地元のびっくりドンキー

 

びっくりドンキーが好き。

どこが好き?全部好き。大好きすぎてたまに見に行っちゃう。

お店の中には入らずに外から眺めるんです。周囲にほんのりと漂う肉汁臭に包まれながら「本当、いいよなぁー」って浸るんです。

 

びっくりドンキーってハンバーグはもちろんのこと、外観やお店の雰囲気が最高なんですよね。

コンセプトとしてアメリカンオールドカントリー調に統一はされていますが、外観は店舗によって様々。

煙突を何本も生やした廃材工場風の店舗、クッパの砦みたいな形の石造りの店舗なんかすごくかっこいい。

内装も店内の天井からカヌーが丸々ぶらさがってたのを見た時は驚いたし、葉っぱの蔦だらけでジャングル状態のお店も素敵でした。

そう、びっくりドンキーアミューズメントパークなんです。ワクワクせずにはいられない。

 

さてびっくりドンキーの熱さが伝わったところで、先日のお話。

 

いつものようにびっくりドンキーの様子を見に行った時のことです。向かったのは子供の頃からお世話になっている地元の店舗。

上記でいかにお店の雰囲気が素敵かを熱めに書いたばかりですが、この地元の店舗についてはかなりの地味系。

今年の始めに修復工事があり、工事が終わった頃見に行ってみると、入口にでかでかとあった「びっくりドンキー(!がひときわ主張してるやつ)」の大きな看板は無くなり、屋根の装飾も取り外され、ライトアップも最低限の数に減っていました。

入口の周りの花壇はそのまま残ったものの、パッと見、ちょっとでかめの誰かの家なんですよね。

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 誰んち?

 それでも私にとっては、昔から通っているびっくりドンキー。このまぎれもない愛は変わりません。

いつものように店舗周辺をうろうろしていると、路上の片隅であるものに目を奪われました。

 

 

 

 

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コンクリートブロック1個分の主張

 

 見た瞬間、ハッと口をおさえました。

(いつから?いつからあった、この案内は・・・!)

動揺しつつも写真に収めようとかがんだ瞬間、

 

 

 

 

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この先20mは明らかに目視できる距離だということに気づいてしまいました。

 

あまりの地味さに腰をやられ、ふらふらとお店の方面へ戻る途中。

 

 

 

 

 

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10m地点でもコンクリートブロック1個分の主張が

 

 

 

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目視できるっていうか、もはや丸見えの域。

アレンジを加えたバージョンのフォントなのも、もう・・・!

 

地味な外観に地味な案内板、こんな主張の薄いびっくりドンキーが他にあるでしょうか。ああ、いじらしい、今すぐ強めに抱きしめたい。

 

 近々、食べに行かないと。

シーハーハーサラダと、エッグバーグディッシュ(マヨネーズ追加)と、いちごミルクと、純なパフェ(旧:メリーゴーランド)をフルコースでキメよう。

そう固く誓ったのでした。

 

以上です。