赤と青のLEDって動脈と静脈みたいだな~と思って撮った写真です。どうもこんばんは。
もうすぐクリスマスですね。街もすっかりイルミネーション一色に染まっています。
最近は派手で大がかりなイルミネーションイベントがたくさんあるので、今年のクリスマスはどこへ見に行こうか迷っている方も多いのではないでしょうか。
でも有名なスポットって大抵混みますよね。行ってみたら人ごみで見えなかったり身動きがとれなかったり、ただ体力を消耗して帰ってきた、なんて事もしばしば。
そんなだるい思いをせずに、もっと手軽にイルミネーションを楽しみたくないですか?
大丈夫です、あります。普段何気なく歩いてる町の景色の中にもイルミネーションはたくさん散らばっています。決して派手さはないけれど、慎ましく輝く様子はとてもロマンチック。しかも誰にも邪魔されずゆっくり鑑賞できるし最高。
ということで今回は町で見かけた慎ましいイルミネーションを慎ましくご紹介しようと思います。
よろしくお願いします。
個人宅イルミネーション
いきなり慎ましくなくてすみません。
2階だけ盛り上がりがすごい個人宅です。
個人宅イルミネーションは一度飾り始めたら最後、だんだんとエスカレートする傾向があるようなので、来年は1階や車庫の盛り上がりにも注目したいお宅です。
個人宅イルミは一軒家に限りません。マンションだって輝きます。
これぞ求めていた慎ましいイルミネーション。2本の光柱はまるで寄りそう恋人のよう。
一転してこちらは賑やかすぎる一角。ここだけバブル時代が再来しています。
天井を彩るミラーボール型のライトに目を奪われがちですが、外側に突出したベランダ部分の縁取りにも注目して頂きたいです。アウトラインをブイブイいわしています。
そんなバッチグーなイルミネーションに気分はアゲアゲ、実にヒューヒューですが、実際この部屋の隣には住みたくないですね。バブルの波、遮光カーテンつけ抜けてきそう。
吊りツリー
こういったタイプのものを吊りツリーと勝手に命名しました。
数本の電飾ケーブルでお手軽にクリスマスツリーも楽しめちゃう優れものイルミネーション。
上野のヨドバシカメラの巨大吊りツリーは圧巻でした。
ディズニーランドのすぐお隣、イクスピアリでも吊りツリーを見かけました。
しかしさすがイクスピアリ。ものすごい混雑。しかもこの写真を撮る為に幸せな顔をしたカップル達が捌けるまで5分くらい真顔で待機したので、今回の趣旨とは逸れてしまいました。慎ましいイルミネーションを鑑賞したいだけなのに何この気持ち?
いや、負けを感じてる場合じゃありません。次いってみよう。
ダイソーの吊りツリー。
これですよ。ダイソーを見上げる人はそういないのでゆっくり鑑賞できます。
青のLEDは心を安らかにさせてくれます。100円ショップでいらないものまでつい買ってしまう弱い心を、この吊りツリーを眺めることによって落ち着けられますね。
老人ホームの吊りツリー。
丁寧に作られたトップスターがかわいいです。
壁の掲示板にはものすごい保温する毛布やものすごい吸水力のタオルなどの情報も載っているので、遠くからツリーを眺めて良し、近くで掲示板を読んでも良しなお得なイルミネーション。
お店イルミネーション
ラーメン屋さんの看板にもイルミネーション 。
猛々しい毛筆と可憐な電球の温度差、たまりません。
画材額縁屋さんの店頭看板。
オシャレは足元から、と言わんばかりの装飾です。電飾ケーブルで看板全体を縁どらずに足元をぐるぐる巻きにするスタイルは珍しいのではないでしょうか。あえて型にハマらない装飾。売ってるものは額縁だけど世間の額縁にはハマらないぞ、そんな店長の思いが伝わってきます。
電飾ケーブルの長さが足りなくてこうなったんじゃ?という推測は無粋なのでやめてください。
そうきたか!と思わず唸ってしまったイルミネーション。
電飾ケーブルを巻きつける木が無ければプランターにファサッとかけてやればいい。
逆サイドに置かれたプランターもファサッとイルミされていました。
地元密着型の不動産屋さんならではの親しみやすさがイルミネーションにも出ています。
以上です。
みなさんも街中のイルミネーションを眺めて楽しいクリスマスをお過ごしくださいね。
それでは最後に私のお気に入りイルミネーションでお別れです。
通年イルミネーションを楽しめるラブホテルや駐車場の鑑賞もおすすめ。