【みはしのあんみつ】春先のみはしで起こったとある異変

 

私はいつものようにみはしへ向かっていた。

朝から夕方まで食事を抜き、飢餓状態で。

ほとんど残っていない体内のエネルギーをすべて足の筋肉に送りこみ、早歩きでみはしに入店した。

屋内外の寒暖差でメガネが少し曇っているが、おかまいなしだ。

今の私を誰も止めることはできない。

 

 

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 テーブルにお茶とおしぼりが置かれると同時に注文を唱えた。

「苺クリームあんみつに、さらに苺をトッピングしてください」

今日は苺をダブルでいく、朝から決めていた。

いつもならトッピングをダブルで注文する時は大抵モジモジしてしまうが、今日は堂々と言えた。

飢えた体がビタミンを欲している。とにかく今は胃を満たしたい。恥じらうのは満腹になったあとだ。

 

 

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熱いお茶をひと口飲んだところで、あんみつが運ばれてきた。

早い! こちらに考える隙を与えないのがみはしのやり方だ。

 

よしよしよし。豪快に苺を口に放り込んでやろう。

そう意気込んで手元の苺クリームあんみつを見下ろした瞬間、私は愕然としてしまった。

 

 

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いつもよりあんみつが小さい!

 

苺の数はいつもの2倍。どう考えても、たっぷり大盛りのあんみつが運ばれてくるはず。

でも目の前のあんみつはいつもよりひと周り小さいのだ。

いや、待てよ。これって量が少ないというより器自体が縮んだような……

ここでハッと気がついた。

 

 

メガネだ。

私は強い近視で、いつもコンタクトレンズをつけている。

花粉症の時期はメガネをかけることもあり、今日もたまたまメガネをかけてみはしに来ていた。

近視用のメガネの凹レンズを想像してほしい。

あのレンズを通すと物が小さく見える現象が起こる。そして、目とレンズの距離が離れるほど、その現象は強くあらわれる。

この時、私はテーブルに置かれたあんみつを見下ろすような姿勢、つまりメガネが鼻の付け根から下にずれることによって、目とレンズの距離が離れた状態であんみつと対峙していた。

 

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だからいつものあんみつが小さく見えていたのだ。

思わぬ逆ケントデリカット現象に泣きそうになった。メガネでこんなに悔しい思いをするのは初めてだ。

 

たまにメガネをかけて生活しているが、物が小さく見えて気になったことは一度もなかった。

私は年がら年中みはしのあんみつをうっとり見つめ倒している。だから、脳には実寸のみはしのあんみつがインプットされている。

目に映る小さなあんみつと、脳に残る実寸あんみつの差。気がつかなければ幸せなままだった。これは愛するが故に起こった悲しい事故である。

こんな悲しみは二度と繰り返してはいけない。

みはしへ行く日はコンタクトレンズにすると固く誓った春の日だった。

 

 

 

 

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コロナの影響でみはしの営業時間が短縮している。

仕方のないことだけど、仕事帰りに立ち寄れなくなってしまった。休日も都合がつかず行けていない。悲しい。

もうすぐ苺あんみつ、桜あんみつが終わってしまう……

今はみはしの思い出だけでどうにか生きている。

 

サンリオエキスポでポムポムプリンまみれになった

 

  

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部屋の一角を陣取るポムポムプリンのかたまりの前に立つ。いつ見てもかわいい。でも見とれている場合じゃない。 

今日はとても大切な日だ。この中からプリンちゃんをひとり選んで連れていきたい。

 

 

 

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よし、君だ。一番顔に勢いがある君に決めた

 

 

 

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歌舞伎のプリンちゃんをリュックの脇に入れた。

今日一日、ここから私を見守ってほしい。

 

 

  

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念の為、プリンちゃんのピンバッジも襟元にチラつかせた。

君にも見守ってもらおう。

 

 

   

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プリンちゃんを好きな気持ちが高まって、少しでもプリンちゃんに近づきたいと思うようになった。気がつくと茶色のベレー帽を買っていた。これもかぶっておこう。

 

普段、こうやってプリンちゃんのグッズを身につけることはほとんどないのだけど、なんといっても今日は特別な日だ。十分すぎるぐらい気合いを入れて挑みたい。

 

 

 

目的地に到着すると、すでに会場前に行列ができていた。

受付をすませて入場待ちの列に並ぶ。

  

 

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列に並ぶ誰もがプリンちゃんを身につけていた。列全体がすごく黄色い。

全員他人のはずだが、不思議と一体感に満ちていた。

そう、私たちは全員ポムポムプリン アンバサダー。プリンちゃんを熱く応援するファンのことで、ポムバサダーと呼ばれている。 

 

 

時間になり開場すると、100人近いポムバサダーたちがぞろぞろと会場へ吸いこまれていった。 

 

 

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サンリオ エキスポ2020に来た!! やったー!

 

サンリオエキスポとは、サンリオの新しいプロジェクトや新商品の展示会で、主に報道関係や事業者向けに開催されているらしい。

私はポムバサダーの招待枠に当選して参加できることになった。めちゃくちゃにうれしい。ポムバサダーばんざい!

プリンちゃんを好きな者として存分に見学したいと思う。

 

 

 

 

緊張のグリーティング  

 

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ポムバサダーの目玉特典は、プリンちゃんとのグリーティング。なんてありがたい。

開場してすぐにグリーティング列に並んだ。

  

 

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時間になってプリンちゃん登場!

待ちかねたポムバサダーたちから黄色い歓声が上がるのかと思いきや、会場は意外と静かだった。

ただ、確実に場の重力が変わった。多分みんな地面から足がちょっと浮いていたと思う。静けさの中の興奮。 

基本的にソロ参加の人が多いからだと思う。もちろん私もひとり静かに鼻息だけを荒げ、地面から数mm浮きあがった。

 

 

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ステージに1人ずつ上がってプリンちゃんと1対1でふれあえるらしい。贅沢なグリーティング。

前に並んでいたポムバサダーたちが次々とステージに上がっていく。

プリンちゃんに熱心に話しかける人、プリンちゃんと一緒にダンスする人、ぎゅーっと力強く抱擁する人。

それぞれの愛情表現を披露するポムバサダーたちを見ているうちに、緊張して頭が真っ白になってしまった。

 

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プリンちゃんを目の前にして私どうしたらいいの?!

パニックの末、「いつも……応援してます」と言いながら控えめに握手をした。街頭演説の応援みたいになっちゃった。

もっとこう、全身をなでまわす勢いでスキンシップをしたかったけど無理だった。

 

なでまわすのは諦めて、スタッフさんにカメラを渡してツーショットを撮ってもらう。

ちなみに今回は「耳のせ撮影会」という特殊なグリーティングらしい。

 

 

 

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こうなりました。

うそ、すごいよこれ。でっかいパンのラスクで頭をぱんぱんされてるみたい。軽くてふかふか……

 

 

撮影したあとも、恥ずかしさと照れから素早く隅へはけた。

お礼だけ言って早歩きでステージから降りようとしたところで、スタッフさんが声を上げた。

「プリンちゃんが!」

ステージのほうを振り返ると、

 

 

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うそみたいにキレイなお辞儀を……

 

 

 

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ずっとポップな動きでみんなを楽しませてくれていたプリンちゃんがピッとお辞儀をしてくれた。ほんとうに街頭演説になっちゃった。

ありがとうプリンちゃん。この神対応はずっと忘れない……!

 

 

 

 

キュンときたプリンちゃんの新商品

 

無事にグリーティングを終えて体温が上がりきったところで、展示をじっくり見学することに。

 

 

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今年はオリンピックが控えてるのもあって、和テイスト+オリンピック感を押しだした商品がたくさんあった。

 

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自転車に乗るむっちんむっちんのプリンちゃんが最高で鼻血が出そうになった

 

 

 

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プリンちゃんは服を着ると大御所の体形になるのがおもしろい

 

 

 

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何かに扮してるプリンちゃんが好きなので、こういうやつを見るとキュンとします

 

 

 

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プリンちゃんのハンディ扇風機。これもいいけど…… 

 

 

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こういう変身してるやつが好き。アイスだし扇風機だし贅沢だね 。

  

 

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潔くこれぐらい扇風機に扮してもらうと、かなりありがたい。プリンちゃんの顔面風を顔面で受け止めたいよ。

 

  

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もういっそ概念でもいい。プリンちゃんは概念だけですでにかわいい。なんなんだろうこの気持ち。愛おしい……

 

 

 

 

ポムポムプリンコーナーへ 

 

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大きなプリンちゃんがひと際目を引く大胆なレイアウト! 全部プリンちゃんで埋め尽くされてる。かんわいい~

 

 

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4月発売の当たりくじの実物が展示してあってオギャーとなった。クッションほしすぎる。4月になったら絶対ひきにいこう。

 

 

 

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隣はバスタイムデザインコーナー
 

 

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このシリーズとてもツボだった。かわいさと爽やかさの具合が良い!

 

 

 

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バスルームのディスプレイに何やらボタンが。押してみよう

 

 

 

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え?!?!?!

 

 

 

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えーーー~~?!?! こんな罠あり~?!

すけべ笑いしちゃった

 

 

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興奮して何度もやった。

プリンちゃんって私服が裸なのに、お風呂場でこうされるとちょっと恥ずかしいの不思議だな。

 

 

 

 

ありがとうサンリオエキスポ2020

 

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今回の展示会は「世界中をみんな元気に!」をテーマだったそう。

たしかに見ているだけで元気をもらえる楽しい展示だった。

来年もチャンスがあればまた行かせていただきたい。

ありがとうサンリオ、ありがとうプリンちゃん!

 

 

 

 

 

 

サンリオエキスポの見学を終えたのがまだ早い時間だったので、オモコロライターのたかやさんの個展に立ち寄ってみることに。

入場特典(?)でたかやさんのコスプレポストカードを頂いたのだけど、

 

 

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プリンちゃんをめちゃくちゃ鑑賞してきた後だったからびっくりしちゃった

 

 

おわり
 

みはしのあんみつのファングッズを作ってワクワクしております

 

 

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マニアフェスタというイベントに、みはしのあんみつマニアとして出展します。毎回出させていただいてありがたい。

 

 

いつもみはしのあんみつの同人誌を出しているのですが、今回はグッズを作ろうかかなり悩みました。

憧れだったオリジナルグッズ……でも好きな気持ちをモノにして売れるものなのか……?

分からないけど、ひとつだけはっきりしてることがある。私自身がみはしのあんみつグッズを身につけたい。自分の気持ちには素直に。

じゃあグッズを作ってみたらいいじゃない! と一念発起して製作しました。

ちなみに、みはしオフィシャルではなくファングッズなので、私がみはしのあんみつに抱く感情を表現したものになります。

買うと私の感情を身にまとうことになります。よろしくお願いします。

 

 

 

そんなこんなでデザインにああでもないこうでもないと苦戦していたら、けっこう期限ギリギリの仕上がりになってしまいました。

絵もそうだけどデザインって終わりがない。無限に描きこめるから終わりのタイミングが難しい。

 

 

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デザイン入稿からずっとそわそわして落ち着かなかったのですが、昨晩できあがったグッズが届きました。

段ボールを開ける時の高揚感。この箱の中いっぱいに自分のグッズが詰まっているかと思うととても愛おしい。 

 

 

 

ではちょっとだけグッズの紹介をしたいと思います。

 

 

 

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グッズひとつ目は【山もりあんみつフェイスタオル】

トッピングをもりもり盛った時のあんみつってこう見えるよな、という気持ちを表現しました。

 

 

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プリント面は滑らかなスムース生地になっております。

さらさらの山もりあんみつで顔面を拭き上げたい。

 

 

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裏面は綿の生地になっております。

薄手なのでかさばらず持ち運べる。いつでもあんみつに顔面をうずめられます。

 

■山もりあんみつフェイスタオル

持込数:8枚

価格:1400円

 

 

 

 

 

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グッズのふたつ目は【季節のあんみつのスピード感に感情が追いつかないハンドタオル】

長いですがこれが商品名です。

 

  

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みはしのフルーツあんみつには、季節のフルーツがひと粒のります。

苺、若桃、さくらんぼ、巨峰、季節ごとに登場する魅力的なフルーツたち……でも油断してるといつの間にか次のフルーツに入れ替わっている。早い。とても感情が追いつかないぞ。

そんな切ない気持ちを、すばやく走り去るフルーツあんみつで表現しました。あんみつのスピード感をお楽しみください。

 

 

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こちらもスムース生地でさらさらした感触です。

 

季節のあんみつのスピード感に感情が追いつかないハンドタオル

持込数:9枚

価格:700円

 

 

 

 

 

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前回出した同人誌も持っていきます。

タイトルに「2」と入っていますが、続編じゃないのでこちらだけでも楽しめるかと思います。

 

 

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ハァハァしながら撮ったあんみつの写真と、ハァハァしている文章が綴ってあります。あんみつのすけべな本です。

 

■みはしのあんみつに捧ぐ2

持込数:50冊

価格:700円

 

 

 

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上記の同人誌の巻末につけたおまけのマンガ。愛するみはし君と海でデートしました。

 

  

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そんなみはし君もグッズにしてみました。

 

 

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【空腹の人が見るみはし君の幻影トレーナー】
 

私以外だれが着るんだ?! とドキドキしちゃって2着しか作ってないのですが、イベントに持っていきます。

もし欲しいぞというかたが多ければSUZURIで販売するかもしれません。 イベントやツイッターなどでお声がけしていただけたら嬉しいです。

  

■持込数:2着

■価格:3500円

 

 

 

 

 

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前回のイベントで出した缶バッジも持っていきます。

手描きでがんばったやつです。

 

■いつでもみはしのあんみつを思い出せるバッジ

持込数:30個

価格:200円

 

 

 

以上のラインナップになります。

よかったら遊びにきてください。みはし君の幻影トレーナーを着て待ってます!

 

 

 

 

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私は2月9日(日)のみの出展で、ブースはD1になります。入口からすぐです。

会場は体育館なので寒いかもしれません。簡易的な暖房はついてると思いますが、どうぞ暖かくしていらしてくださいね。

 

  

 

 

マニアフェスタvol.4

 

【会期】

2020年2月8日(土)、2月9日(日)

12:00~18:00

※私は2月9日に出展します

 

【会場】

アーツ千代田3331 (本会場 : 体育館、サブ会場 :1階コミュニティスペース)

住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14

アクセス:秋葉原駅から8分、末広町駅から1分

 

【入場料】

●1日券 前売り800円 / 当日1000円 / 小中学生 500円

●2日通し券 前売り1500円 / 当日1800円 / 小中学生 1000円

※未就学児は入場無料

 

 

詳細はマニアフェスタ公式ホームページをご覧ください

https://maniafesta.jp/vol-4-summary/ 

 

ポムポムプリンの愛らしさに骨抜きにされた

 

最近、ポムポムプリンに夢中だ。 

 

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https://www.sanrio.co.jp/character/pompompurin/

 

ポムポムプリンとはサンリオのキャラクターで、ゴールデンレトリバーの子犬をモチーフにしたかわい子ちゃん(※オス)である。

 

今までなんとなく存在は知っていたけど、彼を意識するようになったのは些細なきっかけだった。

ある日、友だちが何気なく送ってきたラインスタンプに、私はハッとさせられたのだ。

 

 

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露わ……! それですごく丸い!

 

知ってるポムポムプリンと違う、どういうことなんだ、始まりはそういう気持ちだったと思う。 

恋愛だってちょっとした違和感からはじまるものだろう。

この時たしかに私はプリンちゃんとの恋に落ちたのだ。

 

 

それから間もなく初めてピューロランドへ行くことになった。

なまプリンちゃんを一瞬でも見れたらいいなぁ、と友人たちと淡い期待を抱いていたところ、

 

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思いっきり会えてしまった。

 

キャラクターとのグリーティングが売りのレストランに入ったので会えて当たり前なのだけど、とはいえ食事中に会いにきてくれるキャラクターは6人。その中からまさか運よくプリンちゃんが当たるなんて。

 

「わたし、ちょっとだけプリンちゃんのことが気になるかもしんない……」ぐらいささやかだった恋心が一気に燃え上がってしまった。

 

 

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プリンちゃん!!

 

 

 

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わたし、あなたのことが!

 

 

 

 

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好き!!!!

 

 

 

 

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かわいかった。

イラストバージョンよりもちょっと犬寄りで、それもまたかわいかった。

 

 

 

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あと歌舞伎バージョンのプリンちゃんも見られた。

隈取かわいすぎる。急に強い。

すっぴんが簡素なぶん、彫深メイクが映えるタイプなんだね。

 

 

いろいろな顔を見せてくれるプリンちゃん。

……ああ、だめだ、どんどん好きになっていく。

 

 

 

 

 

変形しているプリンちゃんが気になる

 

基本的にプリンちゃんはのほほんとした表情に、ころんころんな体形をしている。手足の可動域も少ない。

もちろんそのままでもかわいいけど、あの何も考えていないような顔で、別のなにかに変身しているとグッときてしまう。

 

 

 

ミニライト

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これはガチャガチャで当てたミニライト。

少し無理をしているところがいい。首のラインがたまらない。それでいてなにも無理なんかしてなさそうな顔が最高。

  

 

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狙いのプリンちゃんがなかなか当たらなくて、友だちに協力してもらって引きまくったらいっぱい集まっちゃったやつ。

 

 

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サイゼリヤのテーブルで小さなライトたちを散りばめたら夢みたいになった

 

 

 

 

 カプセルトイ

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カプキャラというカプセル自体が景品になっているプリンちゃん。

突起がなくてつるっつる。違和感がすごい。

あの耳と帽子はプリンちゃんのアイデンティティだったのだな。

 

 

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アイデンティティはプリンちゃんの体内に収納されてた。

なにか物事の本質を見たような気がした。

 

 

 

 

 

ケーブルバイト 

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ケーブルの断線防止に励むプリンちゃん。かわいいねえ

 

 

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キャラものだと手でしがみついてるタイプをよく見かけるけど、これは口からコードが出ているのが潔くてすごくいい。

 

 

 

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まさか?! と思って後ろを見たら、おしりの穴は守られててほっと安心




 

 

不可抗力で変形しているプリンちゃんが愛おしい

 

少しいじわるな愛でかただけど、のっぴきならない環境で変形しているプリンちゃんがたまらない。

 

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ぽわんと丸い形のプリンちゃんだからこそ、きつきつの棒に挟まれてると最高に映えるのだ。

それできつきつの棒にも屈しない、なにも考えてなさそうな顔を見るとゾクゾクしてしまう。

 

 

 

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顔面に棒がきても全然イケている。

棒が食いこんでもかわいいということは、底知れない顔面力を持っている証明になるだろう。

 

 

 

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顔面の中央がめりこんでもかわいいんですよ、プリンちゃんって。

なぜか分からないけど、さっきから同じ環境にいるシナモンロールはきれいなままなんですよ。

 

 

 

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めちゃくちゃ太ってるプリンちゃんもいた。

おぎゃーっと叫んでしまった。かわいすぎて。

 

 

 

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食い込み具合がえぐいほど興奮してしまう

 

 

 

 

プリンちゃんをお迎えしにゲーセンへ

 

景品のプリンちゃん目当てに、ほぼ毎日ゲームセンターへ足を運んだ。

 

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ペンギンのコスプレ

 

 

 

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カエルのコスプレ

 

  

 

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 うさぎ(ロップイヤー)のコスプレ

なにがなんでも自耳を出すところにこだわりを感じる。

 

 

 

 

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イチゴをかぶったプリンちゃん

 

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イチゴの帽子を留めてるゴムがむちむちでかわいかった。

やはり何かが食い込んでるプリンちゃんはいい。

 

 

 

 

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浴衣姿のプリンちゃん

プリンちゃんのチャームポイントは服が似合わないところだと思う。

体がまるくて首がないからだろうか。

 

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浴衣を突きぬけて開く力強い穴を見てほしい

 

 

 

 

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やせている……

頭でっかちにデフォルメされると体が心配になると同時に母性本能を刺激してきてたまらない。

あととにかく顔がいい。こういう何事にも動じない顔に私もなりたい。

 

 

 

 

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でっかい枕! 巨大なプリンちゃんに顔をうずめて寝られるなんてうれしい。

 

 

 

 

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我が家にプリンちゃんが少しずつ集まってきた

 

 

 

 

 

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見た瞬間「なんなんだ」という気持ちになった。おもしろい。ヒゲを生やしてスライムを統べている。どうしたんだ一体。

  

 

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かわいいけど、これ何のコスプレなんだろう

 

  

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うっすら透けてる姿もおもしろい

 

 

 

 

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おでこが広いプリンちゃんだ

 

 

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体ほそい。プリンちゃんは痩せても顔の肉が落ちないタイプなのかもしれない。

 

 

 

 

 

どうしても君がほしい

 

ゲームセンターではUFOキャッチャーの上に置いてある在庫もチェックするようにしていた。

運がいいとこれから登場予定の景品も見られるからだ。

 

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いる! どうやら近々大きなプリンちゃんが登場する予定らしい。待ち遠しい。

このプリンちゃんを毎日見ることが日課になった。

 

 

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じりじり動いている

 

 

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出る……

 

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もうすぐ出ちゃう……

 

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なかなか出ない

 

そして待つこと2週間。ついに時が来た。

 

 

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実際に見るとでっかいな。

これは是非とも我が家にお迎えしたい。

私は100円玉を握りしめ夢中でプレイした。

 

 

 

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4000円も注ぎこんで取れなかった。

悔しくて本当に少し涙を浮かべながら店外からUFOキャッチャーをしばらく睨みつけてしまった。

甚大な被害に精神をやられてしまったので、でっかいプリンちゃんは諦めざるを得なかった。

 

 

一週間後、性懲りもなくゲーセンに行ってしまった。

せめて在庫用のプリンちゃんの動きだけでも観察しておきたい、という気持ちになったのだ。

 

 

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あれ、プリンちゃんがいなくなってる!


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急いでUFOキャッチャーへ駆け寄ると、なんとラスト1のプリンちゃんが座っているじゃないか。

運命を感じてしまった。プリンちゃんは私がお迎えに来るのをずっと待ってたんだ。

胸が熱くなった。やるしかない。さぁ、一緒におうちに帰ろう!

5000円使ってしまった。

 

 

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頭がおかしくなりそうだった。取れた喜びからなのか、それとも合計9000円も使ったからなのか原因は定かじゃないが、とにかく自撮りツーショットをきめた。

 

 

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帰る途中に色々なところに置いて記念写真も撮った。袋に入れたままなのでかわいそうな感じの風景になっちゃった。気が動転してた。

でも取れて本当によかった。

 

 

 

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プリンちゃんを好きになって3ヶ月、自宅内のプリン人口が増えてきてうれしい。

このまま部屋でプリンちゃんに埋もれて幸せな余生を過ごそうと思う。

 

 

おわり

はじめて競馬場に行ったらあらゆる感情が押し寄せてきた


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清々しい秋晴れの週末、私たちは府中にいた。

 

 

 

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競馬をやりに、


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府中にある東京競馬場にやって来た。

 

  

今までわたしは競馬のことをなにも知らずに生きてきた。

前々から興味はあったけど、システムから賭け方まで全部難しそうで手を出せなかった。

それに競馬場ってすごく怖そうじゃないか。

ひとりで行くには不安すぎる。 

 

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そこで今回、頼れる友人たちと一緒に競馬場へやってきたのだ。

競馬場によく来るという友人A、わたしと同じく競馬初心者の友人B。

心底安心できるメンバーだ。

今日はみんなで競馬を楽しんでみたい。

 

 

 

 

待ち合わせより少し早く着いたので、入場口の周辺をうろついてみた。

 


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遊園地みたいな案内板。

見どころがたくさん書いてある。

競馬場ってこんなにアトラクションがあるのか。 

 

 


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今日は遊んでふれて楽しむぞ! 

看板の前で決意をみなぎらせていたら、偶然、友人Bもそこにいた。

Bも初めての競馬だ。同じく決意をみなぎらせていたに違いない。 

 

 


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入口前で当たりペンというものを発見。

当然、初心者のわたしたちは釘付けだ。

これで億万長者になれるじゃん!  と1秒も悩まずBは当たりペンを買った。

ちなみに今日のBの所持金は1700円だと言う。そのうち100円をここで使っていた。まだレースが始まってもいないのにヒリヒリする展開だ。

どうにかこの当たりペンで億万長者になって帰ってもらいたい。

 


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私は同じお店で「当たり屋さん」という新聞を買った。

スリリングなネーミングだが、売店のおかあさんが「これの通りに馬が勝つよ」と断言していたので買った。

これの通りに馬が勝つなら買うっきゃない。

 

 


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友人Aと合流するべく、ふたりで待ち合わせ場所へ向かう。

道中、穏やかなテラスを見かけた。

ここって本当に競馬場……? 不思議な気持ち。

 

 


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建物のエントランスに入ると、わたしたちは驚きのあまり声を上げてしまった。

だってここってあまりにも……サンリオピューロランドじゃん!

 

 


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サンリオピューロランド

 

 

 

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広くてきれいでシュッとしてて、イメージの競馬場とかけ離れすぎている。

これが競馬場というものなの?!  早くも競馬場の良さに震えながら下の階へ降りた。 

 

 


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うそ、空気が変わった……!

無機質な券売機が連なり、手前のモニターには暗号のような数字が映し出され、それを殺気立った大人たちが無言で見つめている。

兵士だ。この人たちは出陣前の兵士。これから戦いが始まろうとしている。忘れてはいけない。ここにいる全員、生死(お金)をかけているのだ。

 

浮かれてもいられないぞ……張り詰めた空気に思わず息を飲んだ。

 

 

パドック前で友人Aと合流し、そのままパドックを見学することに。


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やったー! 馬だー!! いざ本物の馬を目の前にすると、ものすごく浮かれてしまいますね!

 

パドックではレース前の馬の状態を見るらしい。

馬のしっぽが元気よく持ち上がっていたり、足取りが軽いと好調とのことだ。

たしかに初心者でも分かるぐらい馬に個性があって面白い。

 

 

  

 

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それぞれ推し馬ができたところでいよいよ馬券を買う。

Aに教わりながらマークシートを塗りつぶしていく。

ちなみに入口で買った「当たりペン」と「当たり屋さん」をAに自慢したところ、

「それ買う人いるんだ」

とのことだった。買った人がここに2人もいるのに。

 

 


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券売機。知らない機械って緊張して訳が分からなくなる。

マークシートを挿入して操作をするのだけど、エラーが出ると機械と機械の間がパカッと開いてそこからナマの係員さんが出てきて教えてくれる。

急に人間が出てくると驚いて頭が真っ白になるので、操作を間違えないようにしたい。

 

 


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建物を出てスタンドへ。広い! 果てしない!

土地ーー! と叫びたくなる。

 

 

 

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背後を振り返ると、びっしり観客だらけで大変なことになっていた。

人々ーー!!

 

 

キョロキョロしているうちにファンファーレが鳴った。

競馬を知らない私でも聞き覚えのあるあのファンファーレ。

ああ! いよいよ始まる!

と思っていたら、もう走りだしていた。 

競馬って早い。馬券の発売締切もすぐだし、買えたと思ったら馬は走りだしている。うかうかしてられない。

 

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大きなモニターの中で、自分の賭けた馬が今どうなってるのか必死に探した。

今どうなってるの?! 順位は?!

そうこうしているうちに馬たちは最後の直線へ。

すると観客席から轟音が鳴りだした。人々の歓声と怒号が入り交じって嵐が巻き起こっている。すごい音だ、飲み込まれる!

 

 

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レースはあっという間に終わった。

AとBの顔を見ると、恍惚としていた。

まさか当たったのかと思ったら大ハズレだったらしい。

今どういう気持ちなのか尋ねると「気持ちいい~~!」とのことだった。負けたのに気持ちいい?!

確かにお風呂あがりみたいにホカホカの顔をしている。

競馬は負けても気持ちがいい。これは大発見だ。

 

私の買った馬券は300円が450円になって戻ってきた。

少ないけど当たってしまった。うれしい。ちなみに「当たり屋さん」に書かれていた通りに賭けていた。 私はギャンブラーとしての度胸がない。

 

 


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次のレースはお酒を飲みながら芝生に座って待つことにした。

芝生、平和ですごくいい。さっきまでの興奮がウソのようだ。穏やかなお花見みたいで楽しい。今度はお弁当を持って来たい。

 

 

それから最終レースまでみっちり賭けて、Aは7000円のマイナス。

気持ちよくなりすぎたのか、サウナで交互浴した後と同じ顔になっていた。ほっかほか。

 

Bは所持金が1700円から0円になりかけ、当たりペンにキレ散らかしていたが、最終レースで巻き返して1200円に復活! 本当によかった。

 

私はマイナス1000円ぐらい。1000円でこんなに楽しく興奮できて、競馬ってお得だなと心底思った。いっぱい感動しちゃった。  

 

 

 

 

馬をおさわりしたい

 

敷地内に馬小屋があり、実際に馬と会えたり触れあえたりするらしい。

みんなでレースの合間に行ってみた。

 


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いた! ナマの馬だ。部屋着みたいの着てる。かわいい。

 

 


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まつ毛まで見える距離でうれしい。かわいい。 

 


  


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そして、ドキドキしながらふれあいコーナーへ

 

 

 

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ミニチュアホースのラッキー号。なんて小さくて愛らしいの!

 

 

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指先から命を感じる……さっきまで猛スピードで走ってたあの生き物を今さわっている。競馬場で馬を触れるとは。これはすごいことだ。

 

 


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命を感じ感動していたところの隣に、おもいっきり無機質な馬がいておもしろかった。

 

 

 


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馬の部屋にもお邪魔させてもらった。

じゅうたんがふかふかで良いお部屋。 

 


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お隣の馬と目が合った。

馬は群れで暮らす生き物なので、馬同士が見えるようにしておくと安心するらしい。

 

 


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馬とふれあいができて、ときめきが止まらなかった。

大人しくて穏やかな顔をしてるけど、走りだしたら時速70kmも出るなんてちょっと信じられない。顔だけ見たら優しくママチャリぐらいの速さで走りそうなのに。馬ってすごいね。

 



 

UMAJOの一員になりたい

 

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https://umajo.jra.jp/

ケイバを楽しむ女性たちのことをUMAJOというらしい。

わたしも立派なUMAJOになりたいので、UMAJOが集まる「UMAJO SPOT」へ行ってみることにした。

 

 


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入口にあったかわいいぬいぐるみ。口の位置。ニンジンの刺さり具合がたまらない。

バラもこんにゃくの花ぐらいデカくておもしろい。

 


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UMAJO SPOTではカフェで休憩できたり、グッズを購入できるらしい。

 

 


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ファンシーなグッズコーナーにわたしの中のUMAJOが騒ぎ出した。これはかわいいぞ。

 

 


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イラストの馬とリアルな馬が混在しているので、不思議な気持ちにもなる。

  

 


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これは巨大UMAJOせんべいと、親子の馬が混在する壁。本当にいろいろなかわいいが混ざっている。

 

  


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テイクアウトで馬のロールケーキを買ってみた。恐ろしくかわいい。

ロールケーキを食べていたらとても優雅な気持ちでレースを見れた。

無事わたしもUMAJOの一員になれたに違いない。

 

 


 

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食べ物といえば、友人Aおすすめの戸松の唐揚げも食べた。

しっかりめの味付けでごつごつした衣がおいしい。お酒がすすむ。

 

かわいいロールケーキで優雅になれて、ごりごりのから揚げで酔っぱらえる。

競馬場って何者にでもなれる場所なのだな。

 

 

 

 

 

一日ありがとうございました

 

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競馬場はすばらしく楽しい場所だった。全然こわくなんてなかった。

まだまだ分からないことはあるけど、また必ず行きたい。

 

まずはレース中の野次を覚えたいと思った。

まくれーーーっ!

させーーーーっ!

などを適切なポイントで叫んでみたい。あれは気持ち良さそうだ。

 

 

 

 

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ありがとうございました!

 

 

 

 

水深8mの海中展望塔から見た海はリアルだった

 

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千葉県南東部、チーバくんでいうお尻のあたりにある勝浦へ遊びに行ってきた。

私も同じ千葉県に住んでいるが、このあたりは緑豊かで海が青くて荒々しくて、まるっきり景色が違うのでおもしろい。

今回は勝浦の良さとともに思い出を綴ってみよう思う。

 

 

 

 

 

ゆば工場のとれたてゆば

 

朝いちで訪れたのは大多喜町の「ゆば喜」。

名前のとおり、ゆば推しのお店だ。

 

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のどかな国道沿いに突然あらわれた大きな看板。朝のおぼろ豆腐みたいな空によく映えていた。

 

正直、お店に着く前は「ゆばってパッとしないよな~」と思っていたけど、この看板を見てほしい。

堂々としたゆばの看板に一気に気持ちが高まってしまった。

見せてもらいましょうか、御社自慢のゆばとやらをね。

 

 

 

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おぎゃーっと叫びそうになった。ゆばの主張!

上質なシルクのようにきめ細かく、艶やかにそよぐゆばがすごくきれい。

 

  

 

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私が注文したのは、汲み上げゆば。

お箸でゆばを持ち上げるとずしっと重い。助けて、ゆばが大量の出汁をまとってる。

慎重にゆばをすくいあげ、静かに口へ運んだ。

歯ごたえがある。初めて経験する弾力だった。

ひと口めはスナックのようにざくっとして、ぎゅむぎゅむと噛むうちにほどけてなくなる。なんなんだこの食べ物は。

お醤油ベースのスープも出汁が効いていてかなりおいしかった。

夢中でゆばをすすった。ゆばをすするなんて初めてだ。

 

 

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サンドイッチのゆばバージョン、ゆばイッチ。

中にチーズとハム、レタスが入っているらしい。

朝食にちょうどよさそうだし買ってみよう。

 

 

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さっきゆばをすすったと思ったら、今度は立派なゆばを握っている。

すべてが初めてで戸惑ってしまう。ゆば、君って一体なんなんだ。

(ゆばイッチはさっぱりしていておいしかった)

 

 

どんどんゆばのことが分からなくなってきた。

そういえばお店の看板に「工場見学」と書いてあったのを思い出した。

ゆばを知るために見ておかない手はない。

お店の人に聞くと、壁にカーテンがかかった小さな窓があり、そこから工場の様子が見えるらしい。

言われた通りカーテンをめくってみると……

 

 

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ずらりと並んだお鍋の迫力に息を飲んだ。圧倒的スケール。

そうか、豆乳の表面からたった一枚しかとれないとなると、こういうスケールになってくるのか。

 

 

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従業員のかたが慣れた手つきで端から順番にお鍋に箸を入れていく。

ホカホカのゆばが産声をあげる。私たちはゆばの新生児室を食い入るように見守った。

 

 

 

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見事な箸さばきに惚れ惚れしちゃう。

 

沸かした豆乳の表面に張った膜をすくって食べる。

改めて思ったけど、すごく大がかりな食べ物だ。

今までぱっとしないとか思ってすみませんでした。ありがたく食べます。

 

 

  

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店内ではゆば以外にも、お豆腐やがんも、お惣菜なども売っている。

 

 

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試食してそのおいしさに驚いたのがお豆腐。すんごいなめらかで濃厚。

オープンして間もない時間だったからか試食を色々いただいた。味見できるのはありがたい。

 

 

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そしたらおいしくてたくさん買っちゃった。

旅行の出だしとは思えない量だ。

 

 

 

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これは店頭に置いてあったリヤカー。

かぶさっているネットをめくると、 

  

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大量のおからが。好きなだけ持って帰っていいらしい。

心が弱い私たちはめちゃくちゃ持って帰ってしまった。

これから旅行なのに、だ。

 

 

 

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豆乳カプチーノとホット豆乳をテイクアウトして車で飲んだ。

ゆばも豆乳もヘルシーだけど濃厚なので、おなかがタプタプになった。幸せ。 

 

 

 

 

 

水深8メートルの海中展望塔

 

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勝浦海中公園に来た。

お目当ては水深8メートルにある海中展望塔だ。

海底から天然の魚を間近で見られるらしい。

 

 

 

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入場料金が海中の透明度によって変わるシステム

 

 

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この日は透視度低めの1m。悲しい。

でも料金が安いから嬉しい。感情のバランスがちょうどいい。

 


 

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遠くに見える白い建物が展望塔のようだ。

 

   

 

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展望塔までは海岸の上の橋を歩いていく。 

波の浸食でついたマーブル模様の崖がとてもきれい。

 

 

 

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橋から海を見下ろすと、昔の漁師が使っていたという生けすの跡があった。

切り取られたマーブル模様がミルクレープみたい。おいしそう。

 

  

 

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ゆっくり歩いて10分ほどで海中展望塔に到着。

建物が本当に海の真ん中に建ってる! 

 

 

 

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展望塔のらせん階段を下っていく。

96段あるらしい。帰りの心配をしながら大人たちがぞろぞろと下っていく。

 

 

 

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展望室に着いた。

コンパクトな丸い窓から海の青い光が部屋中に差し込んでいた。すてき……

 

 

 

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さっそく窓から海中を覗いてみよう

 

 

 

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なんかの……稚魚かな?

 

 

 

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魚だ! いや、ちがうな、昆布か。

 

 

 

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あの大きいのは?!

……なんだただの巨大な箱か。

 

 

 

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魚……いないね……

 

あからさまに落胆する私たち。

すると部屋の反対側で他のお客さんたちが騒いでいるのに気がついた。

急いで駆けつけると、なんと窓の外に魚たちが集まっている!

 

 

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魚って本当に海に住んでるんだ……!

ごく当たり前のことに感動してしまった。

釣りやダイビングの経験がない私にとって、はじめて本当のナマの海を見た気がしたのだ。

 

 

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はじめてのシマアジ(たぶん)
 

 

 

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写真と見比べる。似てるからきっとシマアジだろう。

 

 

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でっかいのいた! ボラかスズキ……のような気がする!

 

 

 

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写真はないけどきっとそう!

水族館だと区切られた水槽に決まった種類の魚が泳いでいるので、じっくり見れば判別できるが、ここは自然の海である。

魚を判別している暇はない。彼らはすぐに彼方へ泳いで行ってしまう。

その刹那的な出会いにゾクゾクが止まらなかった。

楽しい! これが大自然というものなのね!

 

 

 

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もはやシマアジしか分からないが、必死に魚を目で追った。

 

 

 

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シマアジ

 

 

 

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数が多くなってきてかなり忙しい

 

 

 

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頭がおかしくなるかと思った

 

容赦ない魚の群れに狂いそうになりながら、リアルな海を夢中で眺めた。

透明度が低くてよく見えないのもかえって良かったのかもしれない。

世の中にはうっすらチラ見せされたほうが興奮する物事はたくさんあるが、それは海中の魚にも当てはまるようだ。

 

ちなみに唐突に魚の群れが現れたのは、定期的に撒き餌をして魚を呼び寄せているかららしい。

窓から見えた大きな箱がどうやら餌が入っていたっぽい。

 

海中展望室、とてもすばらしかった。

透明度が良い日にもまた見に来てみたい。

 

 

 

 

海岸からすぐそこ、海の博物館 

 

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海中展望塔からすぐ近くの「海の博物館」にも立ち寄ってみた。

 

 

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入口に置いてあったでっかいクラゲを見て、ここはいい博物館だと確信した。

 

 

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海の生き物のはく製が充実している。海が近いから鮮度のいいはく製かもしれない。

 

 

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さっきまでリアルな魚群が目の前を泳いでいたのに、今は加工済みの魚群に取り囲まれている。ウソみたいな体験をしている。そのギャップに頭がクラクラした。

 

 

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なんだかかっこいいボックスがあった。まぁまぁ大きい。中に何かあるのだろうか。

 

 

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窓は暗くてよく見えない。近づいてみよう

 

 

 

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うそ、カニがパーティーしてる 

 

 

 

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なんだ今の……

窓の場所を変えてもう一度のぞいてみる。

 

 

 

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やっぱりカニがパーティーしてた

 

この博物館、夢の中みたい。 

 

 

 

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他にもかわいらしい生物をチェックしたりした。

タコノマクラかわいい。 

 

 

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マンジュウガニシリーズはもれなくかわいい

 

 

 

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海の中の生き物だけではなく、勝浦周辺で見られる生き物全般も展示されている。 

 

 

 

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植物なんかの情報も充実している

 

 

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くっつく種をリカちゃん達のオシャレ着にまぶすという斬新な手法がよかった

 

 

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圧倒的ボリュームで彼女の着こなしが優勝だと思いました。

 

 

他にもシアターでの上映や、部屋いっぱいの大きさのクジラの骨格標本の展示があったり、充実の内容の博物館だった。

ここで勝浦の全てがわかるので、海岸や海中展望塔で見かけた謎が伏線として回収されるのもおもしろかった。

 

 

 

 
チーバくんのおしり周辺はとても楽しかった

勝浦はとても良い場所だった。

機会があればぜひ行ってみてほしい。

 

 

最後に道の駅で見かけた、目のきれいな牛をお届けして終わりたい。

 

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きれい……
 

 

 

【みはしのあんみつ】飢餓みはしを実行したとき人はどうなるのか

 

「今、そこにみはしがあったら、あんみつ食べたい?」

 

 

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お寿司をもりもり食べている時に、隣の友人がそう尋ねてきた。

友人は私がみはしのあんみつに夢中なことを知っている。

だからこのタイミングでみはし愛を試すような質問をしてきたのだ。

 

「食べたくないかなぁ……」

 

私の返答を聞くと、友人は手元の茶わん蒸しに視線を落とした。

しまった、がっかりしている。どうやら誤解を与えてしまったらしい。

私はいつ何時でもみはしのあんみつを愛してる。

だからこそ今は食べたくない理由がちゃんとあるのだ。

きちんと説明しなければ。

 

「この満腹の状態であんみつを食べに行くのは、みはしに失礼」

 

友人のまぶたがぴくっと動いた。

 

 

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「みはしのあんみつの魅力にボリュームっていう要素があるんだけど、それはおなかに余裕がないと100%楽しみきれないから……」

 

友人は顔を上げ、こちらをじっと見つめた。

 

「前までは胃袋にちょっとでも余裕があればギリギリまであんみつを詰めこみたいと思ってたけど、今はちょっと変わってきてるかも。

空腹にあんみつを入れた時の多幸感が……あれが本当にやばい。

朝昼は何も食べずに空腹状態を作り出して、夕方に体が仕上がったらみはしへ駆けこんで、あんみつをキメる。この喜びを知ったらもう戻れない。

だから満腹の今、みはしには行くわけには……」

 

 

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私がひと通り話し終わると、友人は巨峰のように瞳をキラキラさせて頷いていた。

よかった、みはし愛がちゃんと伝わったようだ。

愛してるから食べたくない時がある。無事に誤解が解けてほっとした。

 

 

 

 

動きだす「みはし会」

 

定期的に集まってはみはしのあんみつを食べる「みはし会」という10人ほどのグループラインがある。

そこへ先日の友人からメッセージが届いた。

 

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誤解が解けたどころか洗脳できていた。うれしい。

 

友人は持ち前の行動力で日程調整ツールを作成し、参加メンバーを募った。

 

  

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飢餓みはし……こんな字面はじめて。

みはしのあんみつはボリューム満点、飢餓とは正反対の概念だ。まさかこんな文字列を目にする日がくるなんて夢にも思わなかった。

飢餓みはし、最高にゾクゾクする響きじゃないか。

 

日程調整の結果、参加者は私を含めて5人となった。

みはし会に在籍している10人全員、いつでもみはしのあんみつを欲しているが、今回の飢餓みはし参加者は特に過激な思想を持つメンバーが揃ったように思う。

飢餓みはしに向けてこんなコメントをしていた。

 

「胃がパニックになっちゃう……! いいですね」

「頭がおかしくなりそうでいいですね!」

「店内で泣いちゃうかもしれない」

「気絶もしたい!」

 

合法的にキマりたい、そんな過激なやつらが集まってしまった。

 

 

 

 

からだを飢餓状態に仕上げる

 

みはしであんみつにありつくまで全員で山ごもりをして体作りに励みたかったが、それぞれの生活があるので難しい。

飢餓状態は各自で作りだすことになった。

前日から食事を抜く、ジムで体を追いこむ、目の前で作られた焼きそばに手をつけず精神統一するなど手段はさまざまだ。

私の経験上、24時間の空腹がおいしくあんみつを食べられるボーダーラインだと思う。あまりハードに飢えすぎても良くない。

水分や塩分補給は普段通りにして、万全の状態で挑みたい。

各自、 健康面に注意しながら体を仕上げていった。

 

 

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 飢餓みはし当日までは、グループラインでお互いの近況を報告しあった。

近況報告というか「空腹で頭がおかしくなりそう」みたいな内容だった。

全員がみはしのあんみつでキマりたいが為に苦しみ、ギリギリのところでふんばっている。

私はその健気で美しい姿に胸がいっぱいになった。

空腹の先にはきっと世界で一番おいしいあんみつが待っている。

つらいけどがんばってほしい。みんなで天国へ昇ろうよ……!

 

私は待ち合わせ30分前に最後の仕上げに取りかかった。

みんなの飢餓感を最大限引き出したい。

ラインにあんみつの官能的な写真を大量に放りこんだ。 

 

 

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阿鼻叫喚になった。

私たちは今、極楽浄土に恋焦がれながら地獄のど真ん中で苦しんでいる。

 

 

 

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待ち合わせ時間まで阿鼻叫喚コンサートが終わることはなかった。

 

 

 

 

いよいよみはしへ入店

 

10分前に待ち合わせ場所の東武百貨店の入口に着いた。

そこは店内からかぐわしいパンの香りが漂ってくる、これまた地獄のような場所である。

  

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すでに顔が真っ白の、体幹がくちゃくちゃになった友人がかろうじて立っていた。地獄の底から這いだしてきたのだろう。早く救いだしてあげたい。

 

しばらくして全員がそろった。

数分前までライン上で阿鼻叫喚コンサートをしていたので、さぞかしみんな興奮状態だろうと思っていたが、ぜんぜん覇気がなかった。

宙を浮くような足どりで、たまに小声で会話をしながらエスカレーターをぞろぞろ下りる。飢餓パレード。これがリアルな飢餓なのか。

 

 

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夜ということもあってスムーズに入店できた。

メニューを開き、己と向き合う。心と体が欲するままに注文したい。

するとどこからともなく「あんみつと一緒にお雑煮も食べたらさぞかし……」というつぶやきを耳にした。

サウナ界ではサウナと水風呂を交互に入り、血流をコントロールしてトランス状態に入る「交互浴」というのがあるが、みはし界にも全く同じ仕組みがある。塩っぱいのと甘いのを交互にいきトランス状態にもっていく、みはし交互浴だ。

しかもそれを飢餓状態でやったらどれだけの快感になるのか想像できるだろうか。

精神が整いきってしまうに違いない。

私たちは今、快楽にもっとも貪欲なのだ。

お雑煮を頼まない手はなかった。

 

 

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一番乗りでテーブルに運ばれてきたのはお雑煮だった。

閉店間際で材料がなかったようで、1杯のみ。

 

手前にいた黄色い服の友人がお雑煮を受け取った。

「あったかい……」

まるで赤子を愛おしむかのようにお雑煮を持ったままフリーズしていた。

そろそろ限界なのかもしれない。

 

お雑煮はたった一杯。奪い合いになるのかと思いきや、みんな膝に手を置き、遠巻きにお雑煮を眺めた。

なんなんだ、私たちはこのまま死んでいくのか。それとももう死んでいるのか。

 

 

「ちょっと一回あけてみるだけ……あけてみる……?」 

 

 

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「あ……」


 

 

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「はぁあぁぁぁ………

 

淡く美しい色合いと、湯気と共に立ちのぼる出汁の芳醇な香りに、ため息とも悲鳴ともつかない声があがる。きっと霊が成仏する時もこんな声が出るのだろう。

「いったん吸わせて……!」

私たちは湯気だけを吸いこんだ。恍惚とした。そして誰も食べようとしなかった。今の私たちには刺激が強すぎたのだ。

そして、再びフタをしめてお雑煮はテーブルの中央へ。

 

 

 

 

ついにあんみつとご対面

 

お待ちかねのあんみつがテーブルに出揃った。

いつもみはしに集まった時は、全員のあんみつを中央に寄せて集合写真を撮るのがお約束である。

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これは別の会のあんみつ集合写真。あんみつの迫力にみんなとても盛り上がる。 

 

 

しかし、今回の飢餓みはしは違う。

各々が自分の目の前のあんみつを数枚撮影したと思ったら、一目散にスプーンを握りしめた。

 

我々は中央にあんみつを集めている場合じゃないのだ。

 

 

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私はかぼちゃあんみつに、さらにかぼちゃアイスを追加したダブルスタイルにした。味変要員として杏も追加。 

特に意識していなかったが、なんだか神秘的な写真になった。

情緒も写真に表れている。不思議だ。

 

 

 

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お雑煮を赤子のごとく抱きしめていた友人のあんみつ。

フルーツクリームあんみつにかぼちゃアイスと求肥のトッピング。

この日一番の盛りだったのではないだろうか。

友人はあんみつをひと口含んでこうつぶやいた。

「舌がしびれてます」

 

 

 

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隣に座っていた友人のあんみつ。かぼちゃあんみつに白玉をトッピングしている。涼しげな一杯だ。

そういえば待ち合わせの時からひとりだけ暑がっていたので、涼しくなりたいという思いが写真に表れたのかもしれない。

そして食べ終わったら寒がり、お店を出たらまた暑いと言い汗をかいていた。

正真正銘の交互浴がみはしで成立していた。

 

 

 

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待ち合わせの時に体幹がくちゃくちゃになっていた友人のあんみつ。

かぼちゃあんみつに栗、杏、白玉をたっぷりと追加している。

こんなにも理性をふりきったトッピングなのに、ひと口食べると背筋が伸び、みはしのあんみつの素晴らしさを哲学的に語ってくれた。

まるで人が変わったかのようだった。友人にとってみはしのあんみつは、知恵の実だった。アダムとイブのように目覚めたのだ。

 

 

 

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正面に座っていた友人のあんみつ。カボチャあんみつにソフトクリームと栗をトッピングしている。

このあんみつが友人にどのような変化をもたらしたのかは、ご本人の様子を見てご確認いただきたい。

  

  

 

 

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食前

 

 

 

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食後 

 

 

彼女は野獣から菩薩に生まれ変わったのだ。

今回、どのメンバーよりもハードに飢餓を仕上げてきたから、こんな奇跡が起こったのかもしれない。

「あんみつの糖質キックでバキバキにキマりたい」

これは後世に残したい彼女の名言である。

 

 

全員、一心不乱にあんみつを食べた。

そしてたまにお雑煮を挟み、すすり泣いた。

私たちは全員もれなく昇天した。

 

 

 

 

大変よくキマりました

 

飢餓みはしにはそれぞれのキマりかたがあった。

ある者は舌がしびれたと言い、

ある者は発熱と解熱を繰り返し、

ある者は哲学的になり、

ある者は菩薩になった。

 

スリリングでとても楽しい夜だった。

みんなに感謝したい。

ありがとうありがとう……

 

 

 

 

※飢餓みはしは健康を害する危険があります。過度な絶食や運動などは絶対にしないようにしてください。

 

 

 

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▲同人誌第1弾 表紙

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