今日は七夕です。いかがお過ごしですか、もうお願い事の短冊は飾りましたか?
ところで七夕ってどうしてお願い事するんですかね。そもそも誰がお願い事を聞いてくれるんでしょうか。どこかの神様?
気になったので七夕の成り立ちについて調べてみたのですが、中国の伝記→日本なりにアレンジ→ついでに地方の神様も祀っとこ!という色々な要素の混ざった複雑な事情のようです。
短冊いじりの前フリに使お~っと位の軽い気持ちで調べて後悔しました。いやもう話長くて。
とりあえず簡潔に七夕の願掛けについてまとめると、
★織姫と彦星が無事会えるよう祈る
★織姫へ習い事や技術の上達をお願いする
★自然の神様へ豊作祈願をする
ということらしいです。何でもお願い事すれば良いってもんじゃないんですね。
でも個人的には七夕は何でも好きなようにお願い事をしてほしいと思っています。
なぜかというと、ストレートな思いをぶつけた短冊を見るのが好きだからです。特に欲望まる出しのとか最高です。
例えばこういうの。
いっぱい欲しいもんね、お金って。
プロセスは分かんないけど結果(お金)は欲しい。よく分かります。
このくらい直球だと清々しいですよね。いくら?大せいはいくら欲しいの?
雰囲気的には500円玉でめちゃくちゃ喜んでくれそう。大せいかわいい。
やられました。「お金がほしい」じゃなくて「金持ちになる」。
金持ちという職に就けばお金は後からついてくる、ということでしょう。
「早く」というところにも強い意志を感じます。ストレートながら隙のない願いに感動しました。
お金と同じくらい多い恋愛系のお願い事です。甘酸っぱくて良いですね。
どうかこの彼にかわいい彼女ができますように。
お付き合いがゴールじゃない。とにかく男を斬りまくりたい。そしてその勲章をくれ、と。
格が違いすぎてかっこいいとすら思ってしまいました。私もいつか言ってみたい。
とりあえずさっきの人をスカウトすれば多分みんなハッピー。
願いは願いでも嘆願もアリみたいです。 坊主よっぽど嫌なんでしょうね。
坊主じゃなければ良いっていう理論なら、結構叶いやすいお願い事のような気がします。がんばって頭髪を死守してほしい。
というように己の欲求をぶつけた短冊は、日本中にわんさか存在してるわけです。
織姫、彦星、どこかの神様も大変かと思いますが、手分けしてどうにか叶えていただきたいですね。
では最後に、お願い事ではないけどとても良かった短冊で終わりたいと思います。
用事ないのに連絡してくるタイプ
ありがとうございました。