鍋のシメについて私は何も知らない

 

鍋のシメに何を入れればいいのか分からない。

お米なのか、麺なのか。どの鍋に何を入れてシメるのか。

私が鍋のシメ勘がないことに気づいたのは、あるラジオを聴いている最中だった。

  

【023】長島・加藤のイうてるマにイっちゃってる「VR買っちゃってる」 | オモコロ

 

ラジオでMCの長島さんと加藤さんが、お題となる鍋に最適なシメを「せーの」で言い合うやつをやっていた。

その内容を表にまとめてみるとこんな感じ。

 

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お2人の意見はほとんど一致していて、とても盛り上がっていた。

私はその楽しげな会話を聴きながら、背筋に冷たいものが流れるような気がした。

分からない。いっこも分からなかった。

今まで気づいてなかったけど、私は鍋のシメに関する知識がぽっかり抜け落ちている。

 

 

 

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例えば、カニすきは雑炊が正解らしい。

カニのうまみが存分に出たダシをお米に含ませる。これは分かる。絶対においしい雑炊ができるだろう。

ところが、(鳥の)水炊きには中華麺が正解だという。

中華麺で当たり前といった空気で進行しているラジオをよそに、私は1人ショックが隠せなかった。

同じダシ系なのに雑炊と中華麺のパターンが?! という驚きである。

「ダシを米に含ませる」という学びは水炊きには通用しないのだ。

あと、麺の種類ってうどんだけじゃないんですか?! という驚きもあった。

お米と麺の使い分けもままならないのに、麺の種類まで展開されてしまうともう何も分からない。

 

 

 

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すきやきの場合は、満場一致でうどんとのことだ。

牛丼のノリでごはんもありなのかと思ったので意外だった。

でもこれでちょっと分かった気がする。

味が濃い鍋にはうどんが向いている。濃厚スープには太麺が合う。ラーメンでよく聞くやつだ。

ところがキムチ鍋、君は一体なんなんだ。

濃い味なのにお米もうどんも良いらしいじゃないか。チーズリゾットすごいおいしそう。

 

 

だめだ、思考回路が飛びそうだ。

鍋とシメは規則性があるようでない。ダシの種類、濃度、テイスト、何を基準にしてシメをあてがえば良いのか見当もつかない。

シメの選択にはいわゆるセンスが必要なのだろうか。経験や知識があれば自然と導きだせるのだろうか。

 

 

 

 

……ここまで書いて思い出した。

思い返すと、私が子供の頃に食べていた鍋は味がしなかった。

鍋に水をはり、昆布をひと切れ入れる。沸騰してきたら昆布を取り出し、野菜やお肉を入れ完成。

スープの味はまったくしない。ひと切れ入っていた昆布のダシはどこにも出ていない。あれは昆布じゃなくてゴム片だったのか。

そんな感じで、うまみも塩気もゼロのスープが出来上がる。人はそれをお湯と呼ぶ。

私たちはお湯と具材を取り皿によそってポン酢をかけて食べていた。ポン酢は味があっておいしかった。

最後のシメは決まってお米。味がないので、おかゆみたいだった。

嫌いじゃなかったけど、家庭ではこの鍋しか出たことがない。

 

外食でも鍋を食べることはなかったように思う。

何度か行ったしゃぶしゃぶは、うちの鍋と同じようにお湯に昆布がそよいでいたので、「鍋ってお湯だな~」という思いに拍車をかけた。

こうして私の脳は、鍋に関して知覚する部分だけ赤ちゃんのまま大人になってしまった。

だから私は鍋について何も知らない。

今後は色々な鍋と向き合い、鍋やシメのことを真剣に考え、成長していきたい。

 

 

 

 

ところで先日、自然薯専門店でお鍋を食べたんですが、

 

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すごくおいしかった。 

和風だしのスープでホルモンと野菜を煮込み、仕上げにネバネバの自然薯をかけた豪快な鍋。

本当においしかったけど、あれからずっと悩んでいる。

これの最適なシメってなんだったんだろう。

透明な和風だしはお米に含ませるべき……?

自然薯のねばねばを絡ませるなら麺を……?

その場合は細麺……太麺……?

 

 

鍋脳が赤ちゃんの私には無理難題だった。わからない。

 

 

「ザ・クレープ」それは大人を翻弄する恐ろしいアイス

 

 

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「ザ・クレープ」というアイスを買った。

たしか子供の頃からお世話になっていたのは「クレープ屋さん」という名前のアイスだった。

どうやらリニューアルしたらしい。パッケージもシックで大人っぽくなった。

ずいぶんお堅い雰囲気になって、まるで別人のようだ。

 

 

 

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開封してみよう。

パッケージの指示どおりに、包装のフチを点線にそって切り取る。

 

 

 

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今度は側面からめくって、ぐるりと剥がしとる。

クレープ屋さん時代からやり方は変わっていない。楽勝、楽勝。

 

 

 

慣れた手つきでザ・クレープを裸にした瞬間だった。

完全に油断していた私は耐えがたい衝撃に襲われた。

 

 

 

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大量のビスケットクランチが地面へ落ちていったのだ。

 

穏やかな陽気の下、非常階段で私は声を上げそうになった。

本当にショックだった。

そんなジャイアントコーンみたいなノリで、クランチがふりかかってるなんて思ってもみなかったのだ。

 

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足場が細すぎる。ほんの些細な衝撃でクランチ達は奈落の底だ。

カイジでもこんな感じの鉄骨渡りをしていた気がする。もうこれはギャンブルといっていいんじゃないか。

大量のクランチを失ったショックと、危険なギャンブル性に感情がぐちゃぐちゃになった。

 

それでも時は残酷だ。ザ・クレープは容赦なく溶けていく。

私は慌ててザ・クレープを頬張った。

 

  

……やだ、おいしい……

 

 

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薄くてもちもちとした皮

 

 

 

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クリーミーなバニラアイスと、存在感のあるザクザクのチョコ

 

 

  

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そして、これまでにないゴージャスなトッピング、ビスケットクランチ

 

  

食感を遊ばせている……

大人だ。完全に大人のクレープ。

あの懐かしくて、ちょっとチープな「クレープ屋さん」の面影はどこにもなかった。

知らない間にこんなにも進化していたなんて。

 

 

 

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私は食べ進める前に、無意識に包装の下半分を脱がしていた。

アイスが柔らかくなってからでは包装が外しづらくなるのを体が覚えていた。

たとえ姿を変え味わいが進化しても、クレープ屋さんイズムは私たちのなかに息づいているのかもしれない。

 

  

  

それから毎日のようにザ・クレープを食べた。

 

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相変わらずビスケットクランチは滑り落ちていく。どんなにそっと包装を剥いても、寝かせたり立てたり体勢を工夫しても、じゃんじゃん落ちていく。

その度に私は感情を揺さぶられながら、それでもザ・クレープを食べるのをやめられなかった。

いつも違う姿を見せてくれるザ・クレープに夢中になっていた。

 

 

 

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野球少年の坊主頭のように、ちょぼちょぼとくっついたビスケットクランチ。ほほえましいじゃないか。


 

 

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この日も多くのビスケットクランチを失ったが、バニラアイスの海に浮かんだチョコの大陸が美しくてため息が出た。

失うことの悲しさに縛られず、広い視野を持ってすべてを受け止めていきたい。

 

 

 

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ビスケットクランチがバニラアイスに埋まり気味の日もある。

がっちりとホールドされたビスケットクランチほど心休まるものはない。

心なしかクレープ生地も全体をしっかりと包み込んでくれている。

こんな休息日もあっていいだろう。

 

 

 

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包装を破る時に、ビスケットクランチをアイスに押しつけるよう意識するとロスが減ることに気づいた。

しかしこれはもろ刃の剣。手の熱で溶けたアイスが包装にくっついて今度はアイスをロスしてしまうのだ。

ひとつ求めれば、ひとつ失う。

こうして人は成長していくのかもしれない。

 

 

 

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チョコの流脈をはっきりと確認できた日は当たりだ。

どのタイミングでザクザクのチョコを口へ放り込むか計算しやすいからだ。

ザ・クレープは行き当たりばったりで食感を堪能するのもいいが、頭脳プレイで攻略するのも面白い。

 


  

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やっぱり多くのビスケットクランチが生き残ってくれた日は嬉しい。

幸福感とともに味わうザ・クレープは何よりもごちそうだ。

 

 

 

 

ひとつのアイスでこんなにエンターテイメントを感じたのは初めてだ。

一度は完璧にビスケットクランチを死守したいと攻略に燃えたが、今はもうその思いはない。

私は個体差ごと受け止めたいと思っている。

どんな形でも向かってきてほしい。

ザ・クレープを丸ごと全部愛したい。

 

 

 

おわり

初デートは淡くて黒かった

 

飲み会で恋愛の話になった。

「この人が好きだ! と確信する瞬間が分からない」という話題だ。

恋に落ちるということは難しいのだろうか。

人を好きになるきっかけなんてほんの些細なことだと思う。それこそたったひと言でコロっといくかもしれない。

 

そんな話をしたので、自分の恋愛はどうだったか思い返してみた。

私もそうだった。ごはんでも行きましょうと約束したあの日。

彼の何気ないひと言で恋に落ちたのを覚えている。

  

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その日は浅草に詳しい彼の案内で、浅草周辺をぶらぶら散策していた。

 

 

 

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浅草寺に行った。

そしてすぐ隣の浅草神社に、こち亀の記念碑があるのを教えてもらった。

単行本の総発行部数が1億3000万冊を突破した記念に建てられたものらしい。

ここにその記念碑を?! と驚いてしまった。

他の石碑と比べてもそれだけピカピカの質感で不思議な感じだった。

 

 

 

浅草六区は浅草らしい趣のある通りだった。

特に街灯に取り付けられた有名人の写真看板が味わい深くて良い。

欽ちゃんや寅さん、東八郎東MAX……浅草の有名人たちを順番に眺めながら歩いていると、彼がくじら料理店の前で立ち止まった。

店先の街灯にはただ「予約済」と書かれている看板がついていた。

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数ある看板の中でも予約になっているのはこの一つだけらしい。

これはビートたけしが予約したもので、生きてる内に写真を飾るのは気恥ずかしいという理由で、亡くなった後に写真を入れるそうだ。

なるほど、何気ない看板ひとつにもエピソードが詰まってるんだなぁ。

 

こんな感じで彼が細かいポイントまでガイドしてくれるので、すごくありがたかった。

そう感謝の旨を伝えたら、彼も嬉しそうにしていた。

  

 

またしばらく歩いていると彼から提案があった。

近くに良い場所があったのを思い出したらしい。

もちろん喜んでついていく。今度は何を見せてくれるんだろう。

 

 

 

 

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「ここがハッテン場ですね」

(ハッテン場が分からない人は各自調べてください)

 

 

 

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初めてハッテン場を見た感想は「黒い……」だ。

表向きはサウナらしいのだけど、看板が出てない。ドアや窓が黒いスモークガラスのため、中の様子も全く見えない。

 

 

  

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遠目から眺めているというのに、辺りに漂う異様な空気に思わず息を飲む。

初デートでハッテン場を案内されているという緊張感もすごい。

 

 

 

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その場で立ち尽くしていたら、彼が何かに気づいたようだ。

 

 

 

 

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「せっかくだから、近くにもう1軒ハッテン場があるので見てみますか」

 

 

 

 

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「せっかくだから」の温度感でハッテン場のハシゴを?!

こんな重いボディブローのような「せっかくだから」は初めてだ。

 

 

 

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彼は一切濁りのない瞳をしてそこに立っていた。

ウケ狙いではない、セクハラ的ないやらしさでもない、彼自身ハッテン場に興味があるわけでもない、完全なる無の状態で。

そこに山があるから登るように、そこにハッテン場がもう1軒あるから見に行くのだ。

私は純真な「せっかくだから」にショックを受けると同時に、胸の高鳴りを感じていた。

この人だ、と運命を感じてしまった。

 

 

 

 

 

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2軒目も黒かった。

「やっぱり黒いんですね」位しか言えなかったけど、内心ドキドキしていた。

 

こうして私はたったひと言、「せっかくだから」で恋に落ちたのだ。

案外、ハートに刺さるのってロマンチックな言葉とは限らないのだと思う。

 

 

 

その後

彼とはお付き合いすることになって色々な場所へ遊びにいった。

ディズニーシーのキラキラした海の前で、水面のようにきれいな瞳をした彼が、史上最も残酷な拷問器具「ファラリスの雄牛」の解説を始めた時は、ドキドキしてまたときめいてしまった。

「ここでそれを?!」というシチュエーションに私は弱いのかもしれない。

 

 

 

 

おわり

 

あんみつパフェにはコアがない

 

 

ある日、友達から「あんみつパフェ」という食べ物の存在を教えてもらった。

ディズニーシーにあるらしい。

あんみつパフェねぇ、あんみつ好きとしては大変興味深いじゃないですか。

 

 

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さっそくあんみつパフェで検索をかけたら、画像がたくさん出てきた。

あんみつパフェねぇ、良いですねぇ! 夢中で画像を眺めていた時だった。

ふと違和感を覚える。

 

あんみつパフェって……なんだ?

 

こういう時は落ち着いてウィキペディアを開いて確認したい。

あんみつとは、パフェとは。

 

◆あんみつ  

あんみつとは、みつ豆にあんこを乗せた和菓子。

さいの目状に切った寒天に、茹でて冷やした赤エンドウマメ、あずき餡、求肥、干し杏子などをのせ、蜜をかけて食べる。

 

 ◆パフェ 

パフェとは、背の高いグラスに、アイスクリーム、フルーツを主体として、その他の甘い具を加えたデザート。
生クリーム、バタークリーム、チョコレート・ソース、シリアル、ナッツなどを加える。

 

違和感の正体は、あんみつとパフェの構成にあった。

どちらも、複数の具材からできた集合体なのだ。

「これが入っているからパフェ」とか「これが入ってないとあんみつじゃない」みたいなことはない。

そう、恐ろしいことにあんみつとパフェ、どちらもコアがない食べ物といえる。

 

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じゃあ、コアのないもの同士が合体したらどうなっちゃうの? という話になってくる。

 

「あんみつパフェ」という名前なので、もちろんベースはパフェのはずだ。

そこにあんみつ要素をプラスしたのがあんみつパフェ。

仕組みは簡単だ。だけど哲学としてはとても難しい。

どこにも主体性がないあんみつパフェという食べ物は、どんな具材で構成するというのか。

あんこに黒蜜、寒天は入る? コーンフレークは?

いや、なんなら、細長いグラスにあんみつの具材を入れたらパフェっぽくないですか? という気もしてきた。

考えれば考えるほど分からない。

あんみつパフェ……一体どういうことなんだ。

 

 

 

 

分からなくなってきたので、少しクローズアップしてあんみつパフェの「あんみつ」部分に注目してみよう。

 

世間一般的に「あんみつ」というと、きっと地味でぱっとしないイメージを持たれているのではないだろうか。

そもそも、あんみつがどんな具材で構成しているのか浸透してない可能性もある。

ふんわりとした認識と立ち位置、それがあんみつという食べ物だと思っている。

 

 

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じゃあ、あんみつパフェの「あんみつ」部分はどうなっているんだろう。

もしかすると、ここに世間が考える「あんみつらしさ」が表れているんじゃないだろうか。 

あんみつといったらこれだよね! といった感じで、あんみつを象徴する具材が乗っているはずだ。

めちゃくちゃ興味深い。

みんなあんみつのことどう思ってるの。

 

決まりだ。あんみつパフェを食べてみよう。

謎に満ちたあんみつパフェの構成、そして世間が考えるあんみつ像をあぶり出してみようじゃないか。

 

 

 

 

調査対象

 

今回は3店舗のあんみつパフェを食べてみることにした。

前提として甘味処は調査対象から外している。

通常あんみつを出さないようなお店が考えて用意した、あんみつ的な具材を確認していきたい。

 

 

 

 

カフェ(個人店)が出すあんみつパフェ

 

まずはカフェだ。

コーヒー豆を挽く心地よい音と香ばしい香りに包まれながら、あんみつパフェを注文してみた。 

 

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さっそくウィキペディアにあったパフェの要素のひとつ「背の高いグラス」が覆された。

中肉中背のグラスだ。頼りがいのあるフォルム、私は嫌いじゃない。

 

 

  

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トップにはソフトクリーム。きな粉と黒蜜のお化粧で色づいている。

脇に添えられているのは艶やかな白玉。

 

 

 

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グラスの縁からはみ出さんばかりの白玉の曲線美に、思わずスケベな笑いが出てしまった。

 

 

  

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グラスの中は、コーンフレーク、生クリーム、あんこ、白玉が重なっていた。

淡い色合いの中で、あんこの黒が引き立っている。またスケベな笑いが出ちゃう美しいストライプだ。

 

食べてみると、かなりパフェの要素が強かった。

生クリームが多く、コーンフレークの食感が目立つからかもしれない。

 

パフェの内容をまとめると下記のようになった。

 

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こちらのカフェでは、4種類の具材であんみつらしさを表現していることが分かった。

きな粉については、あんみつらしいかと言われるとちょっと考えてしまう。

でも和風の雰囲気は出るので気持ちは分かる。

意外な結果だ。思ったよりあんみつから遠いところに置いたあんみつパフェだった。

 

 

 

  

 

ケーキ屋のあんみつパフェ

 

ケーキ屋さんのガラスケースに並んでいたあんみつパフェ。  

 

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サイズはプリン容器と同じぐらい。

 

 

  

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フルーツがジュレでコーティングされて艶っぽい。

ケースで陳列するための乾燥防止だろう。ケーキ屋ならではの工夫だ。

透明感のある粒あんは水分が多いタイプ。ソースのような役割なのかもしれない。

 

 

  

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フルーツの下から出てきた生クリーム畑をスプーンで掘ってみると、思わず目を疑った。

抹茶ムースと黒糖味のゼリーが出てきた……!

 

 

 

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寒天じゃなく抹茶プリンと黒糖ゼリーを仕込んでくるとは想定外だった。

といっても、全体的に和テイストでよくまとまっていたので、あんみつパフェとして説得力があった。 

 

 

 

 

 

サンマルクカフェの白玉あんみつパフェ

 

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サンマルクカフェのパフェシリーズに「白玉あんみつ」というのがある。 

たった390円(税抜)で食べられるパフェとして今日も大勢の人々が救われていることだろう。

 

 

 

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こちらが白玉あんみつパフェ。なんてシンプルな構成だ。

 

 

 

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ソフトクリームの頂上から流れる黒蜜の川。

それをグラスの縁に沿って並んだ白玉の壁がせき止めている。 

黒蜜と白玉の美しいせめぎ合い。いつまでも見ていたい。

 

 

 

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体をかがめてグラスの側面を覗き込む。コーンフレークが多そうだ。

 

 

 

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え、というか全部コーンフレーク? うそ……!

 

 

 

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アリ地獄のようなコーンフレークの巣に吸い込まれたスプーンは、ずぶずぶと埋まって行き、二度と戻ってくることはなかった。

 

 

 

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リーズナブルなだけあってとても潔いパフェだった。

「白玉あんみつ」という名前なので、もちろん白玉は乗っている。

そうなると、あんみつ要素は黒蜜のみで表現しているということになる。

大胆すぎて絶句してしまった。

 

 

 

 

 

まとめ

 

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集計結果を見ると、最も使われた具材は白玉という結果になった。まさかのダークホース。

どうやら世間では「あんみつ=白玉・黒蜜・あんこ」というイメージが強いようだ。

一方、あんみつの基本である寒天や豆は一度も登場しなかった。

こう考えると、あんみつの中でもパフェの派手さに遜色ないメンバーとして、白玉・黒蜜・あんこが選抜されるのも、妙に納得してしまう。

白玉・黒蜜・あんこって華があるもんね。

 

今回は3店舗のみの調査だったので、今後もあんみつパフェには注目していきたい。

 

 

 

【おまけ】

 

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ちなみにパンケーキ推しのカフェで「あんみつパンケーキ」を発見したので注文してみたところ、

 

 

 

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あんみつ要素は黒蜜・あんこ・抹茶アイスという結果になった。

やっぱり黒蜜とあんこは強い!

 

 

 

 

 

それでは最後に、仕事中に一生懸命考えてこしらえた、私の理想のあんみつパフェをお届けして終わりたい。

 

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ありがとうございました。

 

 

オモコロ合宿の思い出

 

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7月14日から15日にかけてオモコロ合宿に行ってきた。

総勢約40人。編集部のみなさん、ライターのみなさん、インターネットでお見かけしたあんな人やこんな人ばかりだ。

初参加でとても緊張したけど、本当に楽しかった。

 

 

 

【018】たかや・マンスーンのパクパクラジオ「酒と泪と合宿とエゴサ」 | オモコロ

 

 

セブ山・永田の最高ラジオ158「オモコロ合宿2018」 | オモコロ

 

 

【016】かまってみくのしんGOLD「オモコロ合宿ゴーゴゴー!」 | オモコロ

 

 

omocoro.jp

 

 

ラジオや記事で語られる合宿のエピソードに、今でもつい思い出し笑いをしてしまう。

せっかくなので、私もひと夏の思い出として合宿のことをちょっとだけ書いていきたい。

 

 

 

 

 ☆☆☆

 

 

 

バーベキューを終えて、夜の自由時間。

コテージの中でお酒を飲んだり、ボードゲームをしたり、みんな賑やかにすごしていた。

 

私は調子に乗って飲み過ぎたせいでフラフラだった。

外の風に当たるついでに自販機へ水を買いにいくことにした。

でもあれだな、靴履くの面倒くさいな。そうだ、ベランダから外履き用のサンダルをつっかけていこう。

ということで、小銭を握ってベランダへ向かう。

 

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出入口のガラス戸へ向かうと、何やら数人が賑わっている。

ボードゲームでもしてるのかな。後で混ざりたいな。

そんなことを思いながら、ちょっと失礼して前を通らせてもらおうと近づいた。

 

ここで私はハッとした。 

 

 

 

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ガラス戸の向こうに立ってるの……キショ松さん?

キショ松さんは全裸だった。なぜ全裸なんだ。

 

 

 

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キショ松さんは現実世界でもモザイクがかかったような全裸でいらした。見えてるのに見えてない。不思議だ。

キショ松さんの裸は夜の闇によくまぎれるらしい。

 

 

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目撃した瞬間、私もこのような新鮮なリアクションが出来ればよかったのだけど、

 

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びっくりしすぎてヘラヘラすることしか出来なかった。

 

 

 

 

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ヘラヘラしていたら、振り返った永田さんが私の存在に気づいてこう言った。

「ちょっと何かいるんだけど」はこっちのセリフでは…? とガラス戸の向こうに何かがいるのを見ながら思った。

 

  

 

 

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外のキショ松さんはというと、特に慌てる様子もなく、スッと闇に溶けるように視界から捌けていった。

 

 

……あ、そうだ。飲み物を買いに行くんだった。

キショ松ショックから正気を取り戻し、外に出るとキショ松さんがいた。

服は着ていた。

そして、とても申し訳なさそうに「先ほどはすみません」と謝ってくださった。

こちらこそ勝手に拝見して申し訳ない。 

 

 

 

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どうやら落ち込んで泣いていたみくのしんさんを見て、ひと肌抜いたらしい。

そうか、全裸はキショ松さん流のエールだったのだ。

体を張って人を元気づけるなんてなかなか出来ないことだと思う。

キショ松さんの少し不器用で男らしい優しさに胸を打たれた。

 

 

 

 

自販機で買った冷たい水で喉を潤しながら外を歩く。

ひんやりとした夜風が気持ち良い。

降るような夏の星空がとてもきれいだった。

 

 

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ベランダに戻るとみくのしんさんがいた。

全く泣き止んでなかった。びっくりした。

 

すっかり酔いがさめた私は思った。

なんだったんだ……

 

 

龍が如く0に出てくる「準備はできてるか?」的なセリフを全部抜き出してみた

 

ゲームの「龍が如く」が好きで、よく実況動画を見ている。

 

 

龍が如くとは…

「伝説の極道」桐生一馬を主人公として、 愛、人情、裏切り…… 巨大歓楽街に生きる熱き男たちの生き様を描いた作品です。

(公式サイトより抜粋)

 

www.youtube.com

 

長く続くシリーズの中でも龍が如く0は、バブル時代の何でもアリな空気が龍が如くの世界観とマッチしていてすごく良かった。

 

 

 

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メインのバトルはエフェクトが派手なので、見ているだけで楽しい。

レベルアップするにつれ、ヒートアクション(必殺技)のバリエーションもどんどん増える。

プロレスみたいなかっこいい技もあれば、「それ街でやんの?!」という破天荒な技もあって常に目が離せない。

 

 

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「ボウルの極み」だそうです。

 

主人公の桐生さんは、どんな時もシリアスな顔で取り組むところが良い。

 

 

 

龍が如くの魅力を語る上で欠かせないのが、特訓やミニゲームなど充実したサブストーリーだ。

 

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物をぶん回して敵を殴る特訓

 

 

 

 

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ミニ四駆のレースバトル

 

  

 

 

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波止場で釣り

 

 

 

 

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不動産屋の面接官

 

 

 

 

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ラジオのハガキ職人

 
 

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渾身のネタをハガキへ書き綴る桐生さん 

 

 

 

このように、極道とはとても思えない軽いフットワークを見せてくれる。

仁義なき戦いを繰り広げるメインストーリーも熱いけど、日常系ほのぼの極道サブストーリーも捨てがたい。

その両方をバランス良く楽しめちゃうのが龍が如くで、そこが大きな魅力だと思う。

 

 

 

 

 

「準備はできてるか?」の確認の仕方が気になる

 

前々から気になっていたポイントがある。

それは、メインストーリーが進行する直前に見られる一場面。

 

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(準備をするなら今の内だが……どうする、もう休むか?)

 

この唐突な心の声には

「ボス戦前ですが、装備や回復アイテムは充分ですか? 」

「特訓とかサブストーリーとか済ませておくなら今のうちですよ」

という確認が含まれている。

 

私はこれを「準備の確認」と呼んでいる。

準備の確認は、主人公というよりプレイヤーに向けられたものだ。

それをゲームの登場人物が、世界観を壊さないように巧みなセリフ回しでそれとなーく確認してくれるのが面白い。

 

さて、一度気になったらファンとして居ても立ってもいられない。

ということで、龍が如く0に登場する「準備の確認」全パターンを抜き出してみることにした。

 

 

 

 

心の声パターン

準備の確認は大きく2つに分けられるようだ。

まずは、心の声で自問自答するパターン。 

 

 

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(連中が何を企んでるかわからない以上、用心をしておくに越したことはないが……)

 

「準備」ではなく「用心」というワードで準備の確認をしている。 

 

 

 

 

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(ま、本人がおるにせよ、おらんにせよ、穏便に済むはずはないやろうな……

どうする、もう行くか……?)

 

こちらはもう1人の主人公、真島吾朗氏。

「穏便に済むはずはないやろうな」というワードで、準備の確認を匂わせている。

 

 

 

 

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(準備ができたら陳の店に向かおう。)

 

道端でふと思い出したかのように確認が入るケース。

 

 

 

 

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(万が一のこともある……もし行くとなったら、しっかり準備をしてからタクシーに乗ろう……)

 

そんな言われ方されたら登山リュックとか背負ってタクシーに乗りたい。

 

 

 

 

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(しばらく戻ってこれないかも知れない。今のうちに準備をしておくか)

「しばらく戻ってこれない」というワードが出ると、一気に緊張感が増す。

高プレッシャータイプの準備の確認。

 

 

 

 

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(……俺も多分、今日までの命や。何の未練もないようにしとかな……)

この後、命がけの決戦が待ち受けていることが分かる。

本編の中で一番重みのある準備の確認だ。

 

 

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(……俺はもうやり残したことないんか? ほんまに思い残したことはないな?)

 

反復確認。そう言われたら、やり残したこといっぱいある気がしてきた。

 

  

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(……まだや。何の未練もないようにしとかな)

 

  

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未練(キャバ嬢をしっかりレッスンすること)を断ち切ってから決戦に臨むとしよう。

 

 

 

 

 

誰かがそれとなく聞いてくれるパターン

 

 心の声パターンの他にもうひとつこういうのがある。

 

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尾田「もう準備できてるなら車に乗ってくれ。いいか?」

 

誰かがそれとなく聞いてくれるパターン。準備できてる?って。

しかも準備ができるまで、その場でずーっと待っててくれる。優しい。

 

 

 

 

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尾田「よぉ、桐生君。準備よければ神室町を出るぜ。蒼天堀に向かう。もうやり残したことはねぇか?」

 

二度目の登場、尾田さん。今作にしか出てこないけど、とても頼れる確認係だ。

 

 

 

 

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米木「今度の仕合いは、下手をすると命を落としかねん。万全の準備を以て臨むがよいぞ。……覚悟はよいか?」

 

主人公の修行をしてくれる米木師匠による準備の確認。言い回しが渋くてかっこいい。

 

 

 

 

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ビリケン「そや、今から留置場に案内したるけど、お前の方の準備はできとるんか?」

ビリケンという刑事さんからの準備の確認。

 

 

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「まだや」と答えてみよう。 

 

 

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ビリケン「ほな、ここで待っといたるから準備が済んだら声かけてや。」

 

優しい。お父さんって呼びたい。

 

 

 

 

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錦山「何が起きてもおかしくない。覚悟を決めておくんだな。」

 

桐生さんの兄弟分、錦山。彼は準備の確認においてプロといっていい。

 

 

 

 

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錦山「桐生。一度入ったらもう後戻りできねぇぞ。……準備はいいか?」

 

シリアス顔に定評のある桐生さんでも「そうなの?!」ってなりそうな鬼気迫る準備の確認。

 

 

 

 

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錦山「もうやり残したことはねぇな? あれば今のうちに済ませとけ。」

錦山は慎重派だ。あとすごく優しい。いつも待たせてごめん。

 

 

 

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錦山「あとから引き返せってのはナシだぜ。」

今ならギリ引き返せるってこと? ほぼ心理戦に近い準備の確認。

 

 

 

 

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錦山「もういいのか、桐生? この街でやり残したことはねぇんだな……?」

 

錦山は本当によく準備の確認をしてくれる。

ありとあらゆるポケットに栄養ドリンクをぱんぱんに詰めてきても、準備の確認に一切の抜かりがない。

 

 

 

 

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「これが最終決戦に向かう前の、最後の自由時間となります。」

 

唐突に謎のナレーションによる準備の確認が入った。誰?!

 

  

 

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「一度真島に切り替えた後でも、再びプレイヤーキャラクターを桐生に戻すことが可能ですので、しっかりと準備をしておきましょう。」

 

これまで世界観を崩さないようにうまいこと準備の確認をしてきたのに…!

ラストにメタ的な準備の確認が入るとは。

 

 

 

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「念のため、このタイミングでセーブデータを作成して保存しておくことをおすすめいたします。」

 

思いっきりセーブデータって言ってる。

 

  

 

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そして見つめ合い不思議な間に包まれる2人

 

 

 

 

 

 

 

……よし、行くか!

 

 

 

 

 

 

 

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やり残し(ボウリング対決)がないようしっかり準備してから、行こう!

 

 

 

 

おわり

 

初めてプロペラ機に乗り、初めて離島に降り立って、初めて取材をした

 

 

今年の1月、初めて取材というものを経験した。

取材先は、東京都の離島「神津島」。

「東京の離島1ヶ月渡り歩きます会社」という東京別視点ガイドのトリッキーな企画のなかで、ひと記事書かせてもらえることになったのだ。 

初取材で、しかも離島。初めて尽くしで貴重な経験ばかりだった。

今回はその時の思い出を少し綴ってみようと思う。

 

 

 

 

初めての小型プロペラ機

 

 

 

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神津島へ行くには、飛行機だと45分、船だと12時間かかるらしい。

私はブランコでも酔ってしまうほど乗り物に弱い。12時間も船に乗ったらスライム状に溶けてしまうだろう。

ということでわがままを言って、行きは割高な飛行機を使わせて頂くことになった。

 

 

取材当日、朝早く調布飛行場へ。

 

 

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調布飛行場は想像以上にこじんまりとしていて、びっくりした。

たぶん家の近所にあったジャスコと同じくらいの大きさだ。

 

この日は朝の冷え込みで滑走路が凍結してしまい、フライトが1時間ほど遅れるとのことだった。

そわそわして落ち着かない。ターミナル内でも散策しよう。

 

 

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スタンバイ中の小型のプロペラ機。どうやらこれに乗って行くらしい。

今まで飛行機といえばジャンボジェット機しか乗ったことがない。一体どんな乗り心地なんだろう。

 

 

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待合席からも滑走路が見える。いくつもプロペラ機が止まっている。神津島行きはどれだろうか。

 

 

 

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ウロウロしながら、しつこい位に飛行機を見て過ごした。もう緊張しちゃって。

 

 

 

 

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1時間後、待機していた飛行機が次々と飛び立っていった。

ああ、本当に飛ぶんだ。ドキドキする。

 

 

荷物検査を済ませると、いよいよ飛行機に搭乗する番になった。

 

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ターミナルまで迎えに来てくれるジャンボジェット機と違って、こちらが滑走路を歩いて飛行機に乗り込むスタイルだ。

係員さんの後をストーカーの如くぴったりとついていった。

 

  

 

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飛行機の前に乗客全員がそろったところで、係員さんから名前を呼ばれ、1人ずつ指定された席へ座る。図のように交互の配置になった。

機体の重量バランスをとる為、乗客の体重も計算に入れて配置しているらしい。

フライト中だけは1gも太ったり痩せないようにしたいと強く誓った。

 

 

 

滑走路を走り出すと、飛行機はあっという間に浮かび、ぐんぐんと高度を上げた。

窓の下には航空写真みたいな景色が広がっている。

フライト中は通信機器類は電源を切るようアナウンスがあったので、私は窓に張りついてただただ外を眺め続けた。

 

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イメージ図。本当にgoogle mapみたいだった。

 

 

すっかり緊張も解け、テンションが上がってきた。

プロペラ機たのしいな!

 

 

 

 

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ところが、恐怖の時間が突然やってきた。

機体が高度を下げた瞬間、無重力状態になったのだ。

ジェットコースターが急降下する時のアレだ。

胃がスワァァとなるあの感覚! 私はあれが大の苦手だった。

次のスワァァが来る前に、どうにか体を固定したい。

手足をどこかに突っ張れば、体が浮く感覚も和らぐ気がする。

 

 

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出来ればこういう壁に挟まれた場所で全身を固定したい。

でもここは飛行機内。そんなSASUKEのスパイダーウォークみたいな壁はない。

 

 

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背もたれに寄りかかって前の座席に手を伸ばすことで突っ張れるのでは! と思いつくも腕のリーチが足りなかった。

お行儀が悪いので足を伸ばして突っ張るわけにもいかない。

 

 

 

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とにかく何かを掴みたい。そうだ、窓枠だ! と試みたが、窓が小さすぎた。

体を固定できない! 浮いちゃう、浮いちゃう!

こうやっている間にも、容赦なくスワァァァが全身を襲ってくる。

  

 

 

 

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もうだめだ。座席と一体化してやり過ごすしか術がなかった。

人生でこんなにもSASUKEのスパイダーウォークが恋しかった時はない。

 

 

 

 

 

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他のお客さんの様子をうかがうと、なんかみんなグーグー寝ていた。

なんで…? 局所的に私の席だけスワァァァに襲われてるの……?

 

 

 

そんなこんなでスワァァァとの戦いに励んでいる間に、飛行機は神津島の上空に着いたようだった。

 

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切り立った断崖の上に滑走路が見える。こんなロケーションの滑走路初めてだ。

最高難易度の「飛行機でGo!」ならきっとこういうステージが用意されてると思う。

 

 

 

 

 

初めての離島

 

 

私の心配をよそに、飛行機は無事に着陸した。 

青い空、青い海、迫力満点の断崖絶壁。

上空から見ただけでも、島の豊かな自然が十分にうかがえた。

これからどんな景色が待っているのだろうか。ワクワクする。

美しい自然をたくさん写真におさめておかないといけないな。

飛行機のスワァァァですっかり存在を忘れていたスマホの電源を入れた。

さっそく私は心を動かされた目の前の自然を写真に撮った。

 

 

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記念すべきファーストショットは、えらい腰つきの植木だった。

空港ではこれしか撮ってなくて、今思い返すとほんのり悔しい。

 

 

この後、東京別視点ガイドの松澤さんと斎藤さん、黒曜石を研究している林さんと合流し、取材に取り組んだ。

 

 

www.another-tokyo.com

 

初めての取材はとてもハードで、一瞬死を覚悟した場面もあったけど、その分思い出深く、楽しいものになったと思う。

 

 

 

 

www.hotpepper.jp

 

島唯一のビアバーで、店長さんにインタビューもさせて頂いた。

 

 

 

 

他にも取材に同行して島中を回った。

 

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思わず「ディズニーシーだ…」と声が漏れてしまった赤崎遊歩道

 

 

 

 

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多幸湾の穏やかな砂浜。

  

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東京の名湧水57選に選ばれているというありがたいお水。

 

 

 

 

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1000円のありがたいキンメダイの煮つけ定食。 

 

 

 

 

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車で40分走れば一周できる小さな島だけど、様々な表情があって面白い。

そして、どこも共通しているのは、穏やかで時間がゆるやかに流れていること。

 

  

 

 

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これは、買い込んだお酒を両手に持って、VRをやりに島民のかたのお宅へ向かっているところ。

なぜ離島でVRを? という疑問は、穏やかな時間と共に流れていった。

 

 

 

 

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2泊3日の取材は本当にあっという間だった。神津島、楽しかったな。

 

 

貴重な体験をさせてくださった東京別視点ガイドさん、取材に応じてくださった島民のかた、ありがとうございました!

 

 

 

 

↓今回の取材で、東京別視点ガイドさんがまとめた神津島の観光プラン!

 

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