チーズナンに告白する

 

 

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チーズナンが好きだ

 

 

 

 

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みなさんはどうでしょうか。チーズナンのことをどう思ってますか?

 

 

 

 

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私はねえ、チーズナン大好き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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チーズナンとの初めての出会いは……もういつだったのか忘れてしまった。

 

 

 

 

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はじめはサグカレーとかバターチキンカレーを目当てにインドカレー屋へ行っていた。

それで、ある日なんとなく気まぐれでナンをチーズナンに変更したんだと思う。

 

  

 

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気がついたらチーズナンに目がない人になってしまった。

 

 

 

 

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チーズナンの日はどうしてもカレーが脇役になってしまう。カレーには申し訳なく思っている。

 

 

 

 

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カレーを注文しないでチーズナンだけ頼んだらいいのでは、と思うこともある。でも店員さんに「エッ?」って聞き返されるのが怖いからやったことはない。

  

 

 

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単品で頼みたいほどチーズナンが好き 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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私もしかしたらチーズナンが好きなんじゃ……?

そういう気持ちに気づいてからは、カレー屋で撮る写真が露骨にチーズナン中心になっていった。

 

   

 

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接写も増えた。チーズナンの迫力は私の顔面を引きつけて離さない。

 

 

 

 

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今日のチーズナンがどんな質感で、どんな色で、どんな香りなのか記憶に刻みこみたい。

 

 

 

 

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チーズナンの輝きをこの瞳に取りこみたい。

 

  

 

 

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チーズナンの湯気で顔面を保湿したい。

 

 

 

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チーズナンとゼロ距離で見つめ合う。

 

 

 

 

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このままだといつかチーズナンに顔面をつっこんでしまうかもしれない。

でもそれで構わない。

 

 

 

 

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だってチーズナンが好きだから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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チーズナンは好きだけど、特にこだわりがあるわけでもない。

どんな生地やチーズでもすべてを受け入れたいと思っている。

 

 

 

 

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粒感があってほんのり甘いチーズがはみ出すチーズナン

 

 

 

 

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色白の生地ときめ細かいチーズが魅力的な美人のチーズナン

 

 

 

 

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とろけたチーズが表面からもあふれ出し、地獄のように熱々のチーズナン

 

 

 

 

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チーズにまみれてびっしょびしょになってるチーズナン

 

 

 

 

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ゴルゴンゾーラのクセがすごいけど添えてあったハチミツをつけたら震えるほどおいしかったチーズナン

 

 

 

 

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ナンが包める許容量以上のチーズが出てきてウケちゃったチーズナン

 

すべてが愛おしい

  

 

 

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私はすべてのチーズナンを愛しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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子どもの頃に気がついたのだけど、プロセスチーズ(6Pチーズ)が苦手だ。あれを食べると頬から顎にかけてぞわぞわと鳥肌が立つのだ。

この症状はすべてのチーズに出るわけじゃなくて、甘みのあるチーズや熱で溶けたチーズは不思議と平気で、おいしく食べられる。

 

甘みのある、熱でとろけたチーズ。

 

そう、チーズナンだ。

運命だ。チーズナンと私の体質が呼応している。私はチーズナンと出会うために生まれてきたのかもしれない。

 

 

ああ、本当に…… 

 

 

 

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チーズナンが好き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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チーズナンのボリュームは長所であり短所だ。

頻繁に食べたいが、そうすると私の胃腸が壊れてしまうだろう。

 

 

 

 

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今日はチーズナンをいってやるぞ、と奮い立った特別な日に私はチーズナンをいく。
 

 

 

 

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本音をいえば4分の3ぐらいの量にしてほしい。残り4分の1カットが本当に苦しい。でも食べちゃう、おいしいから。

 

 

 

 

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チーズナンを食べてから迎える午後の業務はつらい。多幸感と満腹感にまみれて眠ってしまいそうになる。

チーズナンは私の体のなかで全く消化されないまま夜まで居座り、存在感を主張しつづける。

チーズナンを食べるとつらいことが多い。でもやめられない。

 

 

 

 

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だって好きなんだ、チーズナンが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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午前中からチーズナンの写真を整理したり文章を書くもんじゃない。

 

 

 

 

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頭のなかがチーズナンでいっぱいになってしまった。

 

 

 

 

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もうチーズナン以外のことを何も考えられない。頭がぼーっとする。

 

 

 

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最近、胃の調子が悪いのだけど、それどころではなくなってしまった。 

 

 

 

 

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きっと今日こそ「チーズナンをいってやるぞ」の日なんだろう。 

この思いをチーズナンにぶつけにいこう。 

 

 

 

 

 

 

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ランチにチーズナンを食べに来た。

だって私はおいしくチーズナンを食べるために生まれてきたし、午前中もチーズナンのことを想い続けてきたから。

 

 

それでチーズナンを食べ終わったら、改めて告白したいと思う。

 

 

 

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チーズナンが好きだ