「みはし」という甘味処のあんみつが大好きで、同人誌をつくっている。
今年のはじめに作った1冊目の同人誌。
ガイドブック風だけど思想がたくさん入っているからほぼエッセイみたいな温度感だ。
同人誌ってこういうので良いの?! と不安になったけど、たくさんのかたに手に取っていただき、感想もいただけてすごく嬉しかった。
そもそも同人誌というものを作るのは初めてだった。
ブログやウェブ記事と違って、自分が書いたものが本の形をして実在しているのはすごく不思議だ。
自分で書いて発注してるのだからそれが印刷所から届くのは当たり前なのだけど、同人誌がつまった段ボールを開けた時は、今までにない高揚感で胸がいっぱいになった。
制作の興奮と販売の喜びを知ってしまったので、今回も9月のイベント「マニアフェスタ」にむけて2冊目の同人誌をつくることにした。
ウェブ記事をもとにしていた前回の同人誌は、どんな内容になるかはじめからある程度の形が見えていた。
ところが、2冊目はまっさらな状態からのスタートだった。
どうしたものかと悩んでいる時に、前回のイベントで出会ったお客さんとの会話をふと思い出した。
「え、あんみつの……同人誌なんですか?! 同人誌?!」
すごく驚いておられたので印象に残っている。
話を聞くと、どうやら「同人誌=すけべな本」だと思っていたらしい。
同人誌というワードにはそういうイメージもあるのか。確かにちょっと分かる気もする。
ちなみに個人の趣味で作る雑誌のことをZINEというらしいが、私の作った本は同人誌と呼んでいる。少し青くさい響きが良い。
それで、あんみつのすけべな本と言われた時に私は思ったのだ。
あんみつのすけべな本ってめちゃくちゃ良いじゃん! と。
2冊目の同人誌のイメージが決まった。同人誌っぽい同人誌を目指して作ろう。
同人誌第2弾は写真集、ポエム、マンガ
同人誌といえばマンガ、二次創作というイメージがあったので、ひとまずマンガに挑戦してみた。
実写を取り入れる試み
これが好きなキャラの二次創作に当たるのか、そもそも作者が登場していいのかとか諸々わからないことだらけだ。でも描くのは楽しかった。みはし君と海でイチャイチャできる日が来るとは。
そういえばマンガを描いて初めて気づいたのだけど、効果音を考えて足すのがなんだか恥ずかしかった。「ハッ」とか「スッ……」とか。文章を書く時にはない感覚。
表紙は心をこめて描いたフルーツクリームあんみつ。
あんみつの周りでモヤモヤしてるピンクのやつはスケベさの象徴。
スマホのお絵かきアプリを使って指で描いたので10時間ぐらいかかって大変だった。眼精疲労で目玉がぼよんぼよんになったけど、その分思い入れのある絵が描けたと思う。
肝心の中身は写真集っぽい感じになった。
胃袋におさめる前のあんみつをいろいろな角度からハァハァしながら撮ったセクシー写真が目白押しとなっている。
これは桜あんみつのページ
写真には私の想いをコメントとして添えております。ポエムに近い。
写真集っぽいと謳いつつ、爆発しそうな想いをしっかり文章で綴ったページ。全ページ合わせて5000~6000文字ぐらい。
という感じで全36ページ、漫画4ページ以外は全てフルカラー。販売価格は700円ぐらいで考え中でございます。
あと、どうしてもやりたかった缶バッジ。手描きあんみつで作ってみた。
ほぼ自分用な気がするけど、欲しかったからしょうがない。これをつければいつでも心にみはしのあんみつを置いておける……。
マニアフェスタで会いましょう
秋葉原で開催される「マニアフェスタ」にて、私は9/28(土)のほうに出展予定です。
同人誌と缶バッジを販売します。
同人誌第1弾も持っていくのですが、在庫が20冊弱しかないので売り切れるかもしれません。
イベントの売れ行き次第で通販も考え中です。
なにかご質問、ご希望などがあればツイッターにリプライください。
イベント全体の詳細は公式サイトをご参考にどうぞ!
マニアフェスタは「そんなマニアがいるの?!」というようなやばい人たちがわんさか出展してるので、私も今から楽しみです。
よければ遊びにきてください~
https://maniafesta.jp/vol-3-summary/