまった。

 

 

 

 

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チーズナンの日はどうしてもカレーが脇役になってしまう。カレーには申し訳なく思っている。

 

 

 

 

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カレーを注文しないでチーズナンだけ頼んだらいいのでは、と思うこともある。でも店員さんに「エッ?」って聞き返されるのが怖いからやったことはない。

  

 

 

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単品で頼みたいほどチーズナンが好き 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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私もしかしたらチーズナンが好きなんじゃ……?

そういう気持ちに気づいてからは、カレー屋で撮る写真が露骨にチーズナン中心になっていった。

 

   

 

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接写も増えた。チーズナンの迫力は私の顔面を引きつけて離さない。

 

 

 

 

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今日のチーズナンがどんな質感で、どんな色で、どんな香りなのか記憶に刻みこみたい。

 

 

 

 

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チーズナンの輝きをこの瞳に取りこみたい。

 

  

 

 

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チーズナンの湯気で顔面を保湿したい。

 

 

 

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チーズナンとゼロ距離で見つめ合う。

 

 

 

 

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このままだといつかチーズナンに顔面をつっこんでしまうかもしれない。

でもそれで構わない。

 

 

 

 

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だってチーズナンが好きだから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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チーズナンは好きだけど、特にこだわりがあるわけでもない。

どんな生地やチーズでもすべてを受け入れたいと思っている。

 

 

 

 

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粒感があってほんのり甘いチーズがはみ出すチーズナン

 

 

 

 

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色白の生地ときめ細かいチーズが魅力的な美人のチーズナン

 

 

 

 

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とろけたチーズが表面からもあふれ出し、地獄のように熱々のチーズナン

 

 

 

 

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チーズにまみれてびっしょびしょになってるチーズナン

 

 

 

 

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ゴルゴンゾーラのクセがすごいけど添えてあったハチミツをつけたら震えるほどおいしかったチーズナン

 

 

 

 

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ナンが包める許容量以上のチーズが出てきてウケちゃったチーズナン

 

すべてが愛おしい

  

 

 

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私はすべてのチーズナンを愛しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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子どもの頃に気がついたのだけど、プロセスチーズ(6Pチーズ)が苦手だ。あれを食べると頬から顎にかけてぞわぞわと鳥肌が立つのだ。

この症状はすべてのチーズに出るわけじゃなくて、甘みのあるチーズや熱で溶けたチーズは不思議と平気で、おいしく食べられる。

 

甘みのある、熱でとろけたチーズ。

 

そう、チーズナンだ。

運命だ。チーズナンと私の体質が呼応している。私はチーズナンと出会うために生まれてきたのかもしれない。

 

 

ああ、本当に…… 

 

 

 

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チーズナンが好き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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チーズナンのボリュームは長所であり短所だ。

頻繁に食べたいが、そうすると私の胃腸が壊れてしまうだろう。

 

 

 

 

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今日はチーズナンをいってやるぞ、と奮い立った特別な日に私はチーズナンをいく。
 

 

 

 

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本音をいえば4分の3ぐらいの量にしてほしい。残り4分の1カットが本当に苦しい。でも食べちゃう、おいしいから。

 

 

 

 

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チーズナンを食べてから迎える午後の業務はつらい。多幸感と満腹感にまみれて眠ってしまいそうになる。

チーズナンは私の体のなかで全く消化されないまま夜まで居座り、存在感を主張しつづける。

チーズナンを食べるとつらいことが多い。でもやめられない。

 

 

 

 

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だって好きなんだ、チーズナンが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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午前中からチーズナンの写真を整理したり文章を書くもんじゃない。

 

 

 

 

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頭のなかがチーズナンでいっぱいになってしまった。

 

 

 

 

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もうチーズナン以外のことを何も考えられない。頭がぼーっとする。

 

 

 

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最近、胃の調子が悪いのだけど、それどころではなくなってしまった。 

 

 

 

 

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きっと今日こそ「チーズナンをいってやるぞ」の日なんだろう。 

この思いをチーズナンにぶつけにいこう。 

 

 

 

 

 

 

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ランチにチーズナンを食べに来た。

だって私はおいしくチーズナンを食べるために生まれてきたし、午前中もチーズナンのことを想い続けてきたから。

 

 

それでチーズナンを食べ終わったら、改めて告白したいと思う。

 

 

 

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チーズナンが好きだ 

 


 

 

 

 

君のことがずっと好きだったから会いにいくよ鎌倉に

 

2020年、新年を迎えてすぐに私は鎌倉へ向かった。

どうしても会いたい人がいた。去年はタイミングが合わず会えなくて、今年こそはと新年早々気持ちが奮い立ったのだ。 

 

 

 

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2時間弱、電車に揺られて鎌倉に着いた。

見事な青空に迎えられて私の心も晴れやかだ。

 

 

 

 

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いよいよ会える、鳩兵衛に。

 

鳩兵衛というのは、鳩サブレーでおなじみの豊島屋のマスコットキャラクターだ。

名前の通りハトである。つぶらな瞳、丸々とした胴体、すらりと伸びた足。そして素肌に甲冑。数年前にネットで見かけてすっかり心を射抜かれてしまった。

 

会って抱きつきたいとずっと思っていたが、千葉に住んでいる私にとって鎌倉は遠く、イベント出演などの機会にも恵まれなかった。

今回はヒマを持て余したお正月ということもあって、ありあまる体力で鼻息荒く鎌倉にやってきたというわけだ。

 

 

 

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お昼ごろにここへ鳩兵衛が来るらしい。

豊島屋洋菓子舗はその名の通りケーキなどを扱っている。和菓子のイメージが強い豊島屋の洋菓子は前から気になっていた。いつか来てみたいと思っていたので嬉しい。

 

 

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あと限定ソフトクリームは絶対に食べると決めていた。

鳩サブレーを砕いてソフトクリームに混ぜこんでいるらしい。

 

 

 

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洋菓子店らしいクリーミーなベースに細かいクランチがたっぷり入っている。サブレのやさしいバターの香りがふんわり。鳩サブレーの姿かたちはなくても確かにハトを感じた。おいしい!

 

 

  

ソフトクリームを食べ終わってしばらく店頭で待ってみたが、鳩兵衛はまだ来ないようだ。

1月の気温とソフトクリームの合わせ技で体温が限界まで下がったので、豊島屋洋菓子舗の2階に入っているカフェをのぞいてみることに。 

 

 

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寒さをしのぐ目的で入ったのだけど、案内してもらった席の眺めが素晴らしくて一気に体温が上がった。

ハトがぎゅうぎゅうのデザインのおしぼりもかわいい。

  

 

 

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そして大変すてきなプリンが運ばれてきた。クリームの上にちょこんと乗ったハトのシンボルがたまらない。しかもお皿がハート型ときている。テーブルの上がハトまみれだ。こんなかわいいことってない。

プリンは卵の味がする固めのタイプでおいしかった。生クリームと合う。

 

  

 

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1階のショーケースのケーキも2階のカフェでいただけるらしい。お正月をイメージしたケーキが珍しかった。小顔の鏡餅かわいい。 

 

 

 

 

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糖分を摂取して体がホカホカになった。あとは鳩兵衛に会うだけだ。

鳩兵衛のパネルから顔を出して記念撮影をしたかったけど、鳩兵衛待ちをしているのが私ひとりだけだったので、こそこそと自撮りで顔出しパネルと2ショットを撮った。いつもこんな感じでキャラクターの出待ちは孤独との闘いだ。

 

 

 

 

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参道は混雑しているけど不思議と穏やかな雰囲気だ。

人の流れをぼうっと眺めていると

 

 

 

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え? あれってもしかして

 

 

 

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は……は……

 

 

 

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鳩……!

 

 

 

 

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鳩兵衛だ!!!

 

 

 

 

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鳩兵衛! 鳩兵衛!!

かわいい! 丸い!!

 

 

   

 

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あー! すごい!

足がしゅっとしてる鳩兵衛!! 

 

 

 

 

 

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うわー! 鳩兵衛! 鳩兵衛ええ!!

 

何の前ぶれもなく参道から現れた鳩兵衛に興奮がおさまらず、シャッターを押す指が止まらなかった。

ようやく会えた!

 

 

 

  

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そういえば鳩兵衛に会ったらどうしても確認したいことがあった。

棒のような形状の口ばしだ。なにかの動画に映っていたのだけど、どうやら口ばしが左右にゆらゆらと動くようなのだ。それがすごくかわいかった。

 

私は鳩兵衛と握手をしながらお願いしてみた。

「鳩兵衛、口ばし動かしてみて!」

 

 

 

 

 

そんな感じで動くの?!

なにか顔の内部から、その、弾いているような、そんなような動きを?!

びっくりした。良すぎて。

もうずっと鳩兵衛に張りついていたかったけど、私も鳩兵衛もダメになってしまうので、豊島屋本店に鳩兵衛グッズを見に行くことに。

 

 

 

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こちらは本店の店頭にあった顔出しパネル。鳩兵衛は厚着すると人間そのものになるらしい。

 

  

 

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遠くの鳩兵衛を眺めつつ、買ってきたグッズを開封してみたい。

これはコップのフチにひっかけて愛でるフィギュア。全10種類でどれが出るかは開けてみてのお楽しみ。

 

 

 

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やったー! いねむり鳩兵衛だ! ハトが横になってるのかわいい

 

 

 

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もうひとつは、いこいの鳩兵衛だ! ほほえましい! 平和の象徴!

  

  

 

 

 

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カレンダーも買ってみた。オリンピックを意識してスポーティーな鳩兵衛となっております。

 

  

 

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鳩兵衛が月の数字の形をうまく使ってオリンピック種目に励んでいる。

1月は、やり投げ。

  

 

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2月は体操のあん馬。なるほど、2の形を持ち手に。

 

 

 

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3月はアーチェリー。確かにあの弓ってよく見ると3の形に湾曲してる。

 

 

  

 

では突然ですが、ここで問題です。

7月で鳩兵衛は何の種目に励んでいるでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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正解は飛び込みでした。静寂さが味わい深い。

 

 

イラストの鳩兵衛もすごくかわいいから是非とも来年のカレンダーも欲しい。

 

 

 

 

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鳩兵衛に会えてグッズも買えてすごく興奮して訳がわからなくなってしまい、鎌倉観光もせずに勢いで電車に乗って帰ってしまった。

でもすごく満ち足りた日だった。ああ、よかった。また行きたいよ鎌倉。

 

 

 

 

おわり

 

 

 

【みはしのあんみつ】春先のみはしで起こったとある異変

 

私はいつものようにみはしへ向かっていた。

朝から夕方まで食事を抜き、飢餓状態で。

ほとんど残っていない体内のエネルギーをすべて足の筋肉に送りこみ、早歩きでみはしに入店した。

屋内外の寒暖差でメガネが少し曇っているが、おかまいなしだ。

今の私を誰も止めることはできない。

 

 

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 テーブルにお茶とおしぼりが置かれると同時に注文を唱えた。

「苺クリームあんみつに、さらに苺をトッピングしてください」

今日は苺をダブルでいく、朝から決めていた。

いつもならトッピングをダブルで注文する時は大抵モジモジしてしまうが、今日は堂々と言えた。

飢えた体がビタミンを欲している。とにかく今は胃を満たしたい。恥じらうのは満腹になったあとだ。

 

 

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熱いお茶をひと口飲んだところで、あんみつが運ばれてきた。

早い! こちらに考える隙を与えないのがみはしのやり方だ。

 

よしよしよし。豪快に苺を口に放り込んでやろう。

そう意気込んで手元の苺クリームあんみつを見下ろした瞬間、私は愕然としてしまった。

 

 

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いつもよりあんみつが小さい!

 

苺の数はいつもの2倍。どう考えても、たっぷり大盛りのあんみつが運ばれてくるはず。

でも目の前のあんみつはいつもよりひと周り小さいのだ。

いや、待てよ。これって量が少ないというより器自体が縮んだような……

ここでハッと気がついた。

 

 

メガネだ。

私は強い近視で、いつもコンタクトレンズをつけている。

花粉症の時期はメガネをかけることもあり、今日もたまたまメガネをかけてみはしに来ていた。

近視用のメガネの凹レンズを想像してほしい。

あのレンズを通すと物が小さく見える現象が起こる。そして、目とレンズの距離が離れるほど、その現象は強くあらわれる。

この時、私はテーブルに置かれたあんみつを見下ろすような姿勢、つまりメガネが鼻の付け根から下にずれることによって、目とレンズの距離が離れた状態であんみつと対峙していた。

 

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だからいつものあんみつが小さく見えていたのだ。

思わぬ逆ケントデリカット現象に泣きそうになった。メガネでこんなに悔しい思いをするのは初めてだ。

 

たまにメガネをかけて生活しているが、物が小さく見えて気になったことは一度もなかった。

私は年がら年中みはしのあんみつをうっとり見つめ倒している。だから、脳には実寸のみはしのあんみつがインプットされている。

目に映る小さなあんみつと、脳に残る実寸あんみつの差。気がつかなければ幸せなままだった。これは愛するが故に起こった悲しい事故である。

こんな悲しみは二度と繰り返してはいけない。

みはしへ行く日はコンタクトレンズにすると固く誓った春の日だった。

 

 

 

 

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コロナの影響でみはしの営業時間が短縮している。

仕方のないことだけど、仕事帰りに立ち寄れなくなってしまった。休日も都合がつかず行けていない。悲しい。

もうすぐ苺あんみつ、桜あんみつが終わってしまう……

今はみはしの思い出だけでどうにか生きている。

 

サンリオエキスポでポムポムプリンまみれになった

 

  

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部屋の一角を陣取るポムポムプリンのかたまりの前に立つ。いつ見てもかわいい。でも見とれている場合じゃない。 

今日はとても大切な日だ。この中からプリンちゃんをひとり選んで連れていきたい。

 

 

 

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よし、君だ。一番顔に勢いがある君に決めた

 

 

 

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歌舞伎のプリンちゃんをリュックの脇に入れた。

今日一日、ここから私を見守ってほしい。

 

 

  

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念の為、プリンちゃんのピンバッジも襟元にチラつかせた。

君にも見守ってもらおう。

 

 

   

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プリンちゃんを好きな気持ちが高まって、少しでもプリンちゃんに近づきたいと思うようになった。気がつくと茶色のベレー帽を買っていた。これもかぶっておこう。

 

普段、こうやってプリンちゃんのグッズを身につけることはほとんどないのだけど、なんといっても今日は特別な日だ。十分すぎるぐらい気合いを入れて挑みたい。

 

 

 

目的地に到着すると、すでに会場前に行列ができていた。

受付をすませて入場待ちの列に並ぶ。

  

 

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列に並ぶ誰もがプリンちゃんを身につけていた。列全体がすごく黄色い。

全員他人のはずだが、不思議と一体感に満ちていた。

そう、私たちは全員ポムポムプリン アンバサダー。プリンちゃんを熱く応援するファンのことで、ポムバサダーと呼ばれている。 

 

 

時間になり開場すると、100人近いポムバサダーたちがぞろぞろと会場へ吸いこまれていった。 

 

 

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サンリオ エキスポ2020に来た!! やったー!

 

サンリオエキスポとは、サンリオの新しいプロジェクトや新商品の展示会で、主に報道関係や事業者向けに開催されているらしい。

私はポムバサダーの招待枠に当選して参加できることになった。めちゃくちゃにうれしい。ポムバサダーばんざい!

プリンちゃんを好きな者として存分に見学したいと思う。

 

 

 

 

緊張のグリーティング  

 

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ポムバサダーの目玉特典は、プリンちゃんとのグリーティング。なんてありがたい。

開場してすぐにグリーティング列に並んだ。

  

 

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時間になってプリンちゃん登場!

待ちかねたポムバサダーたちから黄色い歓声が上がるのかと思いきや、会場は意外と静かだった。

ただ、確実に場の重力が変わった。多分みんな地面から足がちょっと浮いていたと思う。静けさの中の興奮。 

基本的にソロ参加の人が多いからだと思う。もちろん私もひとり静かに鼻息だけを荒げ、地面から数mm浮きあがった。

 

 

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ステージに1人ずつ上がってプリンちゃんと1対1でふれあえるらしい。贅沢なグリーティング。

前に並んでいたポムバサダーたちが次々とステージに上がっていく。

プリンちゃんに熱心に話しかける人、プリンちゃんと一緒にダンスする人、ぎゅーっと力強く抱擁する人。

それぞれの愛情表現を披露するポムバサダーたちを見ているうちに、緊張して頭が真っ白になってしまった。

 

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プリンちゃんを目の前にして私どうしたらいいの?!

パニックの末、「いつも……応援してます」と言いながら控えめに握手をした。街頭演説の応援みたいになっちゃった。

もっとこう、全身をなでまわす勢いでスキンシップをしたかったけど無理だった。

 

なでまわすのは諦めて、スタッフさんにカメラを渡してツーショットを撮ってもらう。

ちなみに今回は「耳のせ撮影会」という特殊なグリーティングらしい。

 

 

 

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こうなりました。

うそ、すごいよこれ。でっかいパンのラスクで頭をぱんぱんされてるみたい。軽くてふかふか……

 

 

撮影したあとも、恥ずかしさと照れから素早く隅へはけた。

お礼だけ言って早歩きでステージから降りようとしたところで、スタッフさんが声を上げた。

「プリンちゃんが!」

ステージのほうを振り返ると、

 

 

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うそみたいにキレイなお辞儀を……

 

 

 

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ずっとポップな動きでみんなを楽しませてくれていたプリンちゃんがピッとお辞儀をしてくれた。ほんとうに街頭演説になっちゃった。

ありがとうプリンちゃん。この神対応はずっと忘れない……!

 

 

 

 

キュンときたプリンちゃんの新商品

 

無事にグリーティングを終えて体温が上がりきったところで、展示をじっくり見学することに。

 

 

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今年はオリンピックが控えてるのもあって、和テイスト+オリンピック感を押しだした商品がたくさんあった。

 

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自転車に乗るむっちんむっちんのプリンちゃんが最高で鼻血が出そうになった

 

 

 

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プリンちゃんは服を着ると大御所の体形になるのがおもしろい

 

 

 

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何かに扮してるプリンちゃんが好きなので、こういうやつを見るとキュンとします

 

 

 

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プリンちゃんのハンディ扇風機。これもいいけど…… 

 

 

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こういう変身してるやつが好き。アイスだし扇風機だし贅沢だね 。

  

 

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潔くこれぐらい扇風機に扮してもらうと、かなりありがたい。プリンちゃんの顔面風を顔面で受け止めたいよ。

 

  

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もういっそ概念でもいい。プリンちゃんは概念だけですでにかわいい。なんなんだろうこの気持ち。愛おしい……

 

 

 

 

ポムポムプリンコーナーへ 

 

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大きなプリンちゃんがひと際目を引く大胆なレイアウト! 全部プリンちゃんで埋め尽くされてる。かんわいい~

 

 

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4月発売の当たりくじの実物が展示してあってオギャーとなった。クッションほしすぎる。4月になったら絶対ひきにいこう。

 

 

 

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隣はバスタイムデザインコーナー
 

 

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このシリーズとてもツボだった。かわいさと爽やかさの具合が良い!

 

 

 

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バスルームのディスプレイに何やらボタンが。押してみよう

 

 

 

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え?!?!?!

 

 

 

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えーーー~~?!?! こんな罠あり~?!

すけべ笑いしちゃった

 

 

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興奮して何度もやった。

プリンちゃんって私服が裸なのに、お風呂場でこうされるとちょっと恥ずかしいの不思議だな。

 

 

 

 

ありがとうサンリオエキスポ2020

 

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今回の展示会は「世界中をみんな元気に!」をテーマだったそう。

たしかに見ているだけで元気をもらえる楽しい展示だった。

来年もチャンスがあればまた行かせていただきたい。

ありがとうサンリオ、ありがとうプリンちゃん!

 

 

 

 

 

 

サンリオエキスポの見学を終えたのがまだ早い時間だったので、オモコロライターのたかやさんの個展に立ち寄ってみることに。

入場特典(?)でたかやさんのコスプレポストカードを頂いたのだけど、

 

 

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プリンちゃんをめちゃくちゃ鑑賞してきた後だったからびっくりしちゃった

 

 

おわり
 

みはしのあんみつのファングッズを作ってワクワクしております

 

 

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マニアフェスタというイベントに、みはしのあんみつマニアとして出展します。毎回出させていただいてありがたい。

 

 

いつもみはしのあんみつの同人誌を出しているのですが、今回はグッズを作ろうかかなり悩みました。

憧れだったオリジナルグッズ……でも好きな気持ちをモノにして売れるものなのか……?

分からないけど、ひとつだけはっきりしてることがある。私自身がみはしのあんみつグッズを身につけたい。自分の気持ちには素直に。

じゃあグッズを作ってみたらいいじゃない! と一念発起して製作しました。

ちなみに、みはしオフィシャルではなくファングッズなので、私がみはしのあんみつに抱く感情を表現したものになります。

買うと私の感情を身にまとうことになります。よろしくお願いします。

 

 

 

そんなこんなでデザインにああでもないこうでもないと苦戦していたら、けっこう期限ギリギリの仕上がりになってしまいました。

絵もそうだけどデザインって終わりがない。無限に描きこめるから終わりのタイミングが難しい。

 

 

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デザイン入稿からずっとそわそわして落ち着かなかったのですが、昨晩できあがったグッズが届きました。

段ボールを開ける時の高揚感。この箱の中いっぱいに自分のグッズが詰まっているかと思うととても愛おしい。 

 

 

 

ではちょっとだけグッズの紹介をしたいと思います。

 

 

 

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グッズひとつ目は【山もりあんみつフェイスタオル】

トッピングをもりもり盛った時のあんみつってこう見えるよな、という気持ちを表現しました。

 

 

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プリント面は滑らかなスムース生地になっております。

さらさらの山もりあんみつで顔面を拭き上げたい。

 

 

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裏面は綿の生地になっております。

薄手なのでかさばらず持ち運べる。いつでもあんみつに顔面をうずめられます。

 

■山もりあんみつフェイスタオル

持込数:8枚

価格:1400円

 

 

 

 

 

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グッズのふたつ目は【季節のあんみつのスピード感に感情が追いつかないハンドタオル】

長いですがこれが商品名です。

 

  

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みはしのフルーツあんみつには、季節のフルーツがひと粒のります。

苺、若桃、さくらんぼ、巨峰、季節ごとに登場する魅力的なフルーツたち……でも油断してるといつの間にか次のフルーツに入れ替わっている。早い。とても感情が追いつかないぞ。

そんな切ない気持ちを、すばやく走り去るフルーツあんみつで表現しました。あんみつのスピード感をお楽しみください。

 

 

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こちらもスムース生地でさらさらした感触です。

 

季節のあんみつのスピード感に感情が追いつかないハンドタオル

持込数:9枚

価格:700円

 

 

 

 

 

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前回出した同人誌も持っていきます。

タイトルに「2」と入っていますが、続編じゃないのでこちらだけでも楽しめるかと思います。

 

 

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ハァハァしながら撮ったあんみつの写真と、ハァハァしている文章が綴ってあります。あんみつのすけべな本です。

 

■みはしのあんみつに捧ぐ2

持込数:50冊

価格:700円

 

 

 

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上記の同人誌の巻末につけたおまけのマンガ。愛するみはし君と海でデートしました。

 

  

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そんなみはし君もグッズにしてみました。

 

 

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【空腹の人が見るみはし君の幻影トレーナー】
 

私以外だれが着るんだ?! とドキドキしちゃって2着しか作ってないのですが、イベントに持っていきます。

もし欲しいぞというかたが多ければSUZURIで販売するかもしれません。 イベントやツイッターなどでお声がけしていただけたら嬉しいです。

  

■持込数:2着

■価格:3500円

 

 

 

 

 

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前回のイベントで出した缶バッジも持っていきます。

手描きでがんばったやつです。

 

■いつでもみはしのあんみつを思い出せるバッジ

持込数:30個

価格:200円

 

 

 

以上のラインナップになります。

よかったら遊びにきてください。みはし君の幻影トレーナーを着て待ってます!

 

 

 

 

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私は2月9日(日)のみの出展で、ブースはD1になります。入口からすぐです。

会場は体育館なので寒いかもしれません。簡易的な暖房はついてると思いますが、どうぞ暖かくしていらしてくださいね。

 

  

 

 

マニアフェスタvol.4

 

【会期】

2020年2月8日(土)、2月9日(日)

12:00~18:00

※私は2月9日に出展します

 

【会場】

アーツ千代田3331 (本会場 : 体育館、サブ会場 :1階コミュニティスペース)

住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14

アクセス:秋葉原駅から8分、末広町駅から1分

 

【入場料】

●1日券 前売り800円 / 当日1000円 / 小中学生 500円

●2日通し券 前売り1500円 / 当日1800円 / 小中学生 1000円

※未就学児は入場無料

 

 

詳細はマニアフェスタ公式ホームページをご覧ください

https://maniafesta.jp/vol-4-summary/ 

 

ポムポムプリンの愛らしさに骨抜きにされた

 

最近、ポムポムプリンに夢中だ。 

 

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https://www.sanrio.co.jp/character/pompompurin/

 

ポムポムプリンとはサンリオのキャラクターで、ゴールデンレトリバーの子犬をモチーフにしたかわい子ちゃん(※オス)である。

 

今までなんとなく存在は知っていたけど、彼を意識するようになったのは些細なきっかけだった。

ある日、友だちが何気なく送ってきたラインスタンプに、私はハッとさせられたのだ。

 

 

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露わ……! それですごく丸い!

 

知ってるポムポムプリンと違う、どういうことなんだ、始まりはそういう気持ちだったと思う。 

恋愛だってちょっとした違和感からはじまるものだろう。

この時たしかに私はプリンちゃんとの恋に落ちたのだ。

 

 

それから間もなく初めてピューロランドへ行くことになった。

なまプリンちゃんを一瞬でも見れたらいいなぁ、と友人たちと淡い期待を抱いていたところ、

 

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思いっきり会えてしまった。

 

キャラクターとのグリーティングが売りのレストランに入ったので会えて当たり前なのだけど、とはいえ食事中に会いにきてくれるキャラクターは6人。その中からまさか運よくプリンちゃんが当たるなんて。

 

「わたし、ちょっとだけプリンちゃんのことが気になるかもしんない……」ぐらいささやかだった恋心が一気に燃え上がってしまった。

 

 

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プリンちゃん!!

 

 

 

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わたし、あなたのことが!

 

 

 

 

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好き!!!!

 

 

 

 

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かわいかった。

イラストバージョンよりもちょっと犬寄りで、それもまたかわいかった。

 

 

 

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あと歌舞伎バージョンのプリンちゃんも見られた。

隈取かわいすぎる。急に強い。

すっぴんが簡素なぶん、彫深メイクが映えるタイプなんだね。

 

 

いろいろな顔を見せてくれるプリンちゃん。

……ああ、だめだ、どんどん好きになっていく。

 

 

 

 

 

変形しているプリンちゃんが気になる

 

基本的にプリンちゃんはのほほんとした表情に、ころんころんな体形をしている。手足の可動域も少ない。

もちろんそのままでもかわいいけど、あの何も考えていないような顔で、別のなにかに変身しているとグッときてしまう。

 

 

 

ミニライト

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これはガチャガチャで当てたミニライト。

少し無理をしているところがいい。首のラインがたまらない。それでいてなにも無理なんかしてなさそうな顔が最高。

  

 

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狙いのプリンちゃんがなかなか当たらなくて、友だちに協力してもらって引きまくったらいっぱい集まっちゃったやつ。

 

 

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サイゼリヤのテーブルで小さなライトたちを散りばめたら夢みたいになった

 

 

 

 

 カプセルトイ

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カプキャラというカプセル自体が景品になっているプリンちゃん。

突起がなくてつるっつる。違和感がすごい。

あの耳と帽子はプリンちゃんのアイデンティティだったのだな。

 

 

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アイデンティティはプリンちゃんの体内に収納されてた。

なにか物事の本質を見たような気がした。

 

 

 

 

 

ケーブルバイト 

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ケーブルの断線防止に励むプリンちゃん。かわいいねえ

 

 

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キャラものだと手でしがみついてるタイプをよく見かけるけど、これは口からコードが出ているのが潔くてすごくいい。

 

 

 

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まさか?! と思って後ろを見たら、おしりの穴は守られててほっと安心




 

 

不可抗力で変形しているプリンちゃんが愛おしい

 

少しいじわるな愛でかただけど、のっぴきならない環境で変形しているプリンちゃんがたまらない。

 

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ぽわんと丸い形のプリンちゃんだからこそ、きつきつの棒に挟まれてると最高に映えるのだ。

それできつきつの棒にも屈しない、なにも考えてなさそうな顔を見るとゾクゾクしてしまう。

 

 

 

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顔面に棒がきても全然イケている。

棒が食いこんでもかわいいということは、底知れない顔面力を持っている証明になるだろう。

 

 

 

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顔面の中央がめりこんでもかわいいんですよ、プリンちゃんって。

なぜか分からないけど、さっきから同じ環境にいるシナモンロールはきれいなままなんですよ。

 

 

 

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めちゃくちゃ太ってるプリンちゃんもいた。

おぎゃーっと叫んでしまった。かわいすぎて。

 

 

 

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食い込み具合がえぐいほど興奮してしまう

 

 

 

 

プリンちゃんをお迎えしにゲーセンへ

 

景品のプリンちゃん目当てに、ほぼ毎日ゲームセンターへ足を運んだ。

 

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ペンギンのコスプレ

 

 

 

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カエルのコスプレ

 

  

 

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 うさぎ(ロップイヤー)のコスプレ

なにがなんでも自耳を出すところにこだわりを感じる。

 

 

 

 

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イチゴをかぶったプリンちゃん

 

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イチゴの帽子を留めてるゴムがむちむちでかわいかった。

やはり何かが食い込んでるプリンちゃんはいい。

 

 

 

 

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浴衣姿のプリンちゃん

プリンちゃんのチャームポイントは服が似合わないところだと思う。

体がまるくて首がないからだろうか。

 

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浴衣を突きぬけて開く力強い穴を見てほしい

 

 

 

 

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やせている……

頭でっかちにデフォルメされると体が心配になると同時に母性本能を刺激してきてたまらない。

あととにかく顔がいい。こういう何事にも動じない顔に私もなりたい。

 

 

 

 

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でっかい枕! 巨大なプリンちゃんに顔をうずめて寝られるなんてうれしい。

 

 

 

 

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我が家にプリンちゃんが少しずつ集まってきた

 

 

 

 

 

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見た瞬間「なんなんだ」という気持ちになった。おもしろい。ヒゲを生やしてスライムを統べている。どうしたんだ一体。

  

 

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かわいいけど、これ何のコスプレなんだろう

 

  

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うっすら透けてる姿もおもしろい

 

 

 

 

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おでこが広いプリンちゃんだ

 

 

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体ほそい。プリンちゃんは痩せても顔の肉が落ちないタイプなのかもしれない。

 

 

 

 

 

どうしても君がほしい

 

ゲームセンターではUFOキャッチャーの上に置いてある在庫もチェックするようにしていた。

運がいいとこれから登場予定の景品も見られるからだ。

 

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いる! どうやら近々大きなプリンちゃんが登場する予定らしい。待ち遠しい。

このプリンちゃんを毎日見ることが日課になった。

 

 

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じりじり動いている

 

 

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出る……

 

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もうすぐ出ちゃう……

 

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なかなか出ない

 

そして待つこと2週間。ついに時が来た。

 

 

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実際に見るとでっかいな。

これは是非とも我が家にお迎えしたい。

私は100円玉を握りしめ夢中でプレイした。

 

 

 

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4000円も注ぎこんで取れなかった。

悔しくて本当に少し涙を浮かべながら店外からUFOキャッチャーをしばらく睨みつけてしまった。

甚大な被害に精神をやられてしまったので、でっかいプリンちゃんは諦めざるを得なかった。

 

 

一週間後、性懲りもなくゲーセンに行ってしまった。

せめて在庫用のプリンちゃんの動きだけでも観察しておきたい、という気持ちになったのだ。

 

 

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あれ、プリンちゃんがいなくなってる!


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急いでUFOキャッチャーへ駆け寄ると、なんとラスト1のプリンちゃんが座っているじゃないか。

運命を感じてしまった。プリンちゃんは私がお迎えに来るのをずっと待ってたんだ。

胸が熱くなった。やるしかない。さぁ、一緒におうちに帰ろう!

5000円使ってしまった。

 

 

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頭がおかしくなりそうだった。取れた喜びからなのか、それとも合計9000円も使ったからなのか原因は定かじゃないが、とにかく自撮りツーショットをきめた。

 

 

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帰る途中に色々なところに置いて記念写真も撮った。袋に入れたままなのでかわいそうな感じの風景になっちゃった。気が動転してた。

でも取れて本当によかった。

 

 

 

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プリンちゃんを好きになって3ヶ月、自宅内のプリン人口が増えてきてうれしい。

このまま部屋でプリンちゃんに埋もれて幸せな余生を過ごそうと思う。

 

 

おわり

はじめて競馬場に行ったらあらゆる感情が押し寄せてきた


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清々しい秋晴れの週末、私たちは府中にいた。

 

 

 

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競馬をやりに、


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府中にある東京競馬場にやって来た。

 

  

今までわたしは競馬のことをなにも知らずに生きてきた。

前々から興味はあったけど、システムから賭け方まで全部難しそうで手を出せなかった。

それに競馬場ってすごく怖そうじゃないか。

ひとりで行くには不安すぎる。 

 

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そこで今回、頼れる友人たちと一緒に競馬場へやってきたのだ。

競馬場によく来るという友人A、わたしと同じく競馬初心者の友人B。

心底安心できるメンバーだ。

今日はみんなで競馬を楽しんでみたい。

 

 

 

 

待ち合わせより少し早く着いたので、入場口の周辺をうろついてみた。

 


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遊園地みたいな案内板。

見どころがたくさん書いてある。

競馬場ってこんなにアトラクションがあるのか。 

 

 


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今日は遊んでふれて楽しむぞ! 

看板の前で決意をみなぎらせていたら、偶然、友人Bもそこにいた。

Bも初めての競馬だ。同じく決意をみなぎらせていたに違いない。 

 

 


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入口前で当たりペンというものを発見。

当然、初心者のわたしたちは釘付けだ。

これで億万長者になれるじゃん!  と1秒も悩まずBは当たりペンを買った。

ちなみに今日のBの所持金は1700円だと言う。そのうち100円をここで使っていた。まだレースが始まってもいないのにヒリヒリする展開だ。

どうにかこの当たりペンで億万長者になって帰ってもらいたい。

 


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私は同じお店で「当たり屋さん」という新聞を買った。

スリリングなネーミングだが、売店のおかあさんが「これの通りに馬が勝つよ」と断言していたので買った。

これの通りに馬が勝つなら買うっきゃない。

 

 


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友人Aと合流するべく、ふたりで待ち合わせ場所へ向かう。

道中、穏やかなテラスを見かけた。

ここって本当に競馬場……? 不思議な気持ち。

 

 


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建物のエントランスに入ると、わたしたちは驚きのあまり声を上げてしまった。

だってここってあまりにも……サンリオピューロランドじゃん!

 

 


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サンリオピューロランド

 

 

 

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広くてきれいでシュッとしてて、イメージの競馬場とかけ離れすぎている。

これが競馬場というものなの?!  早くも競馬場の良さに震えながら下の階へ降りた。 

 

 


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うそ、空気が変わった……!

無機質な券売機が連なり、手前のモニターには暗号のような数字が映し出され、それを殺気立った大人たちが無言で見つめている。

兵士だ。この人たちは出陣前の兵士。これから戦いが始まろうとしている。忘れてはいけない。ここにいる全員、生死(お金)をかけているのだ。

 

浮かれてもいられないぞ……張り詰めた空気に思わず息を飲んだ。

 

 

パドック前で友人Aと合流し、そのままパドックを見学することに。


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やったー! 馬だー!! いざ本物の馬を目の前にすると、ものすごく浮かれてしまいますね!

 

パドックではレース前の馬の状態を見るらしい。

馬のしっぽが元気よく持ち上がっていたり、足取りが軽いと好調とのことだ。

たしかに初心者でも分かるぐらい馬に個性があって面白い。

 

 

  

 

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それぞれ推し馬ができたところでいよいよ馬券を買う。

Aに教わりながらマークシートを塗りつぶしていく。

ちなみに入口で買った「当たりペン」と「当たり屋さん」をAに自慢したところ、

「それ買う人いるんだ」

とのことだった。買った人がここに2人もいるのに。

 

 


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券売機。知らない機械って緊張して訳が分からなくなる。

マークシートを挿入して操作をするのだけど、エラーが出ると機械と機械の間がパカッと開いてそこからナマの係員さんが出てきて教えてくれる。

急に人間が出てくると驚いて頭が真っ白になるので、操作を間違えないようにしたい。

 

 


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建物を出てスタンドへ。広い! 果てしない!

土地ーー! と叫びたくなる。

 

 

 

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背後を振り返ると、びっしり観客だらけで大変なことになっていた。

人々ーー!!

 

 

キョロキョロしているうちにファンファーレが鳴った。

競馬を知らない私でも聞き覚えのあるあのファンファーレ。

ああ! いよいよ始まる!

と思っていたら、もう走りだしていた。 

競馬って早い。馬券の発売締切もすぐだし、買えたと思ったら馬は走りだしている。うかうかしてられない。

 

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大きなモニターの中で、自分の賭けた馬が今どうなってるのか必死に探した。

今どうなってるの?! 順位は?!

そうこうしているうちに馬たちは最後の直線へ。

すると観客席から轟音が鳴りだした。人々の歓声と怒号が入り交じって嵐が巻き起こっている。すごい音だ、飲み込まれる!

 

 

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レースはあっという間に終わった。

AとBの顔を見ると、恍惚としていた。

まさか当たったのかと思ったら大ハズレだったらしい。

今どういう気持ちなのか尋ねると「気持ちいい~~!」とのことだった。負けたのに気持ちいい?!

確かにお風呂あがりみたいにホカホカの顔をしている。

競馬は負けても気持ちがいい。これは大発見だ。

 

私の買った馬券は300円が450円になって戻ってきた。

少ないけど当たってしまった。うれしい。ちなみに「当たり屋さん」に書かれていた通りに賭けていた。 私はギャンブラーとしての度胸がない。

 

 


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次のレースはお酒を飲みながら芝生に座って待つことにした。

芝生、平和ですごくいい。さっきまでの興奮がウソのようだ。穏やかなお花見みたいで楽しい。今度はお弁当を持って来たい。

 

 

それから最終レースまでみっちり賭けて、Aは7000円のマイナス。

気持ちよくなりすぎたのか、サウナで交互浴した後と同じ顔になっていた。ほっかほか。

 

Bは所持金が1700円から0円になりかけ、当たりペンにキレ散らかしていたが、最終レースで巻き返して1200円に復活! 本当によかった。

 

私はマイナス1000円ぐらい。1000円でこんなに楽しく興奮できて、競馬ってお得だなと心底思った。いっぱい感動しちゃった。  

 

 

 

 

馬をおさわりしたい

 

敷地内に馬小屋があり、実際に馬と会えたり触れあえたりするらしい。

みんなでレースの合間に行ってみた。

 


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いた! ナマの馬だ。部屋着みたいの着てる。かわいい。

 

 


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まつ毛まで見える距離でうれしい。かわいい。 

 


  


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そして、ドキドキしながらふれあいコーナーへ

 

 

 

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ミニチュアホースのラッキー号。なんて小さくて愛らしいの!

 

 

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指先から命を感じる……さっきまで猛スピードで走ってたあの生き物を今さわっている。競馬場で馬を触れるとは。これはすごいことだ。

 

 


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命を感じ感動していたところの隣に、おもいっきり無機質な馬がいておもしろかった。

 

 

 


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馬の部屋にもお邪魔させてもらった。

じゅうたんがふかふかで良いお部屋。 

 


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お隣の馬と目が合った。

馬は群れで暮らす生き物なので、馬同士が見えるようにしておくと安心するらしい。

 

 


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馬とふれあいができて、ときめきが止まらなかった。

大人しくて穏やかな顔をしてるけど、走りだしたら時速70kmも出るなんてちょっと信じられない。顔だけ見たら優しくママチャリぐらいの速さで走りそうなのに。馬ってすごいね。

 



 

UMAJOの一員になりたい

 

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https://umajo.jra.jp/

ケイバを楽しむ女性たちのことをUMAJOというらしい。

わたしも立派なUMAJOになりたいので、UMAJOが集まる「UMAJO SPOT」へ行ってみることにした。

 

 


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入口にあったかわいいぬいぐるみ。口の位置。ニンジンの刺さり具合がたまらない。

バラもこんにゃくの花ぐらいデカくておもしろい。

 


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UMAJO SPOTではカフェで休憩できたり、グッズを購入できるらしい。

 

 


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ファンシーなグッズコーナーにわたしの中のUMAJOが騒ぎ出した。これはかわいいぞ。

 

 


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イラストの馬とリアルな馬が混在しているので、不思議な気持ちにもなる。

  

 


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これは巨大UMAJOせんべいと、親子の馬が混在する壁。本当にいろいろなかわいいが混ざっている。

 

  


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テイクアウトで馬のロールケーキを買ってみた。恐ろしくかわいい。

ロールケーキを食べていたらとても優雅な気持ちでレースを見れた。

無事わたしもUMAJOの一員になれたに違いない。

 

 


 

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食べ物といえば、友人Aおすすめの戸松の唐揚げも食べた。

しっかりめの味付けでごつごつした衣がおいしい。お酒がすすむ。

 

かわいいロールケーキで優雅になれて、ごりごりのから揚げで酔っぱらえる。

競馬場って何者にでもなれる場所なのだな。

 

 

 

 

 

一日ありがとうございました

 

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競馬場はすばらしく楽しい場所だった。全然こわくなんてなかった。

まだまだ分からないことはあるけど、また必ず行きたい。

 

まずはレース中の野次を覚えたいと思った。

まくれーーーっ!

させーーーーっ!

などを適切なポイントで叫んでみたい。あれは気持ち良さそうだ。

 

 

 

 

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ありがとうございました!