ハイエナズクラブで記事を書きました!
閉店する千葉三越についてのレポートです。
記事を書いてから約1週間後、惜しまれながら千葉三越は3月20日をもって閉店しました。
三越の魅力に気づくのが遅すぎた私ですが、閉店最終日も三越へ足を運び、泣きそうになりながら周辺や館内をうろついてきましたので、その様子を書きたいと思います。
よろしくお願いします。
お祭り騒ぎの最終日
失礼を承知で言いますが、こんなに混んでる三越見た事ない!と驚いたほど、最終日はどこのフロアも人で溢れ返っていました。
行列があちこちで発生し、通路は人で埋まり、通り抜けるだけでもやっとです。
ただ混雑する中でお客さんも従業員さんも楽しんでいるというか、まるでお祭り会場のような活気というか!
私も最後の日を楽しむぞ!と意気込んで色々見て回りました。
こちらは破格の1080円均一、婦人スペシャルセール会場。
めちゃくちゃ攻めてる。値段もだけど、デザインの攻めがすごい。
平台に広げられたブランド小物のセール品。
無造作に置かれてるけど、どれも超お値打価格です。
ここに蚊取り線香を?!という攻め。
特別奉仕品と書かれた540万円のダイヤの指輪。特別奉仕攻め。
さすが最終日、あらゆる角度から攻めるね三越!
お次は三越グッズを扱う特設会場へ。
遠くからでも包装紙のデザイン「華ひらく」が目を引きます。
このデザイン可愛くてすごい好きです。
華ひらくマスキングテープ。かわいい欲しい。
華ひらくマグカップ。よく見ると1つ1つ違う模様!
トランクスにも華ひらく。
他にも魅力的なグッズがたくさんあって悩みましたが、タオルとクリアファイルを買いました。大事にしよう。
気になっていたお店へ行ってみよう
良さげな雰囲気のお店です。しっぽりしております。
しっぽりした雰囲気の中、さっくりした苺ワッフルを優雅に頂きました。幸せ。
おかわり!
ということで次は4階のカフェウィーンへ。
そうらしいです。ウィーンに認められているらしいです。
そういえば今までウィーンについて考えた事ってあったかな。
ウィーンといえば何だろうか…音楽の都…ウィーン少年合唱団…ドリフの少年少女合唱団…志村けんのいっちょめいっちょめワーオ…股間から飛び出る白鳥…
ということで白鳥です。ウィーンをこじつけに利用してすみません。
注文したのは白鳥の器に入った美しいデザート、ピーチメルバ。
桃のコンポートとバニラアイス、ホイップ、ベリーソースのハーモニー!美味しかったです。幸せ。
どちらのお店もクラシカルで大人のカフェという感じでした。歩き疲れた体にとても優しかった。
あの場所を再訪しよう
■お惣菜屋さん
記事にも書いたお惣菜屋さん。あの時はカボチャ煮の試食を頂き、お話を聞かせてもらいました。
こんにちは、先日試食をもらった者です。あの時のお礼に…
今度はこんにゃくと昆布の試食をもらってしまった。うまい。
美味しかったのでしっかり買わせて頂きました。
今後は船橋西武で出店するという朗報を聞けて嬉しかったです。店員のおばちゃんとまた買いに行く約束をしました。
一緒にもらったショップカード。最終日仕様にグッとくる。
■全て満席のイス
館内にたくさんあった休憩用のイスは常に満席で、お年寄りによるイス取りゲーム状態になっていました。
三越さん!イスが足りない!もっとイスをください!
お花屋さんの棚がお年寄りのイスになってるから早く!
■ライオン像
桜を背負い、三越のハッピを着たライオン像。
そういえば閉店後のライオン像の行方が気になり、インフォメーションで尋ねてみましたが、行き先は不明とのことでした。別の店舗へ運ばれたりするのだろうか。
本当またどこかで会えたらいいな。
■寄せ書きボード
こちらは閉店8日前の寄せ書き。
最終日の寄せ書き。ぎっちり!
「お店が狭くて買いやすかったです」
そう、三越って丁度いいのよ。
ボードにはもう空白のスペースはないけど、寄せ書きをする人がひっきりなしに訪れていました。
素晴らしい。みんなキラキラしてました。
本当に今日で閉店してしまうのかと思うほど、エネルギッシュな1日でした。
来てよかった!
閉店翌日の様子を見に行った
正面メイン入口、閉店前。
閉店翌日。
看板等は営業終了後の夜に取り外したようです。
もともと老朽化の進んだ建物だったとはいえ、三越カラーの赤が無いとこうも物寂しい印象になるものなんですね。別の建物みたい。
気遣いのひさしも閉店後は骨だけの姿に。
ライオン像がいた場所もすっかりがらんどう。
三越のシンボルマークも無くなっていました。残った丸い跡が切ない。
翌日、三越だった建物を見て、閉店したことをようやく実感した気がします。寂しさの時間差アタック。
寂しいけれど、何かの歴史が終わる瞬間を目の当たりにする事ってそうそう無いし、それはとても貴重な経験だと思うので、こうして見届けたり、記事を書いて形に残せて本当に良かったと思いました。
長々と拙いレポートを読んで頂きありがとうございました!
それでは最後に、
勇気を振り絞ってセルフタイマーで撮った記念写真でお別れです。
深い溝が埋まった三越と私
以上です。