婚活バスツアーレポート(1)

始まりは1通のメルマガでした。

 

f:id:oni-gawara:20170131120302p:plain

「恋旅ツアー」

件名にあった見慣れない単語に目が止まり、思わず詳細をクリック。

 

 

f:id:oni-gawara:20170131163755p:plain

 

どうやら旅行と婚活を同時に体験できるツアーらしい。すごい。

「旅先の開放感や吊り橋効果で出会いの大チャンス!いつの間にか恋の魔法にかかってしまうかも~☆」

謳い文句もすごい。アバンチュールのノリで婚活をやるなんて!

旅行自体は楽しくなるのか、どういう参加者とどんな恋の魔法にかかってしまうのか?気になったらもう止まりません。

好奇心に火が着き、さっそく「婚活バスツアー」を検索。

ヒットした様々なツアーの中でも気になったのは「みんなで楽しく踊りながらほうとうを作ろう!」プラン。30~40歳の男女が小麦粉の上で和気あいあいとツイストを踊るらしい。ゾクゾクします。何なんだ、その世界は。楽しいんですか!

ほうとうツイストは上級すぎて無理だけど、見ていたら婚活バスツアーに行ってみたくなりました。

ということで勇気を出して参加してきましたよ。

日光東照宮参拝+いちごスイーツビュッフェ+湯葉料理」婚活バスツアーです。

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

準備運動

 

当日は集合時間より早めに到着し、朝食がてらイメトレに励みました。

f:id:oni-gawara:20170130195519j:plain

準備したアイテムです。

筆記用具とメモ帳。

のど飴。トークタイムに備えて喉を労わるのと、「アメ食べます?」と媚を売る2つの役割を担なっております。

最後にやる気の象徴、栄養ドリンク。

f:id:oni-gawara:20170130153848j:plain

やるぞ!

 

目標も決めました。

以前の婚活パーティーでは「恋の予感を察すると逃げ回る」というコソ泥のような行動をとってしまったので、その反省を生かそうと思います。

 

目標【心をオープンにして、広く交流を持とう】

露骨な表現にすると【愛嬌を振りまいて、大勢にモテたい】です。

やるぞ!

 

 

 

 

 

バスについて

 

f:id:oni-gawara:20170130193342j:plain

いわゆる大型観光バスでした。あいのりのラブワゴンみたいな外観じゃなくて良かった。

 

 

 

 

参加者について

男性19人、女性21人。

年齢30代限定だったので極端なジェネレーションギャップもなく、その点では話しやすかったです。

女性はみなさんOL風で落ち着いた印象、男性は大いに個性を発揮されていた印象でした。

 

 

 

 

カード類について

 ■プロフィールカード

f:id:oni-gawara:20170130203422j:plain

バスに乗って一番最初にするのがプロフィールカードの記入です。

トークタイム中はお互いのプロフィールカードを交換するので、話のきっかけになるとても重要なカードですね。

私は氏名の欄へ苗字だけ記入したのですが、他の参加者は全員フルネームを書いていました。栄養ドリンクまで飲んで気合入れたのに、スタート地点ですでに心開けてなかった。びっくりした。

 

 

 

■印象確認カード

全員と自己紹介が終わった時点で提出します。誰と良い感じなのか途中経過を把握できるカードです。

f:id:oni-gawara:20170130205933j:plain

好印象だった異性の番号に〇をつけ提出し、集計後、自分に好印象を持ってくれた人の番号にマーカーがついて戻ってきます。〇とマーカーが重なると両想いですね。

 

 

 

 ■カップリングカード

ツアーの最後に提出する告白カードです。

f:id:oni-gawara:20170130195118j:plain

■アプローチカード

気になった人へメッセージや連絡先を書いて渡すという昭和のやり方が恥ずかしすぎて絶対無理と思ったカードです。

 

 

 

 

 

走り出すバス、動き出す婚活

 

f:id:oni-gawara:20170202144601p:plain

 

スケジュールだけを見ると観光やグルメがメインのように思えるのですが、実際はバスの移動中に一番エネルギーを使いました。

特に行きの日光に着くまでの4時間は大変でした。バスにいる間は相席になった男性とのトークに励まないといけません。これが非常に精神を削られます。

 

 

 

 

お見合い回転ずし

 

全員と話をするのにバス内で席替えをします。

窓際の席に女性、通路側の席に男性が座り、隣席の人とトーク。3分過ぎたら、男性は後ろの席へ移動してトーク、と男性が順に回っていくシステム。

これが噂に聞くお見合い回転ずしか!と感動したものですが、初対面3分間探り合い勝負を繰り返す内に(あれ、私、今、何をしてるんだっけ?)と意識を放り出しそうになりました。

お見合い回転ずしか~新鮮なネタがどんどん流れてくるんだろうなウケるな~位の気持ちでいると死にます。

 

 

 

 

チェックシート

 

19人の顔と名前、話した内容を忘れないようにトーク中のメモはしっかり取るように心がけました。

 

f:id:oni-gawara:20170130202820j:plain

急いで書いたから平仮名がたくさん踊ってる。恥ずかしい。

 

後で見返した時に分かるよう印象を通信簿と同じ5段階評価でつけておきました。

やってみて思ったんですけど、人を評価して数字で表すのって気が引けますね。

f:id:oni-gawara:20170130202825j:plain

⑤=結婚したい

④=また話したい

③=何も思わない

②=もう話したくない

①=やばい

 

気が引ける割にしっかり②が多い。

 

 

④また話したい人の例

f:id:oni-gawara:20170130202823j:plain

ペニンシュラのマンゴープリンは絶品と聞いて書いたメモ。ねぇもっと教えてスイーツのこと。

 

 

 

 

①やばい人の例

f:id:oni-gawara:20170130202822j:plain

「ボーリングで はかい行為」

「ム」は無理の「ム」です。ボーリング場で破壊行為をする人は無理です。

 

 

 

サービスエリアに駐車した時のお見合い回転寿司。

外にも出ず、男女みっちみちに詰まった大型バスの中で何してるんだろう。

ちょいちょい我に返る瞬間が婚活バスツアーにはあります。

f:id:oni-gawara:20170130153851j:plain

 

目的地の日光まで4時間、男性19人と話し終えました。

愛嬌を振りまいて大勢にモテるという目標を達成したいが為、全身からポジティブな要素をかき集めて愛嬌をふりまき、最後の一滴まで絞りきりました。

まだ観光前だというのにポジティブも口内もカラッカラです。

帰りたい。スーパーでお惣菜買って帰って寝たい。

 

 

レポート(2)へ続きます。

本物の成人になりたかった

20歳、成人を迎えてから十数年経ちました。

毎年、成人の日が来る度に思います。本当に私は成人しているの?と。

もちろん肉体は悲しいほど大人になっていますが、問題は精神の方です。10代の頃とさほど変わってない気がします。

理想の大人像をあげるなら「心にゆとりがある。無駄がない。音で表すならシュッとしている。」こんなイメージ。どう考えても今の私とは遠くかけ離れた存在です。

ということで本物の成人になりたい32歳、成人らしさを追求して成人の日を過ごしました。主におやつの食べ歩きです。

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

成人らしいクレープとは

まずはクレープ屋さんへ行きました。甘党としてはたまらないおやつです。

 

f:id:oni-gawara:20170110230006j:plain

夢みたいなクレープのサンプル。きれいだよ。

 

 

f:id:oni-gawara:20170110225950j:plain

 夢みたいなメニュー。

 

 

f:id:oni-gawara:20170110225959j:plain

ケーキやアイスクリームのリッチ系クレープ。中身溢れそう。見てるだけで興奮してしまいます。

 

 

f:id:oni-gawara:20170110225954j:plain

トッピングもたくさん追加したい。

 

でも今日は本物の成人になる日。クレープへの欲望は捨て、成人が頼むべきクレープはたった一つです。

 

f:id:oni-gawara:20170118160154j:plain

バターシュガー。

一切の無駄がない。私にとって未知の存在です。

皮のうまみを知った時、人は大人になる!確信と共にバターシュガーを注文しました。

 

f:id:oni-gawara:20170110230022j:plain

初めてのバターシュガー。

店員さんから受け取った瞬間、驚きました。 

 

 

f:id:oni-gawara:20170110230026j:plain

 え?どこまでが紙?

 

 

f:id:oni-gawara:20170110230033j:plain

驚異の薄さ。

今日日だいたいのモノには薄さを求められてるけど、クレープにも薄さへの挑戦が?

包み紙の余りまくった痩せたクレープが悲しすぎて心がへこみました。

大人になるって悲しい。

 

 

f:id:oni-gawara:20170117164308j:plain

 

f:id:oni-gawara:20170117164322j:plain

悲しみのせいで昔のクレープとの思い出がよぎってしまいました。忘れてください。

 

  

 

 

 

成人らしいアイスクリームとは

  

続いてサーティワンへ。

 f:id:oni-gawara:20170110230108j:plain

 

f:id:oni-gawara:20170110230120j:plain

おすすめフレーバーはレッツ!ドーナツブレイク。ドーナツの入ったアイス、興味深いです。

 

 

f:id:oni-gawara:20170118171636j:plain

ごろっとした具が最高のラインナップ。この度はアイスにチーズケーキを入れて頂き誠にありがとうございます!

 

という気持ちをいったん落ち着けて、一番成人に見合うアイスを選びます。

 

 

f:id:oni-gawara:20170110230126j:plain

オレンジソルベ。

混じり気なしのオレンジ具合に正直腹立ってくるんですけど、サーティワンで頼む人いるんでしょうか。ただの凍ったオレンジジュースよ?360円で生のオレンジ3個買った方が良くない?

 などと憤ってしまうのはお子様です。大人にはシンプルが一番いいんですから。

 

f:id:oni-gawara:20170110230138j:plain

見てください。太陽の恵みがぎゅっと詰まったオレンジを食べているかのようなオレンジソルベを。

 

f:id:oni-gawara:20170110230143j:plain

ぎゅっと詰まりすぎてリフトアップし甲斐のない質感も見てください。

 

  

f:id:oni-gawara:20170123150821g:plain

味はそのまんまシャビィだったので、シャビィもどうぞ。

 

 

 

 

 ウィンターホワイトチョコレートトゥインクルツリー、ロックンボールチョコレート

f:id:oni-gawara:20170117164313j:plain

憤りと共にクリスマスに食べたウマイ三連星がよぎってしまいました。忘れてください。

 

だんだん辛くなってきました。

悲しみも怒りも乗り越えてまで成人になる意味ってなに・・・?

 

 

 

 

 

 

成人らしいミスタードーナツの過ごし方とは

 

最後はミスタードーナツへ。

f:id:oni-gawara:20170110230200j:plain

 

f:id:oni-gawara:20170110230209j:plain

f:id:oni-gawara:20170110230216j:plain

定番のポンデリング、チョコファッション大好きです。というかドーナツなら何でも好きです。

 

 

ミスドで成人らしさを見せるにはどうしたら良いか考えました。

 

f:id:oni-gawara:20170110230638j:plain

ドーナツなしコーヒーのみ。

たまたま目についたミスドでコーヒーだけ引っ掛けてサッと帰る、余裕のある大人。クールでかっこいい。という答えにたどり着きました。

 

 

f:id:oni-gawara:20170110230239j:plain

そういえばドーナツ買わなくても、キャンペーンカードって貰えるんですね。

 

 

f:id:oni-gawara:20170110230323j:plain

新商品の情報を余すことなく載せてるトレ―チラシは危険です。

 

 

f:id:oni-gawara:20170110230250j:plain

ドーナツを食べていないので、Myドーナツ選挙の選挙権もありません。

ドーナツなしの丸腰でミスドにいたら、外堀から責められて心がズタズタにされました。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

成人になるってストレスがすごい。

 

そういえば友達に上記の3つの話をして、「大人になるってこういうことだよね」と同意を得ようとしたところ、

「そもそも大人ってクレープ屋行かなくない?」と言われてしまいました 。

本当だ。

 

 

以上です。

 

 

 

お正月のおばあちゃん家の楽しみ方

新年明けてました、おめでとうございます。

 

今年のお正月は家族と一緒に祖母の家で過ごしました。

過ごしてて思ったんですけど「このベタさ、お正月ぽくていい!」とか「おばあちゃん家ってこうだった!」とか何だかやけに感動が多くて。改めて思い返してみると、成人してから家族や祖母とお正月を過ごすのは初めてでした。

というわけでベタなお正月に興奮してたくさん写真を撮ってしまったので、今回は私のおばあちゃん家をレポートしようと思います。

他人のおばあちゃん家のレポートを見て果たして楽しいのか分かんないですけど、私は楽しかったので書きます。その辺よろしくお願いします。

 

 

 

 

無限に出てくるごちそう

 

f:id:oni-gawara:20170105231227j:plain

1人暮らし歴10年の私には眩しすぎるおせち料理の面々。

おばあちゃんも同じ1人暮らしのはずなのに、どうしてこんなに立派な寿司桶を持ってるの?小皿の数もすごいし。頼めば食器棚から無限に出てくるし。

 

 

f:id:oni-gawara:20170106153853j:plain

テーブルの逆サイドから。

お刺身、かずのこ、かまぼこ、黒豆、漬物、ほうれん草の胡麻和え・・・ロールキャベツ!春巻き!若年層へのフォローも抜かりなし!

 

f:id:oni-gawara:20170106153842j:plain

シャンメリー

 

ちなみにこの場の平均年齢は51歳で、一番若かったのは兄嫁28歳。シャンメリーの需要ある?

と思いきや兄嫁がシャンメリーを1人で空ける勢いで飲んでて面白かったです。やっぱり若者にはシャンメリーで正解でした。

  

 

 

好評につき追加で春巻きを揚げるおばあちゃん。

f:id:oni-gawara:20170105231240j:plain

「油は控え目、焼き付けて火を通すことでさっぱりした仕上がりになる」とのこと。

 

 

f:id:oni-gawara:20170105231247j:plain

「人差し指はご近所の犬に噛まれた」とのこと。

 

 

f:id:oni-gawara:20170106161657j:plain

「そのご近所さんから頂いたお詫びのメロンは仏壇の前に」とのこと。

(メロンか~。なら、いいな~)って一瞬思ってごめんねおばあちゃん。

 

 

大丈夫ですか?こういう感じでレポート続きますけど。

 

 

 

 

オリジナリティ溢れるインテリア

 

f:id:oni-gawara:20170105231109j:plain

玄関のインテリアってその家の人の個性が出て面白いですよね。

さり気なく今年の干支である鳥アイテムを取り入れてるあたりに、おばあちゃんのセンスを感じました。

 

f:id:oni-gawara:20170105231118j:plain

このあたりのミッションインポッシブルっぽさお気に入り。

 

 

 

本棚の上のインテリア。

f:id:oni-gawara:20170105231153j:plain

美しい柄の和紙で折られた鶴や、お手製という造花が上品に飾られていました。手作りながら丁寧さに抜かりなし。

 

f:id:oni-gawara:20170105231159j:plain

抜かりあった。たぶん先週ここでクリスマスパーティーやってる。ケーキの飾りとりあえず置いといてる。

おばあちゃんの「いらない物もとりあえず取っとく精神」、あれなんですかね。無性に愛おしい。

 

f:id:oni-gawara:20170105231347j:plain

そういえば25年前位のこどもフォークもさらっと出してきました。

物持ちの良さすごい。重要文化財とかおばあちゃんに預けておきたい。

 

 

 

 

熱い手土産

 

ベランダへ呼び出されたので行ってみると、

f:id:oni-gawara:20170105231255j:plain

物置スペースをゴソゴソするおばあちゃん

 

f:id:oni-gawara:20170105231314j:plain

発砲スチロールの箱に入った大量の野沢菜の漬物が出てきました。房の状態の野沢菜初めて見た。

さっき食卓に並んでて美味しいなと思った漬物だったので、お土産にもらいました。やった。

 

f:id:oni-gawara:20170105231325j:plain

Diorの袋もまさか野沢菜の漬物を入れられるとは思ってなかっただろう。

それにしてもおばあちゃん、Diorのアクセ誰かにもらったの・・・?

 

 

 

 

器用だけど雑

 

おばあちゃんは手先を使う細かい作業が好きで、家の中はおばあちゃんの手作り小物で溢れています。

作品の一部を見せてもらいました。

 

f:id:oni-gawara:20170105231410j:plain

f:id:oni-gawara:20170105231402j:plain

刺繍をほどこしたコースター。絵柄が渋くていい。

 

 

こちらは布の端切れを使ったコースター。

f:id:oni-gawara:20170105231426j:plain

器用なんだけど何分大雑把な性格、下書きはせずフィーリングで布を切りながら形を決める手法らしい。

パイナップルの葉と実の幅がずれちゃってる辺りにおばあちゃんの豪快さを感じます。

 

f:id:oni-gawara:20170105231451j:plain

さくらんぼです。金粉を誤嚥した肺じゃないです。

 

f:id:oni-gawara:20170105231457j:plain

ハイビスカスです。 牛ハラミと鳥ムネ肉じゃないです。

 

f:id:oni-gawara:20170105231503j:plain

ご近所の犬に噛まれた指です。

事あるごとに目がいってしまうよ。

あとあのお詫びのメロン持って帰っていい?だめ?

 

 

 

以上です。

大好きなおばあちゃん、いつまでも元気でいてほしい。

 

フリマでお得に買い物しよう

f:id:oni-gawara:20161225171707j:plain

先日、散歩中に偶然フリーマーケットを見かけました。

そういえばフリマって今までしっかり見る機会なかったかも、ということでちらっと様子見。

 

f:id:oni-gawara:20161225171723j:plain

衣類、ぬいぐるみ、ストッキングも売ってる。

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161225171733j:plain

豊富なおもちゃ類。お子さん大きくなって不要になったのかな。

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161225171742j:plain

SAMURAI JAPANのクリアファイルのすぐ隣にキャベツスライサー。

地面に直置きされてるけどピンクのネットは売り物?

こういう雑多な陳列もフリーマーケットの魅力のひとつなのかもなぁ。

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161225171752j:plain

いくら何でも雑多すぎ。

毛穴パックとかパッケージ開いちゃってるけどいいの?

 

 

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161225171826j:plain

手書きのプライスは味があっていいですね。かわいいネ サラ。

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161225171803j:plain

かっこいいネ クツ

こちらのお店、「かわいいネ」と「かっこいいネ」シリーズの商品が熱かったです。

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161225171817j:plain

きれいな柄なのか、きれいな保存状態なのかは聞けなかった。

 

 

いやぁ、フリマなめてました。どこもかしこも掘り出し物ばっかりじゃないですか。

ということで気になるものを色々買ってみたのでご紹介します。

 

 

 

 

 

 

オマケしてもらったお買い得品

 

 

f:id:oni-gawara:20161225171752j:plain

先ほどのヤベェカゴの中から見つけ出しました。

 

f:id:oni-gawara:20161225171914j:plain

ギターの弦。お店のおじさんにお値段を尋ねたところ、最初は520円の半額でしたが100円でいいよ!とオマケしてもらいました。

やったーヤベェカゴに手ぇつっこんだ甲斐あったー!

 

 

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161225172044j:plain

テニスラケット?のキーホルダー100円。50円にオマケしてもらいました。

 

おしゃれなウィンブルドンのケースを外すと

f:id:oni-gawara:20161225172058j:plain

ラケットが鏡とクシに早変わり。

激しいラリー中は髪の乱れが気になるもの。そんな時に使いたいアイテムですね。

 

f:id:oni-gawara:20161225172105j:plain

スーパースペシャ

 

 

 

 

 

 

お得な詰め合わせ

f:id:oni-gawara:20161225172115j:plain

このセット内容でなんと150円。お得すぎませんか?いいんですか?

 

 

気になる内容は

f:id:oni-gawara:20161225172125j:plain

まずは、ありがとうの気持ちから。こちらこそありがとう。ノベルティにありがとう。

 

 

f:id:oni-gawara:20161225172212j:plain

氷河期に閉じ込められたみたいな恐竜。

 

 

f:id:oni-gawara:20161225172134j:plain

貝殻のストラップ2組。彼氏とお揃いでぶら下げたい。

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161225172144j:plain

マウスに似た何かの器具?なんだろう。

 

f:id:oni-gawara:20161225172157j:plain

裏返すとスケルトンボディの内部にブラシ。なに?

 

f:id:oni-gawara:20161225172205j:plain

突起をスライドすると飛び出すブラシ。で、なに?

 

 

f:id:oni-gawara:20161225172835g:plain

おもて面のバネ。いや、だからなんなの? 

本当に使い方が分からない。なんの道具ですかこれ。

 

 

 

 

 

 

 

懐かしキャラクターグッズ

 

f:id:oni-gawara:20161225171944j:plain

ジップロックに入ってると途端に警察の押収物みたいになります。

ところでこのメガネの人、名前なんですか?

思い出せなくてつい買ってしまいました。カウントダウンTVのメガネ君だと思ってたけど違った。懐かしさしか思い出せないこの人誰ですか。

 

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161225172002j:plain

1991年のまるちゃん。そうだ、昔のちびまる子ちゃんのイラストって脇に猫かウサギ描かれてるイメージある。懐かしいですね。

 

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161225172012j:plain

押収物その2。元々包装してあるのにさらにジップロック

12年前のリプトンに付いてた景品みたいです。

 

 

f:id:oni-gawara:20161225172023j:plain

ディレクターミッキーと仲間たち つながるマスコット。

他のキャラクターと縦に繋げるとストラップに。

 

f:id:oni-gawara:20161225172028j:plain

この先誰ともつながれないと思うと、プルートのおどけた表情が悲しく見えますね。

 

 

 

 

 

 

 

最安値の品

 

一番安い物は10円でした。しかも10円商品って探すと結構あって、上のプルートも10円商品の中のひとつ。 すごいよフリマ。

 

 

f:id:oni-gawara:20161225183807j:plain

スピーカースタンド(紙)。今まで買った物にはなかった使えそうなパッケージについ手がのびてしまいました。使うのかな。

 

 

f:id:oni-gawara:20161225183819j:plain

押収物その3。

 

f:id:oni-gawara:20161225211826j:plain

プリングルズのおじさん、なぜか相撲の行司とトルコ兵の組み合わせ。 

というかトルコ兵の方、後付けじゃない?

 

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161225183835j:plain

指輪のケースのみ10円。

もう何でもありかよ!ってテンション上がって勢いで買ってしまいました。

買う時にお店の人が「こちらケースだけですが・・・?」って小声で言ってて面白かったです。売る側も一か八かで売ってました。

心配してたお店の人の為にも、いつかこのケースに素敵な指輪を入れる日が来るよう頑張ります。

 

 

以上です。

いやぁ良い買い物できてとても満足です。

 

 

 

 

 

 

それでは最後に取り急ぎやった件でお別れです。

  

f:id:oni-gawara:20161225214130g:plain

 

f:id:oni-gawara:20161225214458j:plain

思ったよりしっくり収まりました。

慎ましいイルミネーションを楽しむ

f:id:oni-gawara:20161219173740j:plain

赤と青のLEDって動脈と静脈みたいだな~と思って撮った写真です。どうもこんばんは。

 

もうすぐクリスマスですね。街もすっかりイルミネーション一色に染まっています。

最近は派手で大がかりなイルミネーションイベントがたくさんあるので、今年のクリスマスはどこへ見に行こうか迷っている方も多いのではないでしょうか。

でも有名なスポットって大抵混みますよね。行ってみたら人ごみで見えなかったり身動きがとれなかったり、ただ体力を消耗して帰ってきた、なんて事もしばしば。

そんなだるい思いをせずに、もっと手軽にイルミネーションを楽しみたくないですか?

大丈夫です、あります。普段何気なく歩いてる町の景色の中にもイルミネーションはたくさん散らばっています。決して派手さはないけれど、慎ましく輝く様子はとてもロマンチック。しかも誰にも邪魔されずゆっくり鑑賞できるし最高。

ということで今回は町で見かけた慎ましいイルミネーションを慎ましくご紹介しようと思います。

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

個人宅イルミネーション

f:id:oni-gawara:20161216115425j:plain

いきなり慎ましくなくてすみません。

2階だけ盛り上がりがすごい個人宅です。

個人宅イルミネーションは一度飾り始めたら最後、だんだんとエスカレートする傾向があるようなので、来年は1階や車庫の盛り上がりにも注目したいお宅です。

 

 

 

 

個人宅イルミは一軒家に限りません。マンションだって輝きます。

f:id:oni-gawara:20161216115324j:plain

 

f:id:oni-gawara:20161216115334j:plain

これぞ求めていた慎ましいイルミネーション。2本の光柱はまるで寄りそう恋人のよう。

 

 

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161216115527j:plain

一転してこちらは賑やかすぎる一角。ここだけバブル時代が再来しています。

天井を彩るミラーボール型のライトに目を奪われがちですが、外側に突出したベランダ部分の縁取りにも注目して頂きたいです。アウトラインをブイブイいわしています。

そんなバッチグーなイルミネーションに気分はアゲアゲ、実にヒューヒューですが、実際この部屋の隣には住みたくないですね。バブルの波、遮光カーテンつけ抜けてきそう。

 

 

 

 

 

吊りツリー

 

f:id:oni-gawara:20161219094632j:plain

こういったタイプのものを吊りツリーと勝手に命名しました。

数本の電飾ケーブルでお手軽にクリスマスツリーも楽しめちゃう優れものイルミネーション。

上野のヨドバシカメラの巨大吊りツリーは圧巻でした。

 

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161216115358j:plain

ディズニーランドのすぐお隣、イクスピアリでも吊りツリーを見かけました。

しかしさすがイクスピアリ。ものすごい混雑。しかもこの写真を撮る為に幸せな顔をしたカップル達が捌けるまで5分くらい真顔で待機したので、今回の趣旨とは逸れてしまいました。慎ましいイルミネーションを鑑賞したいだけなのに何この気持ち?

いや、負けを感じてる場合じゃありません。次いってみよう。

 

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161216115411j:plain

ダイソーの吊りツリー。

 

f:id:oni-gawara:20161216115418j:plain

これですよ。ダイソーを見上げる人はそういないのでゆっくり鑑賞できます。

青のLEDは心を安らかにさせてくれます。100円ショップでいらないものまでつい買ってしまう弱い心を、この吊りツリーを眺めることによって落ち着けられますね。

 

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161216115341j:plain

老人ホームの吊りツリー。

丁寧に作られたトップスターがかわいいです。 

壁の掲示板にはものすごい保温する毛布やものすごい吸水力のタオルなどの情報も載っているので、遠くからツリーを眺めて良し、近くで掲示板を読んでも良しなお得なイルミネーション。

 

 

 

 

 

お店イルミネーション

  

f:id:oni-gawara:20161216115507j:plain

ラーメン屋さんの看板にもイルミネーション 。

猛々しい毛筆と可憐な電球の温度差、たまりません。

 

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161216115458j:plain

画材額縁屋さんの店頭看板。

オシャレは足元から、と言わんばかりの装飾です。電飾ケーブルで看板全体を縁どらずに足元をぐるぐる巻きにするスタイルは珍しいのではないでしょうか。あえて型にハマらない装飾。売ってるものは額縁だけど世間の額縁にはハマらないぞ、そんな店長の思いが伝わってきます。

電飾ケーブルの長さが足りなくてこうなったんじゃ?という推測は無粋なのでやめてください。

 

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161216115437j:plain

そうきたか!と思わず唸ってしまったイルミネーション。

電飾ケーブルを巻きつける木が無ければプランターにファサッとかけてやればいい。 

 

f:id:oni-gawara:20161216115443j:plain

逆サイドに置かれたプランターもファサッとイルミされていました。

地元密着型の不動産屋さんならではの親しみやすさがイルミネーションにも出ています。

 

 

 

 

 

 

以上です。

みなさんも街中のイルミネーションを眺めて楽しいクリスマスをお過ごしくださいね。

 

 

 

それでは最後に私のお気に入りイルミネーションでお別れです。

  

f:id:oni-gawara:20161216115210g:plain

  

f:id:oni-gawara:20161216114803g:plain

 

通年イルミネーションを楽しめるラブホテルや駐車場の鑑賞もおすすめ。

 

 

一度仕事をサボってみたかった

平日の真っ昼間からサボってるサラリーマンって超かっこいい。

例えば校舎の屋上で授業をサボる不良少年を思い出してください。映画や漫画ならだいたい主役だし、決まってクールでかっこいいじゃないですか。その不良少年の延長線上にいるのがサボりサラリーマンだと思うんです。世間からのあぶれ者はかっこいいの法則です。

 いつでも捜しているよ、どっかに君(サラリーマン)の姿を。向かいのホーム、路地裏の窓、こんなとこにいるはずもないのに。ファミレス、CD屋、サウナ、車の中、こんなとこにいるはずもないのに、いるから憧れちゃうよ。

というわけで私も社会人として一度は平日昼間からサボりをキメてみたい!という夢を叶えるべく、先日実行してきました。

ちなみに平日に有給休暇を取りました。本当に仕事をサボる勇気はありません。

前置き長くなりましたが、要は平日休みに仕事をサボってる雰囲気を出しながら外をぶらぶらしてきた話ですね。

それではよろしくお願いします。

 

 

 

 

まずはスーツ

 

f:id:oni-gawara:20161213110221j:plain

普段スーツを着ない仕事のため、就活以来12年ぶりのスーツです。あとはコスプレの時に着ました。今回もコスプレみたいなものですけど。

やっぱりスーツを着ると気持ちに張りがでますね。よーし、はりきってサボるぞー!

 

 

 

 

公園へ

 

f:id:oni-gawara:20161213110232j:plain

休日は親子連れでにぎわっている広い公園です。平日の昼間は誰ひとりいません。

 

f:id:oni-gawara:20161213110239j:plain

サボり社会人の特等席、公園のベンチ。

リストラされたんじゃないですよ、仕事をサボっているんですよ。

 

 

 

住宅街を通ります。

f:id:oni-gawara:20161213110251j:plain

どう?私仕事サボってる不良社会人だけどどう思う?とすれ違った中学生に声をかけたい気持ちをぐっと堪えます。

 

 

 

今度は遊具のある公園に到着。

f:id:oni-gawara:20161213110300j:plain

遊具なつかしいな、思い切って遊んじゃおっかな!

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161213110308j:plain

 

f:id:oni-gawara:20161213110322j:plain

明日にも仕事やめそう。サボりの中でも末期のサボり。

ただベンチに座っているよりも背徳感は格段に上でしたので、とても気持ちよかったです。

 

 

 

f:id:oni-gawara:20161213110333j:plain

忘れ物のサッカーボールを拾いました。

 

f:id:oni-gawara:20161213110345j:plain

サッカー部のマネージャー時代思い出しちゃうな。あの頃に戻りたい。あの頃入ってたの情報処理部だけど。

 

 

 

 

川へ

 

田舎の素朴な川沿いを歩きます。

 

f:id:oni-gawara:20161213110425j:plain

生えてるだいたいのものは茶色です。

 

一面のススキ野原。

平和で、きっと何のドラマも起こらない風景。

f:id:oni-gawara:20161213110442j:plain

 

 

f:id:oni-gawara:20161213110433j:plain

専用ガレージ付きヴィンテージカーを見かけました。しぶい。

 

 

 

しばらく歩くと、見晴らしの良い開けた道に出ました。

f:id:oni-gawara:20161213110458j:plain

 

これは背徳感チャンスと確信したので、ここで写真を一枚。

 

f:id:oni-gawara:20161213110508j:plain

何なんですかね、なんで私はスーツ姿でこの田舎道に立っているんですかね。自分でもよく分からなくなってきました。側から見たらもっとよく分からないに違いありません。

 

f:id:oni-gawara:20161213110514j:plain

あと後ろを通りすがったおじさんにめちゃくちゃ見られてました。時間差背徳感。

 

 

 

 

 

駅へ

 

川沿いから離れ、駅へ向かいます。

途中で強力なサボりアイテムを入手しました。

 

f:id:oni-gawara:20161213110526j:plain

太陽の元、スーツ姿でストロングゼロ。

ものすごく悪いことをしてる気がします。これよ、この感覚がほしかった。

 

 

 駅のホームでもキメてみました。

f:id:oni-gawara:20161213110533j:plain

ああ子どもが見てる。ゾクゾクする。

 

 

 

 

 

 

仕上げはネットカフェへ

 

サボり社会人の定番の場所でゴールです。

f:id:oni-gawara:20161213110542j:plain

 

f:id:oni-gawara:20161213110549j:plain

全く疲れてない私を包み込んでくれるマッサージシート。

 

f:id:oni-gawara:20161213110555j:plain

仕事もせずマッサージシートに身を委ねながら漫画を読む、これ以上に贅沢な大人の遊びってあります?よく考えてみてください、結構あると思いますよ。

 

 

以上です。

余ってるから何となく取った有給ってみんな何して過ごしてるんですかね。

 

 

 

 

婚活パーティーに行ってまた婚活せずに帰ってきた話

初めての婚活パーティーで斜に構えすぎて無婚活に終わった者です。こんにちは。

その無婚活パーティーから半年、ありがたいことにまた友達の旦那さんから婚活パーティーのお誘いを頂きました。

こんな私になんというお優しいお気遣いでしょうか。結婚してください。

 

そんなわけで婚活パーティーの思い出を綴っていこうと思います。

なお主観視点の荒い文章ですので少々酔うことがあるかもしれません。ご心配な方はトラベルミンをご用意ください。

よろしくお願いします。

 

 

 

 

出発の朝

 

2回目の参加だけあって 、気持ちに余裕があるように感じる。前回は現地に到着するまでめちゃくちゃ緊張したなぁ。今となっては懐かしいあの緊張感。

とか思ってたら、いつも朝食をがっつりたいらげる元気な胃袋がキリキリと痛む。何も食べられずに家を出発。緊張ってまず胃にくるよね。

 

電車に乗ったところでおなかが空き始めた。というか鳴り始めた。

「うぅ~うわぉう~」

致命的なのは私のおなかから漏れる音が志村けんの声とそっくりなところだ。もしパーティー中に志村が鳴き始めようものなら、私の婚活は一瞬で終わるだろう。

慌てて乗り換えの駅でサンドイッチを買って胃に押し込んだ。

f:id:oni-gawara:20161130173312j:plain

いちごホイップサンドうまぁ~

おしぼりに描かれた熊と同じ表情になった。甘い物は心を落ち着かせるね。

 

 

 

 

到着

 

前回、集合時間ぴったりに着き孤独に過ごした経験を生かして、やや遅めに到着。私、成長してる。

f:id:oni-gawara:20161130173320j:plain

今回の会場はキッチンスタジオ。婚活×料理という試みらしい。

小学校の時の調理実習みたいなイメージだろうか。婚活うんぬんより普通に楽しそう。婚活うんぬんって思ってる時点で逃げ腰なのは否めない。あれ、私、成長していないのか。

 

受付で名札とエプロンを借りて身支度を済ませ、パーティー開始までキッチンの様子を眺める。

f:id:oni-gawara:20161130173326j:plain

将来はこんなキッチンのある家に住みたい、と誰もが思う広々設計。旦那様候補の方々、何卒こういうマイホームをよろしくお願いします。

 

用意された丸椅子へ適当に座ると、隣の椅子に男性が。

くる、会話くるぞ。初対面同士手さぐりのフワフワタイムがくるぞ。私はひと呼吸おいて男性に挨拶をした。

フワフワタイム中、男性の「ぷ~ちょろ」と書かれた名札が目に入った。

また男性の顔に視線を戻す。全然ぷ~ちょろ顔じゃない。ぷ~ちょろ顔がそもそもどうあるべきかは分からないけど、少なくとも語感的にぷ〜ちょろにはくだけたお調子者であってほしい。

ところがどうだろう、目の前に座っているぷ~ちょろは超真面目そう。膝の上で拳をグーにして座ってるし、顔は西郷隆盛に似てる。

なんでぷ~ちょろなんだろう。西郷隆盛似にぷ~ちょろは無い。100歩譲って、ご~もりだ。西郷隆盛似のご~もり。これはありだ。

そのあとぷ〜ちょろとは何か雑談をした気がするけど、ぷ~ちょろご~もりを頭で反芻してて内容を覚えていない。婚活しろ。

 

 

 

 

料理開始

 

パーティー主催者からの挨拶が終わり、いよいよお料理開始。

メニューは決まっていて、唐揚げ、アヒージョ、サラダ、そしてサンドイッチ。

わーなんで朝サンドイッチ食べてきちゃったかなぁ!と素直に思った。食べ物のこととなると素直になれる。不思議だね。

 

キッチンは2部屋あり、唐揚げとアヒージョ担当の料理上級者班と、サラダとサンドイッチ担当の料理初級者班に分かれることになった。

迷わず初級者班に行く。ハードルなんて低い方が下手に転ばなくていいんだから。

初級者班は全員そういう思想の持ち主なのもあって、気楽に料理は進む。

f:id:oni-gawara:20161130173336j:plain

玉ねぎを切る方向は繊維に沿って?繊維を断ち切るように?トマトは輪切りとくし切りどっちにする?

と大勢でワーワー言いながら料理するのはすごく楽しかった。

f:id:oni-gawara:20161130173344j:plain

 

私は茹で卵を剥き終って、殻だらけの手を洗おうとシンクの前へ。

汚れた手でうまく蛇口をひねる方法を見つけるのにしばらく固まっていると、横から男性がさっと蛇口をひねってくれた。

これは!ドラマチック!と思った。これは女性が惚れるスマートさだ!と。

ただそう思うと何だか身構えてしまい、

「優しさ高ポイント~ふぅ~」

と訳のわからないポイントをゲットした旨を男性に伝えていた。恥ずかしい。ふぅ~ってなんだ。

 

 このように男性と会話をする度に、恋の始まる予感を意識するせいか何だか疲れてしまった。女の子とサンドイッチのつまみ食い合戦をしてる方が楽しい。

いや、これではいけない!と思い立って、足りない食器を調達する係に徹した。2箇所のキッチンをせわしなく行ったり来たり、これなら誰も私に話かける隙はないだろう。そう、私は逃げ出したのだ!

 

ちなみに料理中一番楽しかったのは、友達の旦那さんのエプロンが小さすぎてミニスカになってるのを発見した時。 

f:id:oni-gawara:20161201171834j:plain

すごくよかったけど、ミニスカエプロンを恥じらう友達の旦那さんに恋の要素はゼロ。婚活しろ。

 

 

 

 

実食

 

f:id:oni-gawara:20161130173353j:plain

 テーブルの上に揃った豪華な料理を前にして全員のテンションが上がった。

特に唐揚げやアヒージョから漂う食欲を刺激する香りはたまらなく、料理上級者班の高等なテクニックがうかがえる。結婚してください。

 

大勢で料理を囲み実食。自分たちで作った料理はもちろん美味しかった。お酒もグイグイすすむ。

でも忘れちゃいけない、これは婚活パーティー。作って食べて星3つです!チューボーですよをしてる場合じゃない。まず誰かと会話しないと。

私のいたテーブルは、私以外に女性3人と男性1人という構成。アンバランスだけど面白そうだから男性1人を囲み取材するように会話を進めてみた。

住んでいる場所、出身地、年齢、職業など定型の質問が済んだ後に、好みの女性のタイプの質問を切り込む。

男性は女性4人に囲まれて恥ずかしそうな、困ったような様子で

「特にこれっていうタイプはないですね、好きになった人によるっていうか・・・。(女性4人に向けて)みなさんもそれぞれ素敵ですし!」

 パーフェクトな回答が返ってきてしまった。誰も傷つけず、かつ女性をときめかせる大人な回答が。この人モテ男だ。

私はお手本のような回答に感心すると同時に、心の奥底で(コショウ足りなくない?)と思っていた。本当に欲しいのはピリリとひとスパイス効いた回答だった。

「そこをあえて言うなら、どういうタイプの女性がいいんですか!」

と酔っ払い気味で調子をこく私。うぜぇ~。もし逆の立場だったら「君以外の女性がタイプだよ」って答えると思う。

でも大人な男性は「強いて言うなら・・・気遣いできる人?」と答えてくれた。やはりモテ男は違う。気遣いのできない私と全然違う。

そんなデキるモテ男っぷりにだんだん腹が立ってきた。

とにかく酒に酔った脳みそが「コショウが足りない!」と繰り返し叫んでいたせいで、気づくと

「グラス空ですね、次なに飲みます?!サラダ取りましょうか?唐揚げもありますよ!」

と男性に食ってかかっていた。

【好みのタイプを質問して、答えた瞬間にその好みのタイプを演じまくる】というキャバ嬢にやるとウケるやつをやっていた。恥ずかしい。死ぬ。

はっと我に返り他の女性の様子をうかがうと、隣の女の子はおなかを押さえて笑ってくれていた。え、やだ、すごい好き。

この後も何を言っても笑ってくれる女の子を見て思ったことがあった。

結婚したい、と。いつも隣で笑ってくれる君と一生を共にしたいんだ、と。

これこそ求められている理想の女性像。何を言っても面白いって笑ってくれる女性ってすごく素敵じゃないの。

そう気づいた途端、隣の女の子がとてもまぶしく思えた。そしてすごく勉強になった。隣の女の子ありがとう。結婚してください。

 

 

 

 

携帯の故障

 

理想の女性像に気づいたちょうどその時、携帯が壊れた。何をしても電源が立ち上がらず画面は真っ暗なまま。

婚活で携帯が使えないのははっきり言って致命的だ。連絡先の交換ができなければ今後の発展も何もない。

焦った。焦ったけど、もう携帯が使いものにならないと分かった瞬間、不思議と肩の力が抜けて心も軽くなった。今日は婚活できないけど仕方ないか~ツイてないな~(笑)と思った。

このあたりでようやく自覚する。私、婚活に向いてないんだ!

 

 

 

 

2次会

 

2次会はボーリングへ。30人ほどの大所帯。各レーンに4,5人ずつランダムに振り分けられることに。

同じレーンになったのは、理想の女性像の子(嬉しい)、男性はメガネの方と、ハーフの方、合計4人。

婚活から解放され開き直った私は、ボウリング中思う存分ヤジを飛ばした。すごく楽しい。婚活中ならヤジなんて飛ばせないもんね。婚活中じゃなくてよかった~とまで思ってた。完全に迷惑な存在だっただろうな。

ゲームが進むにつれみんなのボーリングレベルが分かってきて、中でもハーフの彼は群を抜いて下手なのが浮き彫りに。5本倒せばいい方、みたいな。

全員で一生懸命ハーフの彼を応援した。ハーフの彼も始めこそ、チクショー!的な悔し元気を振りまいていたけど、回を重ねるにつれ、明らかに元気が無くなっていく。励ましが追いつかないよ、どうしよう。

2、3本倒してはトボトボと席へ戻ってくるのを繰り返すハーフの彼。空気は重く、かなり深刻。

その深刻さから表情には陰影がかかり、最初は平井賢くらいの彫の深さだった顔も、最終的にはハリウッド級の凹凸にまで掘り進められていた。正直、どんどん顔の堀が深くなっていく様子はめちゃくちゃ面白かった。

理想の女性像の子にこっそり(ほら、堀がまた深くなったよ・・・!)と耳打ちしたら笑ってくれた。やっぱ君のことすごい好きだ。

 

 

 

3次会

 

夜6時すぎ、3次会は居酒屋の流れだったけど、携帯の修理のため離脱。

軽い足取りで1人電車へ。あー1日楽しかった!

 

 

 

 

まとめ

 

前回を上回る無婚活っぷりでした。びっくりした。でも大勢で遊ぶのは楽しかったから、大勢で遊ぶサークルとかに入りたいと思いました。

パーティーに参加された方々、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。楽しもうという気持ちはあるんです。だから多分また行きます。すいません。

 

以上です。