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婚活パーティーに行ってまた婚活せずに帰ってきた話

行った

初めての婚活パーティーで斜に構えすぎて無婚活に終わった者です。こんにちは。

その無婚活パーティーから半年、ありがたいことにまた友達の旦那さんから婚活パーティーのお誘いを頂きました。

こんな私になんというお優しいお気遣いでしょうか。結婚してください。

 

そんなわけで婚活パーティーの思い出を綴っていこうと思います。

なお主観視点の荒い文章ですので少々酔うことがあるかもしれません。ご心配な方はトラベルミンをご用意ください。

よろしくお願いします。

 

 

 

 

出発の朝

 

2回目の参加だけあって 、気持ちに余裕があるように感じる。前回は現地に到着するまでめちゃくちゃ緊張したなぁ。今となっては懐かしいあの緊張感。

とか思ってたら、いつも朝食をがっつりたいらげる元気な胃袋がキリキリと痛む。何も食べられずに家を出発。緊張ってまず胃にくるよね。

 

電車に乗ったところでおなかが空き始めた。というか鳴り始めた。

「うぅ~うわぉう~」

致命的なのは私のおなかから漏れる音が志村けんの声とそっくりなところだ。もしパーティー中に志村が鳴き始めようものなら、私の婚活は一瞬で終わるだろう。

慌てて乗り換えの駅でサンドイッチを買って胃に押し込んだ。

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いちごホイップサンドうまぁ~

おしぼりに描かれた熊と同じ表情になった。甘い物は心を落ち着かせるね。

 

 

 

 

到着

 

前回、集合時間ぴったりに着き孤独に過ごした経験を生かして、やや遅めに到着。私、成長してる。

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今回の会場はキッチンスタジオ。婚活×料理という試みらしい。

小学校の時の調理実習みたいなイメージだろうか。婚活うんぬんより普通に楽しそう。婚活うんぬんって思ってる時点で逃げ腰なのは否めない。あれ、私、成長していないのか。

 

受付で名札とエプロンを借りて身支度を済ませ、パーティー開始までキッチンの様子を眺める。

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将来はこんなキッチンのある家に住みたい、と誰もが思う広々設計。旦那様候補の方々、何卒こういうマイホームをよろしくお願いします。

 

用意された丸椅子へ適当に座ると、隣の椅子に男性が。

くる、会話くるぞ。初対面同士手さぐりのフワフワタイムがくるぞ。私はひと呼吸おいて男性に挨拶をした。

フワフワタイム中、男性の「ぷ~ちょろ」と書かれた名札が目に入った。

また男性の顔に視線を戻す。全然ぷ~ちょろ顔じゃない。ぷ~ちょろ顔がそもそもどうあるべきかは分からないけど、少なくとも語感的にぷ〜ちょろにはくだけたお調子者であってほしい。

ところがどうだろう、目の前に座っているぷ~ちょろは超真面目そう。膝の上で拳をグーにして座ってるし、顔は西郷隆盛に似てる。

なんでぷ~ちょろなんだろう。西郷隆盛似にぷ~ちょろは無い。100歩譲って、ご~もりだ。西郷隆盛似のご~もり。これはありだ。

そのあとぷ〜ちょろとは何か雑談をした気がするけど、ぷ~ちょろご~もりを頭で反芻してて内容を覚えていない。婚活しろ。

 

 

 

 

料理開始

 

パーティー主催者からの挨拶が終わり、いよいよお料理開始。

メニューは決まっていて、唐揚げ、アヒージョ、サラダ、そしてサンドイッチ。

わーなんで朝サンドイッチ食べてきちゃったかなぁ!と素直に思った。食べ物のこととなると素直になれる。不思議だね。

 

キッチンは2部屋あり、唐揚げとアヒージョ担当の料理上級者班と、サラダとサンドイッチ担当の料理初級者班に分かれることになった。

迷わず初級者班に行く。ハードルなんて低い方が下手に転ばなくていいんだから。

初級者班は全員そういう思想の持ち主なのもあって、気楽に料理は進む。

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玉ねぎを切る方向は繊維に沿って?繊維を断ち切るように?トマトは輪切りとくし切りどっちにする?

と大勢でワーワー言いながら料理するのはすごく楽しかった。

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私は茹で卵を剥き終って、殻だらけの手を洗おうとシンクの前へ。

汚れた手でうまく蛇口をひねる方法を見つけるのにしばらく固まっていると、横から男性がさっと蛇口をひねってくれた。

これは!ドラマチック!と思った。これは女性が惚れるスマートさだ!と。

ただそう思うと何だか身構えてしまい、

「優しさ高ポイント~ふぅ~」

と訳のわからないポイントをゲットした旨を男性に伝えていた。恥ずかしい。ふぅ~ってなんだ。

 

 このように男性と会話をする度に、恋の始まる予感を意識するせいか何だか疲れてしまった。女の子とサンドイッチのつまみ食い合戦をしてる方が楽しい。

いや、これではいけない!と思い立って、足りない食器を調達する係に徹した。2箇所のキッチンをせわしなく行ったり来たり、これなら誰も私に話かける隙はないだろう。そう、私は逃げ出したのだ!

 

ちなみに料理中一番楽しかったのは、友達の旦那さんのエプロンが小さすぎてミニスカになってるのを発見した時。 

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すごくよかったけど、ミニスカエプロンを恥じらう友達の旦那さんに恋の要素はゼロ。婚活しろ。

 

 

 

 

実食

 

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 テーブルの上に揃った豪華な料理を前にして全員のテンションが上がった。

特に唐揚げやアヒージョから漂う食欲を刺激する香りはたまらなく、料理上級者班の高等なテクニックがうかがえる。結婚してください。

 

大勢で料理を囲み実食。自分たちで作った料理はもちろん美味しかった。お酒もグイグイすすむ。

でも忘れちゃいけない、これは婚活パーティー。作って食べて星3つです!チューボーですよをしてる場合じゃない。まず誰かと会話しないと。

私のいたテーブルは、私以外に女性3人と男性1人という構成。アンバランスだけど面白そうだから男性1人を囲み取材するように会話を進めてみた。

住んでいる場所、出身地、年齢、職業など定型の質問が済んだ後に、好みの女性のタイプの質問を切り込む。

男性は女性4人に囲まれて恥ずかしそうな、困ったような様子で

「特にこれっていうタイプはないですね、好きになった人によるっていうか・・・。(女性4人に向けて)みなさんもそれぞれ素敵ですし!」

 パーフェクトな回答が返ってきてしまった。誰も傷つけず、かつ女性をときめかせる大人な回答が。この人モテ男だ。

私はお手本のような回答に感心すると同時に、心の奥底で(コショウ足りなくない?)と思っていた。本当に欲しいのはピリリとひとスパイス効いた回答だった。

「そこをあえて言うなら、どういうタイプの女性がいいんですか!」

と酔っ払い気味で調子をこく私。うぜぇ~。もし逆の立場だったら「君以外の女性がタイプだよ」って答えると思う。

でも大人な男性は「強いて言うなら・・・気遣いできる人?」と答えてくれた。やはりモテ男は違う。気遣いのできない私と全然違う。

そんなデキるモテ男っぷりにだんだん腹が立ってきた。

とにかく酒に酔った脳みそが「コショウが足りない!」と繰り返し叫んでいたせいで、気づくと

「グラス空ですね、次なに飲みます?!サラダ取りましょうか?唐揚げもありますよ!」

と男性に食ってかかっていた。

【好みのタイプを質問して、答えた瞬間にその好みのタイプを演じまくる】というキャバ嬢にやるとウケるやつをやっていた。恥ずかしい。死ぬ。

はっと我に返り他の女性の様子をうかがうと、隣の女の子はおなかを押さえて笑ってくれていた。え、やだ、すごい好き。

この後も何を言っても笑ってくれる女の子を見て思ったことがあった。

結婚したい、と。いつも隣で笑ってくれる君と一生を共にしたいんだ、と。

これこそ求められている理想の女性像。何を言っても面白いって笑ってくれる女性ってすごく素敵じゃないの。

そう気づいた途端、隣の女の子がとてもまぶしく思えた。そしてすごく勉強になった。隣の女の子ありがとう。結婚してください。

 

 

 

 

携帯の故障

 

理想の女性像に気づいたちょうどその時、携帯が壊れた。何をしても電源が立ち上がらず画面は真っ暗なまま。

婚活で携帯が使えないのははっきり言って致命的だ。連絡先の交換ができなければ今後の発展も何もない。

焦った。焦ったけど、もう携帯が使いものにならないと分かった瞬間、不思議と肩の力が抜けて心も軽くなった。今日は婚活できないけど仕方ないか~ツイてないな~(笑)と思った。

このあたりでようやく自覚する。私、婚活に向いてないんだ!

 

 

 

 

2次会

 

2次会はボーリングへ。30人ほどの大所帯。各レーンに4,5人ずつランダムに振り分けられることに。

同じレーンになったのは、理想の女性像の子(嬉しい)、男性はメガネの方と、ハーフの方、合計4人。

婚活から解放され開き直った私は、ボウリング中思う存分ヤジを飛ばした。すごく楽しい。婚活中ならヤジなんて飛ばせないもんね。婚活中じゃなくてよかった~とまで思ってた。完全に迷惑な存在だっただろうな。

ゲームが進むにつれみんなのボーリングレベルが分かってきて、中でもハーフの彼は群を抜いて下手なのが浮き彫りに。5本倒せばいい方、みたいな。

全員で一生懸命ハーフの彼を応援した。ハーフの彼も始めこそ、チクショー!的な悔し元気を振りまいていたけど、回を重ねるにつれ、明らかに元気が無くなっていく。励ましが追いつかないよ、どうしよう。

2、3本倒してはトボトボと席へ戻ってくるのを繰り返すハーフの彼。空気は重く、かなり深刻。

その深刻さから表情には陰影がかかり、最初は平井賢くらいの彫の深さだった顔も、最終的にはハリウッド級の凹凸にまで掘り進められていた。正直、どんどん顔の堀が深くなっていく様子はめちゃくちゃ面白かった。

理想の女性像の子にこっそり(ほら、堀がまた深くなったよ・・・!)と耳打ちしたら笑ってくれた。やっぱ君のことすごい好きだ。

 

 

 

3次会

 

夜6時すぎ、3次会は居酒屋の流れだったけど、携帯の修理のため離脱。

軽い足取りで1人電車へ。あー1日楽しかった!

 

 

 

 

まとめ

 

前回を上回る無婚活っぷりでした。びっくりした。でも大勢で遊ぶのは楽しかったから、大勢で遊ぶサークルとかに入りたいと思いました。

パーティーに参加された方々、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。楽しもうという気持ちはあるんです。だから多分また行きます。すいません。

 

以上です。