新年明けてました、おめでとうございます。
今年のお正月は家族と一緒に祖母の家で過ごしました。
過ごしてて思ったんですけど「このベタさ、お正月ぽくていい!」とか「おばあちゃん家ってこうだった!」とか何だかやけに感動が多くて。改めて思い返してみると、成人してから家族や祖母とお正月を過ごすのは初めてでした。
というわけでベタなお正月に興奮してたくさん写真を撮ってしまったので、今回は私のおばあちゃん家をレポートしようと思います。
他人のおばあちゃん家のレポートを見て果たして楽しいのか分かんないですけど、私は楽しかったので書きます。その辺よろしくお願いします。
無限に出てくるごちそう
1人暮らし歴10年の私には眩しすぎるおせち料理の面々。
おばあちゃんも同じ1人暮らしのはずなのに、どうしてこんなに立派な寿司桶を持ってるの?小皿の数もすごいし。頼めば食器棚から無限に出てくるし。
テーブルの逆サイドから。
お刺身、かずのこ、かまぼこ、黒豆、漬物、ほうれん草の胡麻和え・・・ロールキャベツ!春巻き!若年層へのフォローも抜かりなし!
ちなみにこの場の平均年齢は51歳で、一番若かったのは兄嫁28歳。シャンメリーの需要ある?
と思いきや兄嫁がシャンメリーを1人で空ける勢いで飲んでて面白かったです。やっぱり若者にはシャンメリーで正解でした。
好評につき追加で春巻きを揚げるおばあちゃん。
「油は控え目、焼き付けて火を通すことでさっぱりした仕上がりになる」とのこと。
「人差し指はご近所の犬に噛まれた」とのこと。
「そのご近所さんから頂いたお詫びのメロンは仏壇の前に」とのこと。
(メロンか~。なら、いいな~)って一瞬思ってごめんねおばあちゃん。
大丈夫ですか?こういう感じでレポート続きますけど。
オリジナリティ溢れるインテリア
玄関のインテリアってその家の人の個性が出て面白いですよね。
さり気なく今年の干支である鳥アイテムを取り入れてるあたりに、おばあちゃんのセンスを感じました。
このあたりのミッションインポッシブルっぽさお気に入り。
本棚の上のインテリア。
美しい柄の和紙で折られた鶴や、お手製という造花が上品に飾られていました。手作りながら丁寧さに抜かりなし。
抜かりあった。たぶん先週ここでクリスマスパーティーやってる。ケーキの飾りとりあえず置いといてる。
おばあちゃんの「いらない物もとりあえず取っとく精神」、あれなんですかね。無性に愛おしい。
そういえば25年前位のこどもフォークもさらっと出してきました。
物持ちの良さすごい。重要文化財とかおばあちゃんに預けておきたい。
熱い手土産
ベランダへ呼び出されたので行ってみると、
物置スペースをゴソゴソするおばあちゃん
発砲スチロールの箱に入った大量の野沢菜の漬物が出てきました。房の状態の野沢菜初めて見た。
さっき食卓に並んでて美味しいなと思った漬物だったので、お土産にもらいました。やった。
Diorの袋もまさか野沢菜の漬物を入れられるとは思ってなかっただろう。
それにしてもおばあちゃん、Diorのアクセ誰かにもらったの・・・?
器用だけど雑
おばあちゃんは手先を使う細かい作業が好きで、家の中はおばあちゃんの手作り小物で溢れています。
作品の一部を見せてもらいました。
刺繍をほどこしたコースター。絵柄が渋くていい。
こちらは布の端切れを使ったコースター。
器用なんだけど何分大雑把な性格、下書きはせずフィーリングで布を切りながら形を決める手法らしい。
パイナップルの葉と実の幅がずれちゃってる辺りにおばあちゃんの豪快さを感じます。
さくらんぼです。金粉を誤嚥した肺じゃないです。
ハイビスカスです。 牛ハラミと鳥ムネ肉じゃないです。
ご近所の犬に噛まれた指です。
事あるごとに目がいってしまうよ。
あとあのお詫びのメロン持って帰っていい?だめ?
以上です。
大好きなおばあちゃん、いつまでも元気でいてほしい。