とうとう丸亀製麺へ行く

恥ずかしながら、私は今まで丸亀製麺へ行ったことがない。

うどんという食べ物自体好みじゃなく、丸亀製麺は注文が難しそう、という単純な理由から、積極的に行く必要もないので行かなかった。

でもこの度、心境の変化があったのでブログに残しておきたい。 

 

最近よく丸亀製麺を見かける。というか気づいたら街中にめちゃくちゃある。丸亀製麺に包囲されて生活している気すらする。

こうも行く先々で目にすると、特別意識してるわけでもないのに、気になって仕方ない存在になってきた。

 

ある日、思い立って丸亀製麺の公式サイトからメニューを開いてみた。

 

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 ……どういうこと?

冷たいうどんか温かいうどんの2択じゃないらしい。釜揚げ、ぶっかけ、かけ、ざる…種類の多さに愕然としてしまった。

しかもうどんの種類によって温冷選べて、…いや、選べないのもある。愕然の追い討ち。

「かけうどん」と「ぶっかけうどん」の語感なんてほぼ一緒なのに、写真の姿は全くの別物に見える。というか「ぶっかけ」なのに、他のうどんよりぶっかかってないのはどういう要件なのか。

「釜揚げうどん」は釜で茹で揚げたうどんだと思う。これは自信がある。でも、だからなに?と思わざるを得ない。どのうどんも全部、釜で茹で揚げたものじゃないのか。

 

種類は無限だし、何もかもが未知だし、丸亀製麺が宇宙みたいなスケールに思えた。

気が付けば、うどんを好まない気持ちを忘れて、丸亀製麺に対して好奇心が止まらなくなっていた。

 

 

謎を解明しないままでは、いつまで経っても丸亀製麺へ行けない。調査しよう。

公式のメニューは混乱して何も頭に入ってこなかったので、別の解説サイトを探した。

 

 

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裏メニューとか裏ワザまとめがどっさり出てきた。そうじゃない。まだ宇宙服着てないから。惑星探索しちゃお!みたいな感じでうどんの遊びを教えられても、だから。

検索でヒットするのはアレンジものばかりで、基礎を紹介しているサイトはなかなか見当たらなかった。

私以外の人類はとっくにスペースシャトルに乗り込み、丸亀製麺へ到達しているらしい。いつの間にみんなそんな境地にいっちゃったのよ。

 

私はめげずに検索を続けた。ようやく基礎から細かに紹介する親切なサイトを発見し、丸亀製麺について猛勉強した。

知識を頭へ叩き込む為、メモ帳へ書き込んだ。

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メモ帳に宇宙が表れた。 脳で処理しきれない広がり方をしている。

宇宙は日々膨張しているという。だから丸亀製麺も膨張してるに違いない。だって広がりがすごいから。

 

調べることで疑問は解消されるかと思った。だけど実際は分からないことの方が増えてしまった。

完全に盲点だったのは味付け。うどんの種類によってつけ汁、濃口ダシ、ダシ醤油、ダシサーバーに入ったスープ?など使い分けるらしい。果たして初心者にうどんと汁のペアリングは可能なのか。あとどれが付属もので、セルフなのか分からない。

そしてダシサーバーとかいうかっこいいメカはどこにあるのか。「ダシサーバーがない店舗は、カウンターでダシが欲しい旨を直接伝える」の意味も分からない。ダシサーバー自体の形を知らないのに、あるかどうかを確かめるだなんて。無謀すぎる探索だよ。

トッピングの組み合わせの問題や、注文のシステム、作法も分からない。疑問はどんどん湧き出て尽きない。

 

自分にとってどのうどんがベストなのかも考えた。

そもそも私がうどんを好まない理由は、うどんの醍醐味「のどごし」と「コシ」にある。噛まずに飲み込むならコシいらなくない?と思ってしまう。口の中はもごもごするし、飲み込むタイミングつかめないし、うどんは疲れる。

そんな私が丸亀製麺のうどんとどう向き合えばいいのか。

 

…分からない。

 

こうなったら人に頼ろう、ということで、丸亀製麺経験者に相談に乗ってもらった。

「私に丸亀製麺を教えてほしい。うまく注文出来るか自信がない。」

するとこんな返事がきた。

「丸亀はすべてを受け入れてくれる。欲望をぶつければいいのさ。大丈夫、全てが見える。うどんの未来、かきあげの過去」

思った以上に達観した返答で怖くなった。かきあげの過去?

 

 

考えていても埒が明かないのかもしれない。

行ってみよう。知識が間に合わないなら、現場で体に叩き込むしかない。強行突破だ。

 

ということで6日後、経験者に付き添ってもらい丸亀製麺へ行ってきます。緊張する。